ブックマーク・RSSから(2006/09/22)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。
ミラーサイトとのアクセスバランスがあまりよくないので、元ネタリンクしていただけるようなら以下のところにお願いします。
愛・蔵太の少し調べて書くblog(今のところ、あちらのほうをこちらより少し早く更新するようにしています)


【海難記】 Wrecked on the Sea:〈流れ硝視〉の向こうの世界へ〜飛浩隆『グラン・ヴァカンス』文庫化


初めて文庫の巻末解説というのをさせていただいた、飛浩隆『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』ISBN:4150308616めた。Jコレクション版のときの表紙もよかったが、文庫のほうもとてもいい。巻末で著者の飛氏が2004年に書いた書評について言及してくださっているので、文庫化記念に、そのときの全文を掲載することにした。エントリー名は、『SFマガジン』初出時の題名である。巻末解説とあわせて読んでほしい。
↑『SFマガジン』初出時の書評が掲載されています。

犬彦の残りカス:秋はトイレの香り


朝のニュースで「キンモクセイ姿は見えず匂いだけ」みたいな感じの川柳が紹介されてたが、あんなに目立つ花が匂いを嗅ぎ取れるような距離に咲いていたら見えない筈が無かろう!お前が嗅いだ匂いは多分トイレの芳香剤の匂いだよ!って思った。つうかそれ以前にキンモクセイって秋の季語だから、それは川柳じゃなくて俳句じゃねぇの?
キンモクセイのあの香りって合成で作るのは簡単なんでしょうか。

学芸のためなら女房も・・・:ジュニア自然史クラブ・大阪府水試見学と釣り


今日は博物館のジュニア自然史クラブという、中高生の集まりの野外行事。ジュニア自然史クラブは毎月1回野外に出ていて、今回は岬町の府の水産試験場見学をして、その後近くの磯で釣りをして、釣りをしない人は磯ものを拾って、最後にみそ汁にして食べようという企画。なので担当の一人がわたしになった。
↑なかなか楽しい初秋の一日になったようです。

週刊オブイェクトフランス軍レバノンへ機甲戦力を投入


フランス軍レバノンに投入した戦力は非常に強力なものです。本格的な戦闘にも対処する事を想定しており、ヒズボラ相手のみならず、IDF(イスラエル国防軍)の再侵攻があったとしても、無視できない存在と成り得ます。平和維持活動を行うという事の意味を、改めて考えさせられました。
↑国連平和維持軍(フランス軍)のすごい武装について。画像あり。

singspielerの日記:新日曜美術館〜TVというヴァーチャル〜


先日放送されていた、日曜美術館30周年記念展覧会の紹介では、過去の放送映像がいくつか流れていました。作品を語る作家たちの姿に、妙に納得する。その作品と作家の組み合わせが、なんとも絶妙なんですよね。鳥獣戯画を語る手塚治虫。ルオーを語る遠藤周作黒田清輝を語る白洲正子。「確かに、この人はこの作品が好きだろうなぁ」と思うじゃないですか。極めつけは、ルドンを語る武満徹。あまりにぴったりで笑ってしまった。
↑テレビの美術鑑賞も楽しいけど、実際の絵とかも素晴らしいですよね、みたいな話。

未公認なんですぅ:ビジネス書ランキング1位獲得!


ビジネス書だと、1万部でそこそこ、5万部でヒット、10万部売れたら大ヒットといっていいと思うのですが、ある本が発行されたことについて、その本に興味を持つであろう潜在的な購買者のすべてにその情報が行き渡ったなら、5万部くらい売るのはそれほど難しいことではないようにも思うのです。
↑5万部売れた本なら10万部売れるような気がします。

イッカク通信発行所>自然観察な日々:共食い


カマキリには性的共食い、すなわちオスがメスに食べられるというハナシがある。いわく、オスは交尾するかわりにメスに自分の体を捧げる……。だが、「動物たちの地球74カマキリ・キリギリス」(朝日新聞社)によれば、カマキリのオスが交尾のときにメスに食べられてしまうことはめったに起こらない、というところのようだ。捧げるなんてことはただのハナシと考えていいだろう。
↑カマキリの共食いについて。画像入りです。

the hitch hiker's guide to science:9月24日付・読売社説(2)[最後のM5]「迷走するロケット開発政策」(YOMIURI ONLINE)


僕は個人的にこのM-Vを退役させて小型の固体燃料ロケットを作るという方針を支持したい。たいした理由はない。なんとなく、そっちのほうが楽しそうだから。M-Vのプロジェクトマネージャーであり、次世代小型ロケットの開発主任である森田泰弘氏は新しいロケットの開発目標にまず「運用性」「即射性」をあげた(逆に言えば、これがM-Vの欠点であるともいえる)。「安くて信頼性が高く、いつでも欲しい時に打ち上げられる小型ロケット」というのはかなり魅力的なコンセプトだ。なにしろ、大きな衛星はお金がかかる。10年20年という時間をかけて、高機能で大型の衛星を打ち上げるというのもいいけれど、数年の開発期間で小さな衛星を継続して打ち上げるというやり方はすごく魅力的だ。なにしろ回転数が上がれば人が育つ。それは何にも変えがたいリソースになるはず。
↑日本のロケット開発周辺の読売社説に異議をとなえてみる。

いたしか日記:つま恋


行ってきました! 「吉田拓郎かぐや姫 Concert in つま恋 」会場へ向かうバスに乗った時から異様な雰囲気に呑まれる。だって年上のオジサンオバサンしかいないのさ! 自分たちが小僧に思えたよ。ど真ん中の拓郎世代は50代だから想像はしてたけど、それをはるかに上回るパワー!! 君は三万五千のいい年した大人が普段着慣れないラフな格好で集まってる姿を想像できるか?!
↑30年ぶりでしたっけか、吉田拓郎かぐや姫。ドクター・スタッフの人たちも大変だったろうなと思います。

極東ブログ:日の丸についてのトンデモ私説


日の丸とは蛇の目(ジャノメ)である。それが私が日の丸について二十代の後半に考えた推論で、大筋では吉野裕子の学説と絵巻の史学的な考証でなんとかなるかなと思ったが、その後の民俗学の動向を見ていると吉野裕子学説はあまり顧みられているふうでもない。が、アマゾンを見ると復刻は多く、読者は少なくはないのだろう。
↑日輪が赤いのは変だろう、とか、いろいろ古典などを調べて立てた仮説。