中山成彬元文科大臣、朝6時の運動会の花火を「うるさい」という人間がいることを嘆く

古い話ですが、タウンミーティング関係を見ていて思い出したので。
このあたりから、
教育改革 タウンミーティング イン 大分 (2004/11/27)

質問:13〜14 → 回答:中山 成彬 大臣
・家庭教育について
・学級規模について

いちばん軽いのはこれかな。
http://www.townstream.go.jp/meta/041127/sync_n15.asx(MediaPlayer 56k)
「質問」のあとにある、中山成彬氏の回答のほう。ざっとテキスト化。

あのー、私の宮崎でもですね、昔は子供たちの運動会のときなどには花火があがったんですよ、6時にね。最近はあがらなくなったんでどうしてかって聞いたらですね、「うるさい」と文句を言ってくる人が学校にいるってんでね。で、まぁ、いけないなぁ、と思ったんですね。私なんか花火があがると、あ、なんだ今日は、小学校の運動会か、と、こう思いますし、元気がよかったらいいな、と思うし、昔だったら子供たちが家の前を通れば、ランニング姿で通ればですね、あ、今日は運動会か、がんばれよ、というような声がかかったもんなんですけれども、そういう意味でやはりもっと地域ぐるみでね、地域のかたがたが、みんなで子育てをするんだと、自分の子供も人の子供もみんな、非常にね、国の宝だと、社会の宝なんだと、そういう気持ちを持っていることが、一番大事なんじゃないかな、と、まぁこのように考えております。

「子供は国の・社会の宝」という意見には反対する人も多くないでしょうが、日曜日の朝6時の花火は堪忍してください。
あれはそもそも、「今日は運動会だ(中止・延期ではない)」ということを小学生の親たちに知らせ、弁当を作らせるための、電話がなかった時代の連絡花火で(だから朝6時なのです)、中山成彬さんの住んでいたところはともかく、小学校に近くて夜遅くまで仕事をしている、小学生のいない社会人は、今も昔も大迷惑だったんじゃないかと思います。
昔の映画を見ていると、確かに小学校の運動会は「地区のお祭り」的な感じで楽しそうですが(中山さんの子供のころなどには)、各家庭に電話がある今の時代には、「花火で(それも朝の6時に)運動会があることを知らせる」意味はまったくありません。
まぁ、朝の10時ぐらいの花火だったら、仕方ないな、と多くの人が我慢するでしょう。
最近の流行は、「小学生の子供がいない大人、写真・ビデオ撮影目的の怪しい大人を学校内に入れない」というのもあるようです*1
やはり次の選挙で自民党は少し議席数を減らすべきかも、と思いました。
まぁそのあと、自虐教育とかジェンダーフリーとか、いろいろ言ってますので見たり聞いたりしてみるといいかも。
しかしタウンミーティングの動画配信って面白いな。
タウンミーティング 動画配信
 

*1:伝聞情報なので、どこがそのような制限を設けているか、までは確認できませんでした。あとで調べてみたいと思います