スタニスワフ・レムのスタージョン批判テキストその他

 以下の日記のコメント欄から。
カート・ヴォネガットのSF業界罵倒テキスト

kokada_jnet 2009/09/02 17:34
こんにちわ。
レムですが、ご存知かもしれませんが、「SFマガジン」2004年1月号のレム特集で、いわゆる「レム事件」が紹介されていました。
それに関連して、レムのアメリカSF批判のうち、ハードSF作家への批判が変だと(物理学者の、レムの元盟友のフランツ・ロッテンシュタイナーとの間で大喧嘩があったそうで、そのテキストが掲載されているURLを牧眞司氏が紹介していました。(下記の、私のブログにURLを張ってあります)
http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20090424#p2
ご参考になりましたら・・。

kokada_jnet 2009/09/02 17:37
すみません。上記コメントを削除できなかったので、訂正です。
3行目の、変だとの右側の、「(物理学者の」は無視してください。

lovelovedog 2009/09/02 20:56
情報どうもありがとうございます。これも初出がいつなのか気になりますが、SFマガジンを探して見てみようかと思います。

kokada_jnet 2009/09/29 17:17
たびたび、お邪魔します。自宅の整理をしたところ、レムの英米SF批判テキストが掲載されている「別冊・奇想天外」が出てきました。その中でも、面白かったスタージョン批判を、私のダイアリーで引用してみてます。ご参考までに。
http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20090929#p1

lovelovedog 2009/09/29 21:04
コメントどうもありがとうございます。引用もとても面白いです。

 ということで、ここを読むといいことあるよ。
「SFマガジン」2004年1月号
スタニスワフ・レムのスタージョン批判

アメリカSFには二つの疫病がある。「駄作病」と「まやかし病」である。

しかし、価値のまがいものつくりの功罪は非常に由々しい、危険なものである。

◎「スタニスワフ・レム=インタビュー」ダニエル・セイ(1973)/野口幸男訳 別冊奇想天外4『SFの評論大全集』(1978年)に収録より引用。

 スタージョンに対して感じていた、ぼくのモヤモヤとした気分をぶった切り。まぁスタージョンの場合は「でもそれがいいんだよ」という人もいる(多い)ので。
 これの元テキスト(英文)を探してみたんだけど、ちょっとネットでは見当たらなかった。
 しかし1970年代のテキストは、別件でも読みたいのがあったので(<EQ>誌1979年3月号「独断と偏見」)、
http://twitter.com/serpentinaga/status/4368465424

まあいいや、「各務三郎による植草甚一批判」については近々はてダで取り上げることにしようっと。ほんっとに面白い記事だから、前から紹介しようしようとは思ってたんだ。
10:45 PM Sep 25th movatwitterで

 ちょっと都立図書館ぐらいの規模の図書館に行きたくなった。