『世界の名脇役兵器列伝 知られざる第二次大戦の精鋭たち』『昭和電車少年』『人類が消えた世界』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年5月あたり)。

【ミリタリー選書25】世界の名脇役兵器列伝 (知られざる第二次大戦の精鋭たち)

【ミリタリー選書25】世界の名脇役兵器列伝 (知られざる第二次大戦の精鋭たち)

★『世界の名脇役兵器列伝 知られざる第二次大戦の精鋭たち』(太田晶/[ほか]著/イカロス出版/1,700円)【→amazon
ティーガー重戦車、空母エンタープライズ零式艦上戦闘機…第二次大戦で陸海空の戦場を制した“主役”たちのドラマティックな戦いぶりは、今なお伝説として語り継がれている。だが現実の戦場では、数多くの“脇役”兵器たちが奔走し、性能の良し悪しにかかわらず、懸命にそれぞれの任務を果たすことで勝利に貢献していた。本書では、そうした愛すべき“脇役”兵器たちの開発の背景、戦歴等を一挙紹介。今まで国内書籍では書かれることの少なかった史実をも多数収録。 第1章 陸上兵器(九二式重機関銃;一式中戦車チヘ;五式15糎高射砲 ほか)第2章 艦艇(戦艦「日向」;戦艦「陸奥」;砕氷艦「大泊」 ほか)第3章 航空機(三菱九七式重爆撃機;三菱九九式襲撃機/軍偵察機;フィーゼラーFi156シュトルヒ ほか)
昭和電車少年 (ちくま文庫)

昭和電車少年 (ちくま文庫)

★『昭和電車少年』(実相寺昭雄/著/筑摩書房/924円)【→amazon
昭和には電車がよく似合う。ウルトラマンなどで知られた映画監督が、鉄道オタクぶりを発揮する。戦前中国大陸で見た雄大な風景から、東京の街をかけめぐった路面電車の姿まで、少年時代の電車体験をいきいきと描く。さらには、いまも地方で活躍する名車両や寝台車など、現役で走る電車の楽しさを訪ね歩く。思い出と現実のあわいを行き来しながら、昭和の電車風景へと読者をいざなう。 第1の扉 聖地巡礼第2の扉 宝庫よ、永遠なれ第3の扉 わたしの名車たち第4の扉 ブンコのおまけ
人類が消えた世界

人類が消えた世界

★『人類が消えた世界』(アラン・ワイズマン/著 鬼沢忍/訳/早川書房/2,100円)【→amazon
住人を失ったあなたの家は、その時点から腐りはじめ、100年後には煙突のレンガなどを除く屋根や壁のほとんどは崩れ落ちるだろう。高層ビルを擁する大都市もまた、地下への浸水から崩壊し、長くは持たない。人類なきあとにはどんな動物たちが地上を闊歩するのか。犬はもはや人間なくしては生きられないが、猫は小動物を狩りながら自由を満喫するだろう。アフリカで人間の後釜に座るのはヒヒかもしれない。人間が残したいと願う文化的生産物は、銅像などを除けば、ほとんどが数万年のうちに跡形もなく消え去るが、プラスチック粒子、放射性物質などはその後も地球の生態に大きな影響を及ぼし続ける。また、テレビ番組の電波は宇宙空間を永遠にさまよい続け、どこかの知的生命体の退屈を紛らせるかもしれない…。ニューヨークからパナマ運河朝鮮半島まで世界中をフィールドに、最新の科学的知見にもとづき、人間の営みを多角的に見つめなおして描き上げる驚愕の未来予測。 サルの公案エデンの園の残り香崩壊する家人類が消えた街人類誕生直前の世界消えた珍獣たちアフリカのパラドクス崩れゆくもの持ちこたえるものプラスチックは永遠なり世界最大の石油化学工業地帯農地が消えた世界古代と現代の世界七不思議がたどる運命戦争のない世界人類が消えた世界の鳥たち放射能を帯びた遺産大地に刻まれた歴史私たちはこれからどこに行くのか?時を超える芸術海のゆりかごわたしたちの地球、私たちの魂 いま人類が消滅したら、あなたの家、都市はどうなるのか? 世界各地ではいったい何が起こるのか?そして地球はどうなるのか? 世界をまたにかけたフィールドワークと最新の科学的知見にもとづき、あらゆる側面から人間の営みを見つめなおして語る壮大な未来予測。

読みたい本・次点。
『世界の風・日本の風』(吉野正敏/著/成山堂書店/1,890円)
『アメリカン・ミュージック・ヒーローズ 米国ポピュラー音楽の歴史』(鈴木道子/著/ショパン/2,310円)
『人生の悩みを解決するオタクの公式』(ガース・サンデム/著 栗有恭子/訳/ソフトバンククリエイティブ/998円)
『昭和陸軍の将校運動と政治抗争』(竹山 護夫 著/名著刊行会/3,360円)
『食と味覚』(ネスレ栄養科学会議/監修 阿部啓子/[ほか]共著/建帛社/2,520円)
『ジェンダー学への道案内』(高橋準/著/北樹出版/2,100円)
『冲方丁のライトノベルの書き方講座』(冲方丁/著/宝島社/480円)
『富士山を汚すのは誰か 清掃登山と環境問題』(野口健/[著]/角川書店/720円)
『不肖・宮嶋 戦場でメシ喰う』(宮嶋 茂樹 著/ワールド・フオト・プレス/2,200円)
『フランスに学ぶ国家ブランド』(平林博/著/朝日新聞出版/777円)
『本と映画と「70年」を語ろう』(鈴木邦男/著 川本三郎/著/朝日新聞出版/777円)
『生態と民族 人と動植物の相渉譜』(野本 寛一 著/講談社/1,313円)
『戦友 名もなき勇者たち』(高部正樹/著/並木書房/1,680円)
『田中清玄自伝』(田中清玄/著 大須賀瑞夫/インタビュー/筑摩書房/924円)
『女帝と道鏡 天平末葉の政治と文化』(北山 茂夫 著/講談社/840円)
『庶民たちの平安京』(繁田信一/著/角川学芸出版/1,680円)
『崇高の美学』(桑島秀樹/著/講談社/1,680円)
『酒と肴と旅の空』(池波正太郎/編/光文社/740円)
『昭和ジュークボックス』(森まゆみ/著/筑摩書房/756円)


読みたい非オルタナ系
『人生は始発から終着まで』(高橋了楠/著/新生出版/1,050円)
『消費者行動論』(北原明彦/著/創成社/2,100円)
『「事業不敗」のヒント 世界一楽しい仕事』(加藤友康/著/幻冬舎メディアコンサルティング/1,470円)
『言われた仕事はやるな!』(石黒不二代/著/朝日新聞出版/735円)
『100人を一瞬で動かすすごい暗示力』(内藤誼人/著/青春出版社/550円)
『なぜか話がまとまる人話がこじれる人 成功を引き寄せるコミュニケーション術』(中島孝志/著/青春出版社/570円)