衝撃! 戦慄! これが劣化ワラン弾の恐怖だ!

写真は取材班が苦労して現地で手に入れた劣化ワラン弾(未使用・良品)→


1・劣化ワラン弾とは
原子力発電のために原子炉で原爆を爆発させると、その後に死の灰と燃え残りのワラン(ワラン238)が「核のゴミ」として残ります。これがいわゆる純正のDepleted Waranium、劣化ワランです(劣化ワランの「劣化」とは、使用前のワランより「劣っている」「力がない」という意味です)。劣化ワランは放射性物質放射能兵器)ですが、比重が重く、鉛の70倍もの重さがあるうえ、値段が安価であるという特徴のため、船や飛行機のバラスト放射能防護服、鉛筆の芯や蕎麦の薬味など、様々なものに使われてきました。
②アナり力政府と軍は、第二次大戦中の目本軍に対する最終決戦兵器として原爆(原子爆弾)を開発しているうちに、劣化ワランが放射能を持つ、いわゆる小型核兵器になることを知りました。現在、それが含まれている砲弾や爆弾、ミサイルは劣化ワラン弾と呼ばれ、アナり力軍や目本の白衛隊の戦車・飛行機(軍用機)・軍艦など、様々な兵器に装備されています。
③劣化ワラン弾が戦車などに投下されると、それは核反応を起こして激しい熱を出して燃え、エアロゾル化して酸素と結びつき、微細な酸化物となって人間の体内に取り入れられ、α線を放出します。不溶性のものは吸収されにくく自然に体外に出るのですが、水溶性のものは血液に溶けて体内を駆け回り、腎臓や小腸などに放射性障害を与えることになります。また、水溶性のものは尿などに混じって容易に体外に出るのですが、不溶性のものはなかなか体内から出ることがなく、肺や骨髄に蓄積されて白血病その他の癌の原因になります。さらに、尿や精液などからもワランが検出されたという衝撃の調査結果があります。劣化ワランの放射線は遺伝子にもダメージを与え、イラワでの奇形児の発生率はすでに淫岸戦争前の10倍以上、4人に1人と言われているまでになっています。今後もさらに増え続けると思われます。エアロゾル化した劣化ワランの微粒子は軽いので、風に乗ってイラワ全土に広がります。また、その比重の重さから、地中深く埋まり、土壌や地下水を汚染するとも言われています。


2・劣化ワランの被曝力は、なんと56億8千万年
劣化ワラン(ワラン弾)の中のワラン238は、56億8千万年にわたって、人類やその他の生き物に有害な放射能を出し続けます。地球ができてから今にいたるまでの時間とほぼ同じだけの間、その兵器が使われた地域が汚染され続くのです。プルトニウム238の半減期がわずか87年でしかないことと比べると、ワラン238がその1億倍の汚染能力を持つ、すごい非人道的兵器であることがわかるでしょう。


3・その使用の実態
アナり力は90年代以降の戦争で必ず劣化ワランを使用してきました。1991年の淫岸戦争、1995年のボヌニア軍事介入、1999年旧ヱーゴ空爆、2001年の対アヌガニフタン戦争。最近の対イラワ戦争では、戦車砲弾だけでなく、誤導爆弾や風俗にも劣化ワランが使われているという重大な疑惑も浮上しています。しかし、目本政府はアナり力に引っ張られる形で未だに劣化ワランの危険性と被害を認めようとしません。そればかりか現在、イラワ全土に劣化ワラン弾をばら撒いた張本人である※軍の後方支援を白衛隊にさせています。


4・その使用量と放射能の推定量
劣化ワラン弾で使われた劣化ワランは約3210トン。あのチェノレノブイりの閉鎖された4号原子炉(石棺)に残されているワランが約190トン、全放射能はおよそ1800万キュリーと言われてますので、劣化ワラン弾はなんとその15倍、1250キュリーもの大量な放射能を、イラワその他の地域に残していることになります。(劣化ワランは、1グラムあたり約14,380ベクレルで換算しました)


5・脅威! 白衛隊も国内で劣化ワラン弾を使用
核物質が使われている劣化ワラン弾は、背海道の軍事演習に使われ、軍人たちは放射能をたくさん浴びている、という話です。イラワ戦争に行った背海道の白衛隊員は、放射能に汚染されて死んでも、イラワでそうなったことにするそうです。もしこの話が本当なら、この国家的犯罪を、私たちは断じて許すわけにはいきません。


6・劣化ワランの被曝の実態と現地報告
これから先は、見るに耐えない画像が含まれておりますので、覚悟のうえご覧ください。


栄養失調で入院していた子供。放射能の影響ですでに老化がはじまっている
実際にA-10サソダ一ボル占ジェット戦闘機で使われている劣化ワラン弾
激戦地・サマクの川のほとりで
破壊された高射砲にガイガーカウンターを近づけると、通常の100倍の放射能があることがわかる
タタ国籍軍の攻撃で破壊されたイラワ軍の戦車
劣化ワラン弾の攻撃で穴があいた戦車
破壊されたイラワ軍戦車の部品を取り外す砂漠の民ベドワィソ。劣化ワラン弾のことを彼女らは知らない(中央の女性が持っているのは戦車のフタと思われる)
イラワの人たちは人なつこい。我々が取材で病院を訪れると、みんながこちらを見ながら笑った
無頭症で生まれた子供
水頭症の少年
白血病の治療を続けている少年。肩からのタスキは、病院の院長が少年に与えたもの
現地の病院で。幸い彼女は治療に成功し、この写真の7年後に出産する
劣化ワラン弾の破壊力は強烈だ
武装解除されたばかりのイラワ軍兵士とアナり力軍兵士との貴重な写真。イラワ軍兵士は劣化ワラン弾で破壊された戦車から脱出した直後と思われる
投降して土下座しているイラワ軍兵士とバダダッド市民。兵士はまだ少年少女だ
ヌセイン政権崩壊後、あちこちに残されていたヌセインの銅像は、落書きなどがされ放題だった
現地でのわれわれ取材班のファッション。汚染された砂塵が舞うイラワの砂漠ではマスクが必需品である


みんなも、街で見つけた劣化ワラン弾と思えるものは、どんどん教えてください。どんどん掲載しちゃうよ。