『理系の視点からみた「考古学」の論争点』『京都妖怪紀行 地図でめぐる不思議・伝説地案内』『柳田国男集 幽冥談』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年8月あたり)。

理系の視点からみた「考古学」の論争点

理系の視点からみた「考古学」の論争点

★『理系の視点からみた「考古学」の論争点』(新井宏/著/大和書房/3,150円)【→amazon
三角縁神獣鏡は魏鏡か?国産鏡か?弥生時代は500年遡るのか?古墳はどんなモノサシで造られたか?弥生時代には製鉄は行われなかったのか?理系の立場から「考古学」へ、基礎データに基づく説得力溢れるアプローチ!
京都妖怪紀行―地図でめぐる不思議・伝説地案内 (角川oneテーマ21)

京都妖怪紀行―地図でめぐる不思議・伝説地案内 (角川oneテーマ21)

★『京都妖怪紀行 地図でめぐる不思議・伝説地案内』(村上健司/[著]/角川書店/720円)【→amazon
世界遺産の都市、京都。有名な神社仏閣や観光地のほかにも、一般にはあまり知られていない、面白い伝説が残る場所が数多く存在する。妖怪、人、動物。不思議で謎に満ちた、京都の妖怪スポットを紹介する。著者自らが推薦するオススメルートも必見。
柳田國男集 幽冥談―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)

柳田國男集 幽冥談―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)

★『柳田国男集 幽冥談』(柳田国男/著 東雅夫/編/筑摩書房/924円)【→amazon
日本民俗学の開祖・柳田國男は、実作と研究の両面において、近代日本の怪談文学史にも多大な影響を及ぼした巨人であった。霊魂の行方、神隠し、マヨイガ…日本文化の古層に横たわる異界=怪談的なるものの卓越した探求者としての文業の精華を、史上初めて一巻本選集の形で集成。文庫初収録の「怪談の研究」、三島由紀夫石川淳が絶讃した「遠野物語」「一目小僧」、『耳袋』論、泉鏡花頌まで。