『知っておきたい「日の丸」の話−国旗の常識・日本と世界』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

知っておきたい「日の丸」の話―国旗の常識・日本と世界 (学研新書)

知っておきたい「日の丸」の話―国旗の常識・日本と世界 (学研新書)

★『知っておきたい「日の丸」の話−国旗の常識・日本と世界』(吹浦忠正/学研パブリッシング/830円)【→amazon
その起源や、デザインの謎、世界的に見て稀有な国旗としての歴史など、日の丸の実態は、日本国民にさえ意外に知られていない。明治維新や敗戦を経ても変わることのなかった日本の国旗を、世界の常識のなかで捉え直し、日本と世界のもう一つの歴史観を提示する。
 
新書505死にざまに見る昭和史 (平凡社新書)

新書505死にざまに見る昭和史 (平凡社新書)

★『死にざまに見る昭和史−八人の凛然たる〈最期〉』(大野芳/平凡社/798円)【→amazon
昭和という時代は、戦争を前後して、あらゆる分野が激変し、ひとの価値観も大きく変わった。そんな時代に生き、死んでいったひとたちの“末期の眼”には何が映っていたのだろうか。昭和史から八人をピックアップし、それぞれの死の深遠に迫る。
 
聖徳太子 七の暗号 「太子七か寺」はなぜ造られたのか (光文社新書)

聖徳太子 七の暗号 「太子七か寺」はなぜ造られたのか (光文社新書)

★『聖徳太子七の暗号−「太子七か寺」はなぜ造られたのか』(宮元健次/光文社/798円)【→amazon
日本初の憲法十七条の制定、遣隋師の派遣など、華々しい事績で満ちている聖徳太子は日本の歴史を代表する人物である。しかし、近年「聖徳太子はいなかった」という説が注目を集め、太子虚構説がささやかれている。本書では、『日本書紀』などの史料を駆使し、悩み苦しんだ一人の人間としての聖徳太子にスポットをあて、日本史に描かれなかったその実像に迫る。