『ニアミステリのすすめ 新世紀の多角的読書ナビゲーション』『知の前衛たち 近代日本におけるマルクス主義の衝撃』『写真でたどる建設機械200年』
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年6月あたり)。
- 作者: 探偵小説研究会
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 単行本
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桜庭一樹、伊坂幸太郎、舞城王太郎からデイヴィッド・リンチにボルヘス、マシスンまで、ジャンルと時代を飛び越えて「ナナメ軸」で読み込んだ、一歩進んだ読書ガイダンス。刺激と発見がクロスする複合型読書案内。
知の前衛たち―近代日本におけるマルクス主義の衝撃 (MINERVA歴史・文化ライブラリー)
- 作者: 寺出道雄
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2008/06/01
- メディア: 単行本
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一九二〇年代半ばから一九三〇年代半ばにかけて、日本の知識青年の精神を鷲掴みにしたマルクス主義。本書は、マルクス主義文学運動や日本資本主義論争に示される、文学・哲学から社会科学にわたるその衝撃の実相を、神原泰、高見順、蔵原惟人、三木清、山田盛太郎、柴田敬、小林秀雄、中村光夫などの思想的営為に即して明らかにする。鋭く柔らかくそして鮮やかに解読された昭和戦前期知のドラマ。
- 作者: 大川聰
- 出版社/メーカー: 三樹書房
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: 単行本
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建設機械(建機)は、様々な建築現場や災害現場などで活躍し、人々の生活を豊かなものにしている。ふだん目にすることが少なく、一般的に余り知られていない、建機の姿をここに明らかにする。
読みたい本・次点。
・『捏造された慶長遣欧使節記 間違いだらけの「支倉常長」論考』(大泉光一/著/雄山閣/3,150円)
・『廃墟/工場 彩やかな世界がここにある』(HEBU/著/インフォレスト/1,890円)
・『西脇順三郎と小千谷 折口信夫への序章』(太田昌孝/著/風媒社/1,785円)
・『日曜日の随想 2007』(日本経済新聞社/編/日本経済新聞出版社/1,575円)
・『日本近代文学の名作』(吉本隆明/著/新潮社/420円)
・『日本主義と東京大学 昭和期学生思想運動の系譜』(井上義和/著/柏書房/3,990円)
・『日本猟奇史 明治時代篇』(富岡直方/著/国書刊行会/2,415円)
・『トンデモ音楽の世界 CD付き』(と学会+α 著 唐沢 俊一 編/小学館クリエイ/1,785円)
・『夏目家の福猫』(半藤末利子/著/新潮社/420円)
・『鉄が地球温暖化を防ぐ』(畠山重篤/著/文芸春秋/1,300円)
・『チャイナフリー 中国製品なしの1年間』(サラ・ボンジョルニ/著 雨宮寛/訳 今井章子/訳/東洋経済新報社/1,890円)
・『厨房の奇人たち 熱血イタリアン修行記』(ビル・ビュフォード/[著] 北代美和子/訳/白水社/2,835円)
・『タクシーに未来はあるか』(戸崎肇/著/学文社/2,100円)
・『田辺哲学と京都学派 認識と生』(細谷昌志/著/昭和堂/4,200円)
・『誰も言わなかった海軍の失敗』(是本信義/著/光人社/1,785円)
・『第一次世界大戦とモダニズム 数の衝撃』(荒木映子/著/世界思想社/2,100円)
・『ザ・ブルーノート、ジャケ裏の真実』(小川 隆夫 著/講談社/1,890円)
・『新宿ゴールデン街・花園街案内』(小川 美千子 執筆 川口 有紀 執筆/ダイヤモンド社/1,470円)
・『シネマの記憶から 名優・名監督と映画評論家の五十年』(品田雄吉/著/角川マガジンズ/1,575円)
・『島根益田川の夢 昭和の時代を生きて』(中村文子/著/文理閣/1,680円)
・『雀狼たちの肖像 麻雀新撰組とその時代』(中村竜生/全撮影/竹書房/1,800円)
・『この落語家を聴け! いま、観ておきたい噺家51人』(広瀬和生/著/アスペクト/2,100円)
・『最長片道切符11195.7キロ 日本列島ジグザグ鉄道の旅』(原口隆行/著/学研/1,995円)
・『最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?』(ポール・コリアー/著 中谷和男/訳/日経BP社/2,310円)