『ある道化師の一日』『メディアのなかのマンガ 新聞一コママンガの世界』『全日本貧乏物語』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年8月あたり)。

ある道化師の一日―永島慎二遺稿集

ある道化師の一日―永島慎二遺稿集

★『ある道化師の一日』(永島 慎二 著/小学館クリエイティブ /1,995円)【→amazon
漫画・エッセイ、油絵・木版画、日記・手紙まで、その伝説的な生涯が初めてこの一冊にまとまった!!青春漫画の教祖が残した、初蔵出しの貴重な遺稿集。★『メディアのなかのマンガ 新聞一コママンガの世界』(茨木正治/著/臨川書店/2,415円)【→amazon
郵政解散」を描いた新聞マンガはどう読まれたのか?情報が氾濫する現代において、新聞の一コママンガ(=カートゥーン)が持つ意義とは?これまでの作品史・研究史を概観し、最近の国政選挙を題材にした政治漫画についても考察を試みながら、カートゥーンの読みの力学を探求する。 ★『全日本貧乏物語』(赤瀬川原平/選 日本ペンクラブ/編/ランダムハウス講談社/882円)【→amazon
家出して、一年間同じコートを着つづけた遠藤周作。ちり紙を買う金さえなかった内田百〓(けん)。作家や芸術家らが貧乏だったあの頃を振り返る、ちょっと懐かしいエッセー集。