『雲の「発明」 気象学を創ったアマチュア科学者』『美 機械式計算機の世界 手回し計算機を中心として』『マンガの国ニッポン 日本の大衆文化・視覚文化の可能性』
本日の読みたい本・おすすめ版(2007年1月あたり)。
- 作者: リチャードハンブリン,Richard Hamblyn,小田川佳子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 単行本
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雲で気象を読むのは、じつは非常に近代的な考えかたである。雲は、不定形でつかみどころがなく、移り変わるものの代名詞だったのだ。時は、19世紀初頭―科学が大衆の「娯楽」として人気を博した時代。ある科学講演会で、アマチュア学者が、聴衆に大興奮を巻き起こした。彼は、雲を分類し、名をつけたのだ。それは、画期的な“発明”だった!一介の素人研究家が「気象学」という新たな地平を切りひらき、ゲーテの絶賛を浴びることになったのだ…知られざるドラマをあざやかに描き、LAタイムズ・ブックアウォードに輝いた、科学歴史ノンフィクション。
- 作者: 渡邉祐三
- 出版社/メーカー: ブレーン出版
- 発売日: 2007/01
- メディア: 大型本
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現在、世間に出回っている「機械式計算機」の多くは、かっての輝きを失って状態の悪いものが多く、「機械式計算機とは、そのようなものだ」という誤解を招き兼ねません。出来るだけ綺麗に、計算の出来るよう修復した機械と、その機能美を楽しんでもらいたいと、ビジュアルな冊子を刊行しようと考え、多くの方のご協力を得て表題も「美 機械式計算機の世界」とし、刊行の運びとなりました。これまでに日本では画像を中心とした「機械式計算機」の刊行はありません、今回は資料としての「現物」が豊富な「手回し計算機」に絞って取り上げております。
- 作者: ジャクリーヌベルント,Jaqueline Berndt,佐藤和夫,水野邦彦
- 出版社/メーカー: 花伝社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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マンガは、なぜ日本でこれほどまでに人気があるのか?情報化社会とマンガはどのような絡み合っているのか?情報化社会の先駆的存在としての日本のマンガ―。気鋭のドイツ人研究者による独創的考察。