『東京の文人たち』『砂糖の文化誌―日本人と砂糖』『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか―超大国の悪夢と夢』

本日の読みたい本・おすすめ版(2009年1月あたり)。

東京の文人たち (ちくま文庫)

東京の文人たち (ちくま文庫)

★『東京の文人たち』(大村彦次郎/筑摩書房/880円)【→amazon
まだ東京が江戸という町の体温を残していた時代に、生を享けた文人たち―江戸末期生まれの嵯峨の屋おむろ、幸田露伴尾崎紅葉夏目漱石から小泉信三花柳章太郎白洲正子田村隆一色川武大まで。東京生まれの作家、詩人、随筆家、画家、役者100人のとっておきのエピソードを集成し、その文業に影響を与えた古き良き時代の面影や東京の文化を端正に描き出す。文庫書き下ろし。
砂糖の文化誌―日本人と砂糖

砂糖の文化誌―日本人と砂糖

★『砂糖の文化誌―日本人と砂糖』(伊藤汎監修/八坂書房/2,600円)【→amazon
調味料としてはもちろん、和洋菓子の材料や薬、近年はバイオ燃料としても暮らしを豊かにする「砂糖」。その一方で、現代人の健康・ダイエットへのリスクがあるとの誤解が広まり、なにかと話題の存在に。1200年におよぶ、人と砂糖の“蜜月と最前線"を徹底探求。
キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢

★『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか―超大国の悪夢と夢』(町山智浩/太田出版/1,140円)【→amazon
ブッシュの人生は『エデンの東』だった。『サラ、いつわりの祈り』はいつわりだった。プレスリーもスーパーマンユダヤ系だった。などなど、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』に続く、「本当のアメリカ」がわかる最前線コラム100本。

読みたい本・次点。
『天皇の学校―昭和の帝王学と高輪御学問所』(大竹秀一/筑摩書房/950円)
『福の神と貧乏神』(小松和彦/筑摩書房/640円)
『北欧の旅―カレル・チャペック旅行記コレクション』(チャペック,カレル/筑摩書房/780円)
『ぜったい好きになってやる!』(みうらじゅん/筑摩書房/720円)
『世界の幻獣がまるごとわかる―ドラゴン・一角獣・人魚・ヤマタノオロチ…』(知的冒険倶楽部編/青春出版社/571円)
『音楽ビジネスの著作権』(福井健策編;前田哲男;谷口元/(CRIC)著作権情報センター/2,286円)
『山本有三記念館―東京・三鷹』(初田亨監修・執筆;矢野勝巳執筆;岡本寛治撮影/バナナブックス/1,333円)
『人と動物の日本史〈2〉歴史のなかの動物たち』(中澤克昭編/吉川弘文館/2,800円)
『地球46億年全史』(フォーティ、リチャード/草思社/2,800円)
『GHQ焚書図書開封〈2〉』(西尾幹二/徳間書店/1,700円)
『アニメーション業界・異端児プロデューサーの現場力革命』(石川光久/ベストセラーズ/1,305円)
『コンパクト版 建築史 日本・西洋』(「建築史」編集委員会編/彰国社/3,000円)
『江戸「うつろ舟」ミステリー』(加門正一/楽工社/2,800円)
『ピカソ「アヴィニョンの娘たち」―アヴァンギャルドの挑発』(ヘルディンク、クラウス/三元社/2,200円)
『趙州―飄々と禅を生きた達人の鮮かな風光』(沖本克己/(京都)臨川書店/2,600円)
『人物で読む近代日本外交史―大久保利通から広田弘毅まで』(佐道明広;小宮一夫;服部龍二編/吉川弘文館/2,800円)
『カプリ島―地中海観光の文化史』(河村英和/白水社/2,800円)
『駆逐艦勤務―旧海軍の海上勤務と航海実務』(矢花冨佐勝/文芸社/1,500円)
『映画に学ぶロシア語―台詞のある風景』(佐藤千登勢/東洋書店/1,900円)
『トーキョー無職日記』(トリバタケハルノブ/飛鳥新社/952円)
『王朝物語史論―引用の『源氏物語』』(星山健/笠間書院/8,800円)
『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯―飛翔する精神の軌跡』(ニコル、チャールズ/白水社/8,200円)