『サザエさんの東京物語』『かくれオタク9割 ほとんどの女子がオタクになった』『明治・大正・昭和の大衆文化 「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。

サザエさんの東京物語

サザエさんの東京物語

★『サザエさん東京物語』(長谷川洋子/著/朝日出版社/1,260円)【→amazon
長谷川町子の実の妹が明かす姉の素顔と、長谷川家の波乱万丈の暮らしを綴った初エッセイ。
かくれオタク9割

かくれオタク9割

★『かくれオタク9割 ほとんどの女子がオタクになった』(杉浦由美子/著/PHP研究所/1,260円)【→amazon
「オタク」はもはや「ふつうの人」の意味。押し付けの「流行」なんて興味ない。オタクだから友達になれて、話の通じない“一般の人”とはそれなりに―銀座と渋谷と東池袋。すべてが集約された週末を楽しむ人たち―1969年生まれ以降の世代に、何が起こったのか。 ★『明治・大正・昭和の大衆文化 「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか』(成蹊大学文学部学会/編/彩流社/2,310円)【→amazon
探偵小説、少年漫画、婦人雑誌、演劇、パンク・ロックなど、「古さ」と「新しさ」のイメージの落差を過去の大衆文化がいかに巧みに操作しているかを探る。