『少女雑誌ふろくコレクション』『清朝十四王女 川島芳子の生涯』『ネット君臨』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年10月あたり)。

少女雑誌ふろくコレクション (らんぷの本)

少女雑誌ふろくコレクション (らんぷの本)

★『少女雑誌ふろくコレクション』(弥生美術館/編 中村圭子/編 外舘惠子/編/河出書房新社/1,575円)【→amazon
『少女界』から『りぼん』まで少女ふろくの足跡をたどる!!内藤ルネ田村セツコ巴里夫、乙女ちっく三羽烏陸奥A子、田渕由美子太刀掛秀子一条ゆかりさくらももこetc.楽しくて、可愛くて、おしゃれな“ふろく”たち。
清朝十四王女―川島芳子の生涯 (ウェッジ文庫)

清朝十四王女―川島芳子の生涯 (ウェッジ文庫)

★『清朝十四王女 川島芳子の生涯』(林えり子/著/ウェッジ/780円)【→amazon
清朝最後の王女として生まれた少女は、辛亥革命の勃発により日本に渡り、川島芳子と改名する。清朝の復興を夢見る一方で、恋愛にあこがれる美貌の女性に育った芳子に、やがて戦乱が襲いかかる。日本の狭間で歴史に翻弄され、“男装の麗人”と呼ばれたひとりの女性の数奇な運命を活写する。芳子の生涯を辿ることは、日本の現代史を振り返り、日本人の平和観を問い直すことである―。
ネット君臨

ネット君臨

★『ネット君臨』(毎日新聞取材班/著/毎日新聞社/1,470円)【→amazon
匿名社会の恐怖、拡大するネット犯罪…。ネット社会の急速な進展は、我々の生活に便利さや効率をもたらす一方、さまざまな負の部分を生み出している。ネットは我々をどう変えるのだろうか。また我々はネット社会をどう築けばいいのか。ネット社会に警鐘を鳴らした毎日新聞取材班による大反響連載「ネット君臨」の書籍化。本書では、国内最大のネット掲示板2ちゃんねる」に代表される匿名による誹謗・中傷が人々の暮らしに深刻な影響を与えている実態を現場から報告。「2ちゃんねる」の管理人ひろゆき西村博之)氏にインタビュー。さらに国の政策がインフラ整備に偏り、企業や個人のマネーゲームを生んでいる実態や米国、韓国、中国のネット犯罪の現場をルポ。マスコミがこれまでほとんど触れてこなかったネットの問題点に真正面から切り込む。