(1)関東大震災と朝鮮人虐殺事件(2003年9月2日)

少しこれについて興味を持ったので、真相を調べてみたいと思います。特に「6000人」という虐殺の数は正確な情報なのかどうか(予告)。まぁ、数百人、あるいは数十人レベルでも虐殺があったとしたらそれは虐殺なので、その「6000」という数字はどこから、あるいはいつから出て来た数字なのか知りたいところ。まさか阪神大震災の被害者の数字に合わせて出て来た最近の数字ということはないと思いますが…。
ネットだと、だいたいこんな感じ。
↓〈関東大震災-朝鮮人虐殺から80年〉 今も残る民族差別、蔑視意識作り出す(朝鮮新報 2003.7.15)
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/j-2003/j05/0305j0715-00001.htm


犠牲者は約6600人と言われるが、日本政府はいまだに虐殺の事実認定すらしていない。
数字の根拠は不明。虐殺の事実認定というのはどのようなことかも不明なんですが、この数字を認めることが「認定」なんでしょうか。
関東大震災80年ミニパネル展示「描かれた朝鮮人虐殺」
http://www.40net.jp/~kourai/home/shinsai.htm

朝鮮人虐殺」については、虐殺された人数というもっとも基本的な歴史的事実さえ明確ではなく、公的発表の200余人説から、現在の研究史で常識といわれている6600人余まで、その犠牲者数には様々な説がある。
これも資料・史料の名が明記していないので「現在の研究史で常識といわれている」といわれても、それは誰による研究史なのか不明。
関東大震災下の朝鮮人虐殺 犠牲者6000人以上
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/tyousen3.htm

 1923年9月1日、関東地方南部に大地震が発生しました。地震の被害は、東京・横浜を中心に死者・不明者10万4千人以上、こわれたり焼失した家屋は55万5千戸をこえたと言われています。
 この地震の最中、6000人をこえる朝鮮人の人々が殺されるという大虐殺事件が起きました。日本の侵略によって生活を奪われ、日本に渡ってきた朝鮮人(1万数千人が居住)が犠牲となったのです。
どうも、半島の人と左寄りの人のサイトは、事実の検証にはあまり役に立たないことが分かりました。
掲示板ではこんな数字も。
http://www.egroups.co.jp/message/kaientai_master/467

関東大震災時の虐殺については司法省調査書によれば、死者233名、
重傷15名、軽傷27名、計275名。誤殺日本人死者58名、重傷13名、
軽傷18名、誤殺中国人死者3名、重傷5名とあり、内務省警保局の調査
(大正12年9月1日以降ニ於ケル警備措置一班)
朝鮮人の死者231名、誤認日本人死者59名としています。
しかし、朝鮮総督府官憲が”詳細に調査した結果”朝鮮人の被害者は832名
とし、その調査に基づき震災時に死亡したり行衛不明となった朝鮮人の遺族
には一人付き200円宛の慰謝金を贈り、地方官をして懇に遺族を慰問せしめ
ましたが、その人員は830名で弔慰金総額は16万6千円でした。
こうした歴史的事実があります。

しかし、表に出るのは氷山の一角ですので、少なく見積もっても1000人以上
が虐殺されたと考えられます。

「表に出るのは氷山の一角ですので」という部分以下の飛躍には納得いかないですが、832名という数字がいつ、どのようにして6000名になったのか、ますます知りたくなりました。