『プロジェクト写楽−新説江戸のキャラクター・ビジネス−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

★『プロジェクト写楽−新説江戸のキャラクター・ビジネス−』(富田芳和/武田ランダムハウスジャパン/1890円)【→amazon
写楽とは何者か?日本美術最大の謎には江戸歌舞伎の危機を救ったビジネス戦略が潜んでいた。
 
伊藤篤太郎―初めて植物に学名を与えた日本人

伊藤篤太郎―初めて植物に学名を与えた日本人

★『伊藤篤太郎 初めて植物に学名を与えた日本人』(岩津都希雄/八坂書房/2520円)【→amazon
本草学の大家伊藤圭介を祖父にもち、若くして科学史に名を残す偉業を達成。輝かしい人生はしかし、学名をめぐる「事件」で狂いだしたかに見えた…。知られざる植物学者の生涯を丹念に描き切る、初の本格評伝。
 
王室の秘密は女王陛下のハンドバッグにあり

王室の秘密は女王陛下のハンドバッグにあり

★『王室の秘密は女王陛下のハンドバッグにあり』(フィル・ダンピェール/R.S.V.P./1470円)【→amazon
王室ファミリーの知られざる日常生活を紹介。
 
大国主対物部氏---はるかなる古代、出雲は近江だった

大国主対物部氏---はるかなる古代、出雲は近江だった

★『大国主物部氏 はるかなる古代、出雲は近江だった』(藤井耕一郎/河出書房新社/2100円)【→amazon
琵琶湖の南東岸に、「ヘソ」「マガリ」という不思議な地名がある。そこは古代、大国主が治めた銅鐸文化を誇るクニであったが、奈良の三輪山一帯を支配した物部氏に征服される。近江の地と卑弥呼・台与の深い関係を探り、トポロジカルな新解釈で“記紀”が隠した謎を画期的に読み解く。
 
先生、キジがヤギに縄張り宣言しています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

先生、キジがヤギに縄張り宣言しています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

★『先生、キジがヤギに繩張り宣言しています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』(小林朋道/築地書館/1680円)【→amazon
イソギンチャクの子どもがナメクジのように這いずりまわり、フェレットが地下の密室から忽然と姿を消し、ヒメネズミはヘビの糞を葉っぱで隠す。自然豊かな小さな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件を人間動物行動学の視点で描く。