『戦国廃城紀行−敗者の城を探る』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
- 作者: 澤宮優
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/01/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今は残っていないが興味深い戦国時代の城がある。歴史の敗者となって壊された城である。三成の佐和山城、小西行長の宇土八幡城、大谷刑部の敦賀城など、十数城の紀行と探索。
- 作者: 遠山美都男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/01/01
- メディア: 新書
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聖武天皇には三人の娘がいた。生涯不婚を定められ、孝謙天皇(重祚して称徳天皇)となって権力を振るった阿倍内親王。光仁天皇の皇后でありながら、夫を呪詛したとして大逆罪に処された井上内親王。恵美押勝の乱に加わった夫を失った後、息子たちの謀反に連坐、流罪とされて没年すら伝わらない不破内親王。凄惨な宮廷闘争の背景にあったのは何か―。皇位継承の安定のために人生を翻弄された三人の皇女の物語。
- 作者: 笹山晴生
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2010/01
- メディア: 単行本
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天平文化が華開いた奈良朝は、律令国家が完成し、その矛盾が現われた時代であった。平城京遷都から一三〇〇年、藤原不比等や聖武天皇・光明子、したたかに生きる民衆など、奈良の都に生きた人々を鮮やかに描く。