原稿料に関するTwitter話を拾えるだけ拾ってみた

 もったいないので、原稿料(#genkouryo)に関する最近のTwitter話を拾えるだけ拾ってみた(中略あり)。
 基本的に時系列順だけど、応答・問答があった場合は例外あり。
 太字による強調は、引用者(愛・蔵太)によるものなので、元発言者の希望がありましたら訂正します
 RTによる引用テキストは一部カットのものもあり。
 拾い残しに関しては、、元発言者の希望がありましたら追加します
 「まとめ」とはとても言えないので、もっとうまくまとめられる人がいましたらお願いします
 元発言者の希望がありましたら、削除の希望にも応じますが、元テキストへのリンクだけは残させていただきます(元テキストの削除などはおまかせします)。
 「元発言者の希望」に関しては、何か当人と確実に確認できる方法でご連絡ください。一番確実なのは、当人と分かる、公開されているメールアドレスでぼくあてにメールをいただくか(ぼくのメールアドレスは以下のところにあります→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/about)、でなければTwitterで「要請した」とつぶやくことです。
 
(追記)
人様のテキスト、原稿料換算で時価○十万円? 分ぐらい転載したのに、お礼とかお詫びしなくてすみません。すべてのテキスト制作者、とりわけ@toyozakishatyou様に改めて感謝いたします。
 
http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6492690612

toyozakishatyou
当たり前の話だが、本を読んでいる間は原稿が書けない。しかし、本を読まなければ、原稿は書けない。∴編集者の皆さん、ごめんなさい。

http://twitter.com/toiimasunomo/status/6492866567

toiimasunomo
@toyozakishatyou 本を読む時間も込みの稿料と思えない時わりとあります

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6492995570

toyozakishatyou
返歌ありがとございます。ほとんどの稿料がそうですよ

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6493073950

toyozakishatyou
とはいえ、わたしは本を読むのが楽しい=仕事になってるという人間なので、稿料に関しては、「400字詰め1枚5000円」の最低ラインさえ守っていただければ無問題なんですが(小さな出版社はこの謂にあらず。5000円切っても仕方ないケースはあります)。 20秒以内前 webで

http://twitter.com/thysh/status/6495324071

thysh
どうやら異次元では書評が生活費の足しになったりするらしいぞ。

http://twitter.com/thysh/status/6495374505

thysh
まあ、レビューは書いても書評は書いてないしな。PSS100円/時くらいか。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497410065

toyozakishatyou
ん? それはどういう意味ですか。 RT @thysh どうやら異次元では書評が生活費の足しになったりするらしいぞ。

http://twitter.com/thysh/status/6497703095

thysh
@toyozakishatyou 周囲の単価は、ほとんど1000円〜1300円@枚という話です。平均単価が上がって雑誌が成立しなくなるほうが(読み手としての自分には)不幸なんで、(書き手としての自分には)大きな不満はありませんでしたが。もう終わったし。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497897132

toyozakishatyou
@thysh 「ユリイカ」とか演劇をはじめとする専門誌は、たしかにおっしゃるとおり、400字詰め1枚5000円払っていると存続できませんから、単価が安くても仕方ないとわたしも思います。でも、講談社小学館集英社、新潮社、文藝春秋といった大手はいくら会社が苦しくてもだめ

 
http://twitter.com/takeohosoi/status/6497946126

takeohosoi
SFMで一番割が良いのは、世界SF情報だと思う。

http://twitter.com/takeohosoi/status/6497983694

takeohosoi
いちばんきついのは国内SFのような……。下手したら敵を作るし、何より山のように点数がある割に本格SFはそれほど多くない。

http://twitter.com/thysh/status/6498000169

thysh
@takeohosoi リストはもっと割りに良いっすよ。「新たに作らなくても普段からリストをメンテしている」という条件だけど。

http://twitter.com/thysh/status/6498036777

thysh
@takeohosoi 欄同士の切り分けが曖昧な上に著者との距離がさらに近いラノベも大変だと思う。

http://twitter.com/yamagima/status/6498097545

yamagima
@thysh あそこに載ってる大半は送ってもらってるわけではなく自費購入した上でリスト化してるので完全赤字。割がいい以前

http://twitter.com/thysh/status/6498199064

thysh
@yamagima 失礼しました。あくまで、自分のやったスラデックリストの時の(そして時だけの)話でした。

http://twitter.com/thysh/status/6498302966

thysh
リストが割りにいいケースは現実的にはほぼ皆無なので、みなさん誤解無きよう。「どうせ仕事じゃなくても読んだ上にWebで感想書くんだからレビュー仕事は割がいい」(< なわけないだろ)みたいなものだから。

 
http://twitter.com/sakaisampo/status/6493109042

sakaisampo
@toyozakishatyou 最近、そんなレートの良い仕事をしたことがありません(泣)。

(注:ここで「レートの良い仕事」と言っているのは「400字詰め1枚5000円」の仕事)
http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6493159684

toyozakishatyou
@sakaisampo だから、みんなで闘うんだYO! 「400字詰め1枚5000円いただけないと、人並みの生活が送れないんです。あたしたちだって、海外旅行くらい行きたいんです」って。そのためにも103誌の原稿料が明かされている「書評王の島vol.3」は必携なのであったww

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497217402

toyozakishatyou
400字詰め5枚で1万円が当たり前という状態が異常(弱小出版社はこの謂にあらず)。苦しい時には「原稿料下げます、すみません」と一見低姿勢で謝りながら、事態が好転しても原稿料を元に戻さない版元も異常。(続く)

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497302922

toyozakishatyou
でも、わたしもそうだったけれど、駆け出し、もしくは無署名時代に「原稿料が安い」なんて苦情をぶつけることなんかできない。だから、署名原稿が書けるようになって以降は、新しく始める仕事、新しく知り合った編集者には必ず原稿料の話をするようにしております。(さらに続く)

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497391732

toyozakishatyou
実際、それで変わったこともあります。変わったというのは、わたしだけの原稿料ではありません、全体の原稿料が、です。こんなことばっか主張してると「面倒臭いライター」と言われて仕事が減っていってしまうのかもしれませんが。

http://twitter.com/daikix/status/6494006237

daikix
@toyozakishatyou 原稿用紙(400字詰め)5枚で1万円、という仕事が多かったので、それはいい仕事です

 
http://twitter.com/tonton1965/status/6497385971

tonton1965
@toyozakishatyou 青土社は弱小出版社ですか?

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497475158

toyozakishatyou
@tonton1965 はい、わたしの中ではそういう認識です。弱小というのは規模のことですが。規模というか、そこで働いている社員の人の給料が低いということですね。それこそ、400字詰め1枚500円くらいで働かされてるような出版社。

 
http://twitter.com/43days/status/6497444248

43days
書かずに喋るのを仕事にする人が多くなるのは,そういうことだったのか… QT @toyozakishatyou: 400字詰め5枚で1万円が当たり前という状態が異常(弱小出版社はこの謂にあらず)。苦しい時には「原稿料下げます、すみません」と一見低姿勢で謝りながら、……

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497745942

toyozakishatyou
そうとも限らないんですよ座談会系のものが売れるから編集者がやされたがるという事情もありますし、それ用の資料を作るタイプにとっては割に合わなかったりします。喋るだけの仕事はさらに安いので。

 
http://twitter.com/daikix/status/6497720670

daikix
木下順二が「後進のために脚本料はきちんとした額をもらう」という姿勢だった、という松井今朝子の話を思い出しました。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497775026

toyozakishatyou
そうですそうです。微力にすぎないんですが、そういうことなんです。

http://twitter.com/daikix/status/6497808429

daikix
お金を払っても書きたい」という気持ちがどうも忘れられないでいるんですが、これも余裕があるから言えるんだろうなあ…

http://twitter.com/tonton1965/status/6497905978

tonton1965
@daikix 「きちんと貰う」は大物だから言えることです。私もお金を払っても小説書きたいです。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6497970376

toyozakishatyou
わたしは自分が「大物」とはもちろんまったく思ってませんが、居場所がある人間の最小限の責任は果たしたいと思ってます。

http://twitter.com/tonton1965/status/6498036564

tonton1965
@toyozakishatyou そうか、私は居場所がないんだ

 
http://twitter.com/tonton1965/status/6498871073

tonton1965
学者は金出して本を出す、って話は『文学部唯野教授』にあったな。

http://twitter.com/nnobuya/status/6501358047

nnobuya
@tonton1965 戯画化されているとはいえ、我々の分野ではあり得ないことのオンパレードですね。今思えば。「学者」と言って一括りにされると、世間からは同じような人種だと思われるんでしょうねぇ。

http://twitter.com/tonton1965/status/6519892686

tonton1965
@nnobuya どういうあたりがありえないですか。

http://twitter.com/nnobuya/status/6570964240

nnobuya
@tonton1965 基本的に、研究で競争していないとか、院生やポスドクはどこいるの?とか、査読がないのは論文と言えるのか? とか。あと、研究者なら、学内だけでなく、学会コミュニティというのが占める割合が大きいだろうとか。

http://twitter.com/nnobuya/status/6571059615

nnobuya
@tonton1965 あと、僕の周囲では、学部長とか何たら委員とかも含め、学内業務というのは、dutyとしてイヤイヤ持ち回りでやるっていう人が多かったですね。大学のスタッフというは、基本的には研究をしたい人たちなので。人事についても、基本は研究業績な訳で。

http://twitter.com/nnobuya/status/6571127853

nnobuya
公式の学内規定的なのは、流石に正確なのが多かったかな? まあ、このあたりも、大学によって変わるんでしょうけど。今となっては、非常勤の給料の話は、ニヤニヤしながら読めます。

http://twitter.com/nnobuya/status/6571179061

nnobuya
非常勤講師って、実際は、ただのアルバイト。技術があれば、誰でもできる。実際、政治的な駆け引きとかないですね。これも、分野によるのかなぁ。

http://twitter.com/nnobuya/status/6571252022

nnobuya
あ、「文学部唯野教授 」的世界と、現実の違いという話題です。ただ、大学の世界といっても、分野によって色々あるという話。

 
http://twitter.com/kiichiro/status/6498267834

kiichiro
原稿料の凄い話:連載していた週刊誌から一年半のあいだ原稿料が支払われてなかったことに確定申告するまで気づかなかった。あのときはさすがに自分もヒドイと思った。出版社が、ではなくてそれまで気づかなかった自分が。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6498557194

toyozakishatyou
@kiichiro 原稿料の凄い話:むかーしの「美術手帖」。知り合いの物書きがずっと滞っている原稿料をもらいに行ったら、自社刊行の美術全集が置いてある部屋に連れていかれて「どれでも5冊持って帰ってください」と言われた件。

http://twitter.com/Yaeko_Mana/status/6499200664

Yaeko_Mana
@kiichiro それは凄い!でもまっさきに「1年半気付かなくて生きていられるなんて!」と思ってしまいました・・・。一ヶ月支払いが遅れるだけで光熱費が!家賃が!とガクブルしてるわたし。

http://twitter.com/kentarotakahash/status/6499862023

kentarotakahash
連載している雑誌の未払い原稿料を100万以上まで貯めたことあります。

http://twitter.com/kentarotakahash/status/6500037135

今年はそういえば、2年前に某AVX社の依頼で書いた細野さんのトリビュート盤の推薦文の稿料が未払いだったことに気づいた。半年くらいかけて、何とか支払ってもらった(なにしろ、依頼主だったAVXグループ内の会社はすでになくなっていた)。しかし、トリビュート盤のCDは結局もらえなかった。

 
http://twitter.com/y_kurihara/status/6498641230

y_kurihara
原稿料をテレホンカードで支払われたって話をむかし聞いたんだけど、何の雑誌だったか忘れてしまった。

http://twitter.com/Yaeko_Mana/status/6499351008

Yaeko_Mana
ちょっともう、悲しくなってきてしまいました。「原稿料トークショー」動揺しそう。

http://twitter.com/WORLDJAPAN/status/6499463238

WORLDJAPAN
取材謝礼がビール券3000円分だった経験あり。

http://twitter.com/edoyaborsch/status/6499531974

edoyaborsch
AKBグッズだったことが…

http://twitter.com/WORLDJAPAN/status/6499649283

WORLDJAPAN
TENGA現物支給を忘れてた。テープ起こしもTENGAでやらせました。

 
http://twitter.com/Yaeko_Mana/status/6497890984

Yaeko_Mana
@toyozakishatyou ギャラの請求額を教えてくれない編集者さんに、連絡をとるタイミングに困っているのですが、雑誌の発売日から10日経過していたら、もうお願いしていいものでしょうか。まだ計算出てないのかな・・・とためらったり。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6498681420

toyozakishatyou
@Yaeko_Mana それはお願いして当然いいですよ。というか、非常識ですよ、その編集者は。でも、意味のない喧嘩はしちゃだめなので、上手に訊いてみてくださいね。

http://twitter.com/Yaeko_Mana/status/6499296658

Yaeko_Mana
@toyozakishatyou ありがとうございます!さっそく連絡とってみます。やっぱりココの編集者さんおかしい。原稿受領の連絡も、著者校正もないままいきなり発売になってて、ビックリしました

 
http://twitter.com/tamanoirorg/status/6499439453

tamanoirorg
一枚5000円は多くの媒体では普通。グラビア誌新聞はもっと高い。ただしこれは「素」の原稿料で、読む労力込みの書評はもう少し行く。RT @toyozakishatyou ん? それはどういう意味ですか。 RT @thysh どうやら異次元では書評が生活費の足しになったりするらしいぞ

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6500268207

toyozakishatyou
日経新聞は依頼した本が上下巻だと少し稿料が上がります。

http://twitter.com/tamanoirorg/status/6500544941

tamanoirorg
あ、それが理由か。

 
http://twitter.com/oo_chi/status/6499526321

oo_chi
@toyozakishatyou 稿料の話で申しますと、わたくしめもつたないながら必ず確認してます。なぜならもめる元だからです。ありがたいことにいただきます仕事が愉快なものだらけなので実はいくらでも良いんですが「その稿料でおいらの原稿が必要なんだよね?」と確認の意味で。(続く)

http://twitter.com/oo_chi/status/6499697866

oo_chi
@toyozakishatyou (続き)で、わたくしめが確認することで、依頼元が稿料のことを気にしてくださるとよいなあ、とか。ただ、あんまりお安いときは自分がこの稿料でお受けしたらほかの方にご迷惑をおかけするので、そこはお気遣いくださいとゆう話はします。と、私感まで。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6500457430

toyozakishatyou
@oo_chi だいたい、人に仕事を頼む時に条件を提示しないほうがヘン。そのヘンがこれまでまかり通っていた出版業界がおかしいんですよ。仕事の報酬を聞くと「お金に汚いと思われるんじゃないか」なんて書き手に思わせる依頼サイドに思いやりがなさすぎる。なので、堂々と聞いてよしなのです。

http://twitter.com/oo_chi/status/6501497693

oo_chi
@toyozakishatyou でもね、仕事始めた当時「就職と同じで賃金は聞くべき?」と思って、ふつーにお尋ねしたら「金に汚い」や「非常識だ」とその場でぶたれたり水かけられたりしたっす。なんだかんだで十年以上前の話だけど。だから、おもしろくて今も稿料は聞くようにしてるのですが。

http://twitter.com/oo_chi/status/6501753336

oo_chi
@toyozakishatyou ありがとうございます。>聞いてよし。最初の就職がとある上場企業広告系だったので、えらいとこきちゃったなあと(笑)。ただ今の方が全然好きなことしてるので、どっちがいいのかはよくわかんないです。とか申しますと、やや話の主題がずれますね。ごめんなさい。

 
http://twitter.com/toiimasunomo/status/6501348113

toiimasunomo
短歌誌の原稿料は掲載誌 もう依頼すら来ないけれども

http://twitter.com/toiimasunomo/status/6501483519

toiimasunomo
エッセイに短歌添えてと頼まれてむろん短歌は無料サービス

http://twitter.com/toiimasunomo/status/6501545813

toiimasunomo
番組の感想短歌詠めと言う 出演料は増えたりしない

http://twitter.com/toiimasunomo/status/6501629952

toiimasunomo
「糸井さん……この番組の感想をひとつコピーにして」と言うのか?

http://twitter.com/toiimasunomo/status/6501740170

toiimasunomo
ならいっそタダでみんなに見せたいと短歌を詠んでいるついったー

http://twitter.com/toiimasunomo/status/6502286083

toiimasunomo
まんじゅうの広告用の歌一首じゅうまんだった……ダジャレだったの?

 
http://twitter.com/tonton1965/status/6500248463

tonton1965
既に文庫が絶版になろうかという『軟弱者の言い分』の印税を晶文社はまだ全部払っていない。倒産したら私は債権者になる。

http://twitter.com/tonton1965/status/6500351358

tonton1965
みなが「一枚千円」を拒否すると『ユリイカ』『現代思想』はたちまち潰れるわけだ。

 
http://twitter.com/endingendless/status/6501239017

endingendless
そういえば大学時代、友だちのレポートを400字詰め原稿用紙1枚当たり1,000円で計3本=15枚ほど代筆したことがあった。それぞれ律儀に文献読んで書き、みなA評価をもらったが、時給換算でこれほど割にあわない仕事はないと思った。で、気がつくと、今も大差ないことしてるし……。

http://twitter.com/shibatay/status/6501379571

shibatay
@endingendless  亡き弟が高校生の頃、宗教(って授業があるのよミッションスクールだったので)のレポートを代筆してやったら、けっこう手抜きしてバレないようにしたのに、なんかの雑誌に採用されたり弟の成績が5からいきなり10になったり大変でしたw

http://twitter.com/endingendless/status/6501559374

endingendless
@shibatay ああいうのはさじ加減が難しいですねw 僕は同じ講義をとっている友人のレポートも代筆したので、彼の分と僕の分と別の参考文献をもとに別の論理を組み立てようなんて努力したから、必要以上に手間がかかってしまった。ま、そもそも代筆が悪いという話ですがw

http://twitter.com/endingendless/status/6501599928

endingendless
でも、今考えれば、あれが文章修業だったのかもしれない−−ということにしておこう。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6501871200

toyozakishatyou
@endingendless あ、それはそう。わたしも、艶笑コラムから体験手記、いんちきルポ、悩み相談室まで1冊ほぼ一人で書いても全部で3万円しかもらえなかったポルノ雑誌ライター時代は、いい修行時代だったと思ってます。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6501974645

toyozakishatyou
よく「書評家になりたかったんですか」「どうやってなったんですか」と訊かれるんだけど、こっちのほうが知りたいですよ。わたしは叩き上げのライターで、仕事の発注は断らず、ほとんど何でも書いてきたら、いつしかブックレビューに流れ着いたって感じなので。

 
http://twitter.com/y_kurihara/status/6501357133

y_kurihara
必要経費+粗利=ギャラ(原稿料)という商取引の基本式が導入されるだけでいいような気もするんだけど、根強い慣習と、まあろくでもない人間(書き手)が多かったせいでこのようなかたちになっているのでしょう。契約書交わして〆切厳守が前提になったら相当数のライターは死ぬでしょう(おれも)。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6501689970

toyozakishatyou
@y_kurihara 「必要経費+粗利=ギャラ(原稿料)」だと、粗利の出ない雑誌(赤字雑誌。有名誌でもざらにある)の場合、どうかなあ。

http://twitter.com/y_kurihara/status/6501814641

y_kurihara
@toyozakishatyou んでも、その赤字雑誌でも、紙代とか印刷代とかはふつうの商取引にしたがって支払ってるわけで、肝心の中身(コンテンツ)であるところの原稿制作費だけが40年間、物価の上昇をぶっちぎって据え置かれていることの言い訳にはならないですよ。

http://twitter.com/gotanda6/status/6501992072

gotanda6
ライターのクリエイティビティのコモデティというのも、ライターの原稿料の議論でされるべきなのではないかと思ったり。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6502139570

toyozakishatyou
コモデティ化:所定の製品カテゴリー中において、メーカー(製造元企業)ごとの差・違いが不明瞭化したり、なくなること。なるほど。

http://twitter.com/y_kurihara/status/6502192404

y_kurihara
ライターのクリエイティビティは、ごく一部を除いてプライスレス(タダ)じゃない? マックの「スマイル0円」みたいなもんでしょ。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6502209638

toyozakishatyou
@gotanda6 でも、それはかなり困難ですよね。誰が判定するの? その能力のある編集者がどれくらいいるのか……。あと、原稿の中にはクリエイティビティなんて求められない仕事は山ほどあります。わたしは若い頃、そういう仕事を山ほどやってました。

http://twitter.com/gotanda6/status/6502367391

gotanda6
@toyozakishatyou 判定するのは消費者、クリエイティビティは創造力ではなく、知識+手間といった感じでしょうか。知識は、Googlewikipediaによって値段が低下したし、手間の部分はウェブとかブログのCGMのおかげで値段が低下したという話です。

http://twitter.com/gotanda6/status/6502414160

gotanda6
@y_kurihara 同じ認識です。なので、原稿料はずっと変わらなかったのではなく、一貫して下がり続けているのではないかという仮説。

http://twitter.com/y_kurihara/status/6502742547

y_kurihara
@gotanda6 Google以降というと98年からだけど、そこから原稿料の低下はわずかだし(物価の下落を考えると実質微少に上昇しているか?)、それ以前、70年前後からの横ばいの説明もつかないので、知識のコモディディ化で原稿料が「下がり続けている」というのは成り立たないっしょ。

http://twitter.com/gotanda6/status/6503695950

gotanda6
@y_kurihara 変動要素はGoogle以外にもたくさんあるかと。ライター数が増えれば稿料は安くなるし、媒体の増減もある。仮説は膨らませることは可能。でも、稿料が変わらない理由は慣習と減らしやすいところからさっぴく問題でしょうけど(そう言うと身も蓋もなく話が終わるけど)。

http://twitter.com/y_kurihara/status/6504121936

y_kurihara
@gotanda6 原稿料の高騰は歴史的には雑誌ジャーナリズムが肥大するときにしか起ってないんですよね。98年くらいで雑誌は頭を打っているはずなんだけど、バブル期の原稿料がどうだったかあまり資料がない。景気がよかったときにはライターも原稿料の不服などは漏らさなかったのでしょうかw

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6521198620

toyozakishatyou
当時立派だったのがマガジンハウス。会社の景気にあわせて、原稿料をアップしてくれてました。

 
http://twitter.com/Schunag/status/6522688271

Schunag
原稿料問題で思い出したが、こないだネットのどこかで「(紙媒体の)書評は原稿料をもらっているがゆえに信用できない」という発言を見た。そういう発想はなかったよ正直。

 
(面倒くさくなったので、中略)
 
http://twitter.com/tsurumic/status/6550547208

tsurumic
@toyozakishatyou PR誌や文庫の解説などは、基本的に一律で各社決まっているのだと思うのですが、文芸誌などでは、人によって原稿料が違うという話も聞くので、最初に提示しにくいという事情があるのでしょうか?

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6556798007

toyozakishatyou
あ、なるほど。でも、それも含めて正直であれかし

http://twitter.com/yonemitsu/status/6556736676

yonemitsu
ゲーム業界もいい加減だと思うけどその感覚でもってしても、原稿まわりの契約の無さデタラメさはハイパー。後から契約とか凄すぎる。実はちょっと凄い文化だったのじゃないかと思う。このいい加減さを双方が活用できるとそれはそれですげぇ気がする。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6557186171

toyozakishatyou
「いくらで頼んでたっけ?」「1枚6000円」「りょうかーい」「雑誌先々月に出てますけど、振り込みはまだ?」「あー、来月あたり振り込んどくわ」、そんな感じ?(笑)

http://twitter.com/yonemitsu/status/6558067448

yonemitsu
いいの書けたから今回は1枚8000円じゃないと渡せないねぇ」とか。契約してないってそーゆーことだからね。

http://twitter.com/ayacco/status/6556872675

ayacco
@toyozakishatyou 制作費がどのくらいかかるか分からないので、最初に原稿料を算出できないという場合もあるかもしれません。本当は制作費の如何で原稿料が変わるのは変だと思いますが。でも、それも含めて正直に相談してほしいですね。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6557667763

toyozakishatyou
これも、「なるほど」な意見。特に編プロはそうなのかも。

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6557757635

toyozakishatyou
あと、わたしがちょっと「?」と思ってるのが解説。解説原稿に対して、重版から印税をくれるのは集英社のみ(ただし、10万部だっけ? かなり売れた上での重版に限るけど、夢ある措置であるのは言うまでもない)。他社もこういう良き範にはならっていただきたい。

http://twitter.com/nzm/status/6559643293

nzm
反面、著者印税が50万円ぐらいしかない文庫の解説稿料が10万円超えるケースも。現状はむしろ払いすぎ。

http://twitter.com/nzm/status/6559699907

nzm
とはいえ解説稿料も下げられないので、全体としては解説を減らす(解説のない文庫が増える)方向に進みつつある。しかし少部数の文庫ほど解説が売り上げに(相対的に)影響するジレンマ。文庫解説もそのうち名誉職になるかもね。

http://twitter.com/unpocketable/status/6560213647

unpocketable
せっかくの福島正実の文庫に目次も章題も無い件…社外コストではない(はずの)ものまで解説と一緒にカットされ中な昨今。

 
http://twitter.com/yuhgi/status/6560790604

yuhgi
はじめてハッシュタグとか使ってみるよ。今までの原稿料の未払い3件を思い出してみたら、だいたいが畑違いのところだった、というお話。

 
http://twitter.com/izumi_k/status/6561083785

izumi_k
確かに小説でも、最初に原稿料を提示するところは珍しいかもしれないですね。部数も然りだけど部数は水物だから、仕方ないところもあるし……。

 
http://twitter.com/nzm/status/6559936786

nzm
原稿料一律5000円の小説誌の1号当たりの支払額はざっと1000万円。定価1000円で実売10万部なら払えるか。大昔はそうやって決めてたんだろうな。もちろん雑誌には広告収入もあるし、文芸の場合は生産媒体の役割(単行本化・文庫化で稼ぐ)が重要だけど。

http://twitter.com/sugino/status/6560293229

sugino
@nzm 1000万円は分厚すぎ?

http://twitter.com/nzm/status/6561405282

nzm
野性時代とかメフィストとか、もっと分厚いですよ。大手の中間小説誌を平均すると400字2000枚ぐらいあるのでは。

http://twitter.com/sugino/status/6561531981

sugino
@nzm あー、そうですね。熱い雑誌は確かに際限ないですね。すみませんでした。400字詰め換算も失念でした、お恥ずかしい。漫画専門なもので余計なこと申し上げました…。

http://twitter.com/nzm/status/6561721576

nzm
いえいえ。#genkouryo の話は、もともと『書評王の島』3号の巻末袋とじ企画が出発点で、ぼくのツイートでは文字原稿の400字が1枚の計算です。ライター業界でもページ単価で受注するケースも多いと思いますが。

http://twitter.com/sugino/status/6561826805

sugino
@nzm ありがとうございます。なんにしても原稿料って難しい問題ですね。書き下ろしの場合は出ないわけですし。漫画は雑誌掲載が前提の文化なのでまた考え方違うかとは思いますが。

 
http://twitter.com/ibiru/status/6560621693

ibiru
知ってる限りにおいて、一番高い原稿料は新聞の連載小説だなあ。いくらかはヒ・ミ・ツ

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6561876907

toyozakishatyou
そして、夕刊よりも朝刊のほうが高い。

http://twitter.com/NNFS_mash/status/6562089660

NNFS_mash
「誰のどういうクオリティの文章に払われる対価」ではなく「その場所の権威への対価」なのかな。

http://twitter.com/kobayashitakuya/status/6561914513

kobayashitakuya
五木寛之は新聞連載『親鸞』でいくらもらったのだろうか。

 
http://twitter.com/harumaki_r/status/6562189729

harumaki_r
ジャンルは文芸ではないですが、初版少部数で重版見込みなしの中小出版社の翻訳書は、印税ではなく1冊いくらの買切り翻訳で、仮に重版になっても支払いナシがほとんど。翻訳費も編集費も低いけど、そうしないと本出せないのが現状なので仕方ないと思ってます。

http://twitter.com/lsxilo/status/6562326926

lsxilo
納期と報酬を後回しにして先にこっちのスケジュールを聞いたり内容を説明したり打ち合わせが可能かどうかを聞いてくる会社が、特に新規参入業者に多い気がする。納期や価格が最初に折り合わなければ他のやりとりは全部無駄になるのに。

http://twitter.com/lsxilo/status/6562326926

lsxilo
予算を枚数で割った時に単価が相場より下がってしまう時は、その負担をこちらに押し付けるのではなく、少ない枚数で同等の面白さが出るように工夫して単価を上げる努力をして欲しいというのがこちらの本音です。

 
http://twitter.com/dukimochi/status/6563185633

dukimochi
原稿料を最初に教えてよ週間を設けていたが、それが終わると元に戻った。聞かれたら答えるけど、前に聞かれたから次も知らせようとはならないのかなと思った。一例。

http://twitter.com/june_ya/status/6563355266

june_ya
原稿料のハッシュタグなんてあったんですね。でも、微妙に使いづらい。

http://twitter.com/dukimochi/status/6563527569

dukimochi
金額や支払いでなく仕事全体への話になってるような。お金の話はすべてにからむので仕方ないのかと。

http://twitter.com/macogame/status/6564226861

macogame
以前書いてた雑誌は原稿用紙1枚あたりの原稿料だったのが、雑誌のリニューアルに伴い、1ページあたりの原稿料になった。その途端、どのページも文字が少なくなり、グラフィカルな紙面になった。わかりやすいよね。

 
http://twitter.com/teigenkoj/status/6564435146

teigenkoj
ノンフィクションの原稿を書いたが、依頼から納入まで一年。編集者から1回も1円も稿料の話は出なかった。他の方がブロックで書けなくなって当初依頼の3倍量書いたのに。原稿が先にないと企画が消滅するのだろう。自分の仕事を無駄にしないためには金の話をしないが吉か。

http://twitter.com/teigenkoj/status/6564822384

teigenkoj
@teigenkoj 前の発言で1回もないは間違い。1回だけ「稿料は出します」とだけ言われた。金額は一度もほのめかされてもいない。良く仕事したな>オレ

 
http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6559991842

toyozakishatyou
文庫解説がなくなると困る人。エンタメ系の書評家。読書感想文を書く子供たち。あと、誰だ?

http://twitter.com/bo_z/status/6563420543

bo_z
読み手はまったく困らない。いらないボーナストラックみたいなもの

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/6560111972

toyozakishatyou
意外と文庫解説がないと困る、というか好きな人は多いのかな。ふーん。

http://twitter.com/sakaisampo/status/6560116655

sakaisampo
@toyozakishatyou 子供の頃から、文庫はまず巻末解説から読みますw

http://twitter.com/nakamiti/status/6560241965

nakamiti
ないと損した気分になります。

http://twitter.com/Trou/status/6560275246

Trou
単行本をすでに持っているのに、文庫版の解説だけを目当てにして文庫版も買ってしまう問題。

http://twitter.com/MonoWaTameshi/status/6560295201

MonoWaTameshi
文庫解説がまとめられた本とかかなり好きです。

http://twitter.com/yamawaki64/status/6560422993

yamawaki64
文芸誌ほとんど読まない文庫派としては、ちょっと別次元な話に見えてきた。

http://twitter.com/yamawaki64/status/6560489905

yamawaki64
文庫派としては、本体が面白くないときでも解説が面白かったら「ま、いっか」って思えるし、一種の救いやったりもするからなー。

http://twitter.com/maricebreak/status/6560524345

maricebreak
文庫解説で溜飲を下げたりするので、なくなると困るなあ。

http://twitter.com/tsuru1go/status/6561210212

tsuru1go
本編を読み解く他にも、予告編として、読後感を共有するものとして、著者の(他社作品も含めた)他の作品への道案内として、機能してると思います。文庫解説。

http://twitter.com/miyugreen/status/6561456033

miyugreen
翻訳小説なら文庫解説があったほうがいいけど、特に必要を感じません。内容によりますが、年表や相関関係図の付録が嬉しい。

http://twitter.com/may_k_aki/status/6562828580

may_k_aki
買うに至る決め手になったりします

http://twitter.com/interloc_k/status/6564505858

interloc_k
えっ、いらない。こんな人が!というときは読むけど。必要性が薄れたから「夜は短し」で羽海野チカさんとか、文章と関係ないとこから来るのかと思ってた。

http://twitter.com/sakiko_/status/6573688260

sakiko_
文庫解説、無いと凄い寂しいです。ブックレットがペラの海外版のCDのような寂しさ。

 
http://twitter.com/ume_nanminchamp/status/6587780114

ume_nanminchamp
そういえば、原稿料の内税、外税もちゃんと忘れずに言ってほしい。とくに1つの会社しか経験していない編集さんは、自分の会社のやり方がスタンダードだと思いがちだけれど、わりとそのへんまちまちです。

 
http://twitter.com/ume_nanminchamp/status/6587893034

ume_nanminchamp
漫画の場合、まだ連載中の原稿料の値下げというのは聞いたことありません。大手からマイナー、青年誌から女性誌にうつるタイミングでの値下げはよくある話。でもこれは昔からかも。そしてほっといてあがることもないので、自分で賃上げ交渉しないと、ずーっとそのまま

http://twitter.com/ume_nanminchamp/status/6588068119

ume_nanminchamp
あ、モーニングは自動的にあげてくれた。年間1〜2000円くらい。売れてる人はもっと上がるのかな? あと原稿料の他に研究費、専属料などもろもろくれてました。ほぼアシスタント代で消えたけど。ただ最近はあまりだしてないというウワサ。あくまでウワサ。

http://twitter.com/DENNY1701/status/6588504851

DENNY1701
@ume_nanminchamp えー、私の仕事は単行本書き下ろしですが、たった今1/3にされました

http://twitter.com/ume_nanminchamp/status/6588610929

ume_nanminchamp
うぎゃ! ウチ、それやられたら一家心中。1/3をいわれたのは、書いた後ですか? 書く前ですか?

http://twitter.com/DENNY1701/status/6588766820

@ume_nanminchamp 書く前です。ちなみに前回、前々回も難癖つけられて満額もらってません。

 
http://twitter.com/skoji/status/6560420466

skoji
しかし、一般に原稿料というものは「1枚いくら」なんですかね。これが不思議な感じ。アウトプットのボリュームで自動的に報酬が決まる。

http://twitter.com/kotono8/status/6588917748

kotono8
以前は「ペラ(200字)いくら」だったのが、次第に「何字いくら」や「ページいくら」に変わってきた。

http://twitter.com/skoji/status/6591647518

skoji
なるほど。いずれにせアウトプットの量に比例ですね

 
http://twitter.com/nankuru/status/6592550440

nankuru
原稿料下げ交渉の電話がきた。紙漫画業界いよいよオ㍗ル。