『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』『名作の戦争論』『明治時代の人生相談』

新しい複数の新刊情報源を見つけることができたので復活してみます。
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年11月あたり)。

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

★『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』(水村美苗/著/筑摩書房/1,890円)【→amazon
「西洋の衝撃」を全身に浴び、豊かな近代文学を生み出した日本語が、いま「英語の世紀」の中で「亡びる」とはどういうことか?日本語と英語をめぐる認識を深く揺り動かし、はるかな時空の眺望のもとに鍛えなおそうとする書き下ろし問題作が出現した。
名作の戦争論

名作の戦争論

★『名作の戦争論』(川田忠明/著/新日本出版社/1,680円)【→amazon
モーツァルトベートーヴェンワーグナー、西東三鬼、イサム・ノグチ、イヴ・サン=ローラン、マドンナ。作品の時代性を探り、戦争・平和の視点で捉えなおすと、思わぬ意図や構造が見えてくる―。
明治時代の人生相談 (幻冬舎文庫)

明治時代の人生相談 (幻冬舎文庫)

★『明治時代の人生相談』(山田 邦紀/幻冬舎/630円)【→amazon
「奉公先で大飯食いと言われて」「極上々のハイカラになるには?」「乳首に毛があると妊娠できない?」「便所に落ちたら早死にする?」。恋愛、結婚、家庭問題、人間関係、健康上の心配、将来の夢、迷信に対する質問など、100年前の新聞・雑誌に投稿された人生相談を大量掲載。くすりと笑ってしまってから、思わず身につまされるお悩みの数々。

読みたい本・次点。
『日本語と漢字文明 漢字を受け入れ、仮名をつくった独創性』(黄文雄/著/ワック/1,680円)
『脳科学と芸術 恋う・癒す・究める』(小泉英明/編著 岡ノ谷一夫/[ほか]執筆・談/工作舎/3,990円)
『テロルの決算』(沢木耕太郎/著/文芸春秋/670円)
『東京発信州行き鈍考列車30年 まちの味わいいなかの愉しみ』(扇田孝之/著/現代書館/1,890円)
『豊の国・おおいた今昔物語』(今戸公徳/著/元就出版社/2,625円)
『ドラマ脚本の書き方 映像ドラマとオーディオドラマ』(森治美/著/新水社/1,575円)
『提督伊藤整一の生涯』(吉田満/著/洋泉社/1,785円)
『戦後新興紙とGHQ 新聞用紙をめぐる攻防』(井川充雄/著/世界思想社/3,360円)
『寿司屋のカラクリ』(大久保一彦/著/筑摩書房/735円)
『日本雑記』(B.タウト 篠田 英雄 訳/中央公論新社/1,890円)
『メガヒットの「からくり」 実例で読み解く』(安倍 徹也 著/角川・エス・エス・コミュニケーションズ/819円)
『落語家はなぜ噺を忘れないのか』(柳家 花緑 著/角川・エス・エス・コミュニケーションズ/840円)
『文明開化の数学と物理』(蟹江 幸博 著 並木 雅俊 著/岩波書店/1,260円)
『ミック・ジャガーの成功哲学 セックス、ビジネス&ロックンロール』(アラン・クレイソン/著 越谷政義/監修 大田黒奉之/訳/ブルース・インターアクションズ/2,500円)
『廃道本』(/実業之日本社/1,580円)
『ブックガイド 〈宇宙〉を読む』(岩波書店編集部 編/岩波書店/1,260円)