ブックマーク・RSSから(2006/09/15)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。
ミラーサイトとのアクセスバランスがあまりよくないので、元ネタリンクしていただけるようなら以下のところにお願いします。
愛・蔵太の少し調べて書くblog(今のところ、あちらのほうをこちらより少し早く更新するようにしています)


Dance wiTh ant-Lion:読書記(『遺伝子の川/リチャード・ドーキンス』)


・ミツバチは「オレイン酸」に反応し、ゴミだと認識して埋めてしまう(実験で仲間のハチにオレイン酸をつけたら、ハチは仲間を無理やり埋めようとする)
↑『遺伝子の川/リチャード・ドーキンス』の感想として。

Dance wiTh ant-Lion:雑記(『田尻智 ポケモンを創った男』ほか)


太田出版の「田尻智 ポケモンを創った男」を読了。以前読んだ田尻智著の「新ゲームデザイン」を読んだ際には、この人はクリエイター系の人だと感じたんだけども、今回の本を読むとクリエイター側というよりもプロデューサー・経営者的な面が強い感じを受けた。まぁ、要するにどっちもできる人ってことなのかな。まさに天才。
↑クリエイターとプロデューサーについて。

DESIGN IT! w/LOVE:顧客が企業にアウトソーシングしていたものが返還されはじめている


「お客様は単なる、そして、大切なパートナーです」にいただいたコメントの返信としても書きましたが、「お客様が神様でなくなる」ということは、これまで客側が企業にやってもらっていたことをセルフサービスでやるようになるということだと思います。企業にアウトソーシングしていた製造やサービス的な部分を、自分の側に引き寄せるようになるんだと思います。ある意味でこれは、マルクスが「搾取」と呼んだ顧客から企業へのアウトソーシングの対象が再び顧客の側の作業として返還されてきているのではないでしょうか?
↑要約すると「顧客はつらいよ」の時代か。

不連続な読書日記:休日の読書事情──『数学的にありえない』ほか


金曜の夜、ひさしぶりの衝動買いでアダム・ファウアー『数学的にありえない』上下(矢口誠訳,文藝春秋)を購入し、これも随分ひさしぶりの一気読みで土曜一日をしっかりと棒にふった。「徹夜必至の超高速超絶サスペンス!」とか「ここに前代未聞のアイデアを仕込んだジェットコースター・サスペンスが幕を開ける」とか「前代未聞、徹夜必至の物語のアクロバット。記念すべき第1回《世界スリラー作家クラブ新人賞》受賞作」とか、まあ仰々しい売り言葉がたっぷりとちりばめられている。
↑読んでみたいと思っていた本ですが、そんなにほめてばかりもいないので注意が必要です。

いのうぇブログ:中古ギターの話


一転、愛想良く豹変した店主は、ポジションマークを接着すべく工作しながら、さまざまに中古楽器の世界の話をしてくれました。これがまあスンゲー面白くて、一人で楽しんでおくのも勿体無い@嘉田由紀子滋賀県知事と思われますので、皆様にも開陳すべく、ここに記すものであります。
↑中古ギターの店主が語る販売の裏事情。確かにとても面白かったのです。

blue marbleのマテリアル・ワールド:release the sunshine


昔は、よく若いヒッピーのカップルを題材にした恋愛映画があったりしました。派手な格好でロックやフォークを聴く若いカップルを大人たちは白い目で見ている。愛し合う2人は、それでも「ラブ&ピース」と叫んで家を出て行くんですが、そのうち食えなくなったりケンカをしたりして。やがて、男は就職し、女は別の男と結婚し、いつしか離れ離れ、みたいな苦いラスト。
↑そんな映画に合いそうなのが、「the folklordsの「rerease the sunshine」('69)」だそうです。

ner式:『朝まで生テレビ!』感想


下村満子の壮絶な戦争体験には、神経が針金でできているような論客諸氏もさすがに色を失った。実際、たいへんにリアリティを感じさせる戦争秘話だった。ご存知の通り、あのスタジオでパネリスト全員を黙らせるのは並大抵のことではない。「すわ、今日は下村女史の一人勝ちか?」という空気も一瞬流れた。ところがどっこい、ぬらりひょんみたいな顔をした親米保守岡崎久彦がすかさず乗り込んできて、個人の体験で大局的な歴史を語るのはイクナイ、と一蹴。「この冷血動物めが!」と最初は思ったのだけれど、その後の展開の中で岡崎氏が、「評価をくだすのは常に後世の歴史家である」といって、現在生きている日本人による戦争の総括を無意味と位置づける(少なくとも田原総一朗はそう受け取った)発言をしたとき、ああ、一本筋の通った歴史観を持っているんだなと納得した。
↑戦争について語るのは難しいですねぇ。

おかか1968」ダイアリー:YouTubeで見る「ロシアピアニズム」


先日発売された「エスクァイア」誌の9月号は、トレンド雑誌としては珍しくクラシック音楽を大特集したことで話題になりました。中でも「ロシアピアニズム」特集は、一時期私が旧ソ連のピアニストたちを好んで聴いていたこともあり、興味深く拝見いたしました。
↑ロシアのピアニストの画像(動画)が見られるリンク集です。

words from Keibunsha:ミッドナイトムービー


僕が『エル・トポ』や『ピンク・フラミンゴ』を初めて観た10代の頃、すでにそれらの映画は「カルト・ムービー」として存在しました。何の情報もないまっさらな状態で観たのではなく、「カルト」として神格化されているものを雑誌や書籍などの情報から選択して観たという訳です。いわゆる「名盤」というものがそうであるように、それは受けて側によって形成されるものであって、初めからカルトムービーや名盤として世に出たわけではないのです。
↑カルト・ムービーのひとつ『ミッドナイトムービー』を見た感想。

nsw2072の直感:よし田


銀座に出たついでに7丁目の「よし田」に入る。午後6時前だったので店内はがらんとしていたが、親子連れが一組。中年夫婦が一組。中年、壮年(老年?)のおじさんひとり組が私を入れて三人。店内はかなり古くてあんまり手が入っている感じはしない。少なくとも30年ほど変わっていないのではないだろうか。
↑銀座の安くてうまい蕎麦屋「よし田」の話。

AskJohnふぁんくらぶ:米国ではSHONENもののほうが受けが良いのはどうして


一体どうしてSHOUNENものはANIMEファンのあらゆる層に好まれるのでしょうか。それから、カートゥーン・ネットワーク局がSHOUNENものではないANIMEを放映することはいずれあるのでしょうか。
↑「SHONENものは敷居が低く入りやすい故に人気があるのです」というAskJohnの回答。

香川県讃岐うどん店の開店時刻一覧


[製]=製麺所の略、(午後)は午後からの営業時間の略、緑色の店名は2001年以降に開店したうどん店です。
↑朝6時ぐらいから普通にやっているみたいです。via Blue Twin Tails

Passion For The Future:王様の速読術


「王様の速読術は、まず一冊の本と付き合う時間を30分と決めてしまう。」
↑「要するにどんな話なわけ?」と王様みたいな人にときどき聞かれます。

H-Yamaguchi.net:「百姓から見た戦国大名


「収益源」である領民を満足させる。これが戦国大名というものの「ビジネスモデル」というわけだ。事実上、彼らに選択の余地などない。著者は、全国を統一した秀吉がすぐさま朝鮮半島へ向かったのもこの延長線上でとらえることができる、と指摘している。「決して秀吉の個人的な政治観や感情によるものではなかったに違いない」と。この本の視点からいえば、武将たちに与える論功行賞の土地を求めてというより、日本を統一「してしまった」以上、日本人全員を「食わせる」ためには海外に出るしかなかった、ということだろう。
ちくま新書『百姓から見た戦国大名』(黒田基樹)の紹介。

Monorail Modeling Page-Puppy Mover(子犬専用モノレール)


Model and Photos courtesy of James Horecka, January 2006 (updated April 2006)
↑犬のほうはかなり緊張している様子です。via雅楽多blog

杉並アニメ物語 各回一覧


杉並アニメ物語
↑毎月1回、杉並区の広報に掲載されているそうです。

これはひどい:ネットの普及がオタクにもたらした、希望と絶望


一般化して言いましょう。マイナーの二乗とか三乗とかになってくると、これはもう、激しい共感をしてくれる人がいなくなるという事態になりかねない、ということです。自分の萌えを誰かと共有し、お互いに激しい共感をし、熱く語り合うというのは人生における最高の楽しみの一つだと私は思うんですが、ここにおいて、それは不可能と決せられる。
↑特殊趣味の更なる細分化でオタクはどんどん孤独になる、という話。

daily-sumus:紙片より肩越え去りし秋の蝶


また、同封されていた菓子店の栞が珍品だった。倉敷市連島中央五丁目にあるキューキンドーというお店の「志おり」。薄田泣菫の詩碑の写真と、詩碑に彫られた『白羊宮』(金尾文淵堂、一九〇六年、装幀=満谷国四郎、満谷は岡山出身)から「ああ大和にしあらましかば」の最初の一連と一行だけが引用されている。
蟲文庫のダイレクトメールに添付されていたそうです。

Krafty:立川直樹・森永博志『続 シャングリラの予言』


『シャングリラの予言』がソフトカヴァー版で出たのは1995年だった。当時大学生だった自分は立川氏についても森永氏についても恥ずかしながら全く無知だったのだけど、シンプルでかっこいい装丁や豪華な推薦者のコメントに惹かれて2400円という決して安くはないその書物を買った。今にして思えば、それだけのお金を払ったことは決して高くついたり損をしたりしたという訳ではないと思う。むしろこの書物からは沢山のことを学んだ。多分今の自分の生き方を考える際の指針の一つになっているし、本書から具体的にミュージシャンや映画や本についてその存在を学び、手にしてみたり聴いてみたこともある。それは自分の世界を広げるきっかけになった。
↑こういう、知を深めてくれるような本あれこれ読みたいけど、たいていはネットで充実しちゃう。

Munchener Brucke:琴冠佑引退


師匠に印籠を渡されたようですが、佐渡ヶ嶽親方は琴冠佑より2つ年下の元弟弟子なんですよね。
↑ちょっとした豆知識なので置いてみる。