「集合愚」という言葉について

こんなところから。
→Rauru Blog：集合愚に落ちないためには

つまり、単一のアウトプットを出そうとすると、それは必然的に Dumbness of Crowd - 集合愚 になってしまう、っつう話ですな。ああそれはすげーわかる気がする。

ブログの「人気ランキング（人気エントリー）」とか、本の「ベストセラーリスト」などを見ているとわかるような気がします。個別に見ていると面白いブログ・本もあるんだけれど、トータルではつまらない。「単一のアウトプット」化が、ジャンルに分けることによってある程度避けられるかというと、そうでもない。たとえばＳＦとかミステリーのジャンルだと、マニアックすぎて普通の人には楽しめない（ジャンル別ベストセラーを作る人の母集団が小さすぎるのかな）。
どうすればいいかというと、
１・複数の信頼できる人間（本の場合は書評屋）を見つけて、その人がほめるものをとりあえず頼ってみる
２・そういう「信頼できる人間」の数を増やしていく
つまり、「はてなブックマーク」の「お気に入り」メンバーを充実させていくしかないのでは、ということになりそう。
ただ「人気エントリー」に入ってくるようなエントリー（記事）を書く人のブログは、他のテキストも面白い場合が多いので、「定期巡回」するようなものにしておいてもいいものがあるとは思います。