キーワード登録

こういうのは熱中する時期とそうでない時期があるようで、今は比較的マメな時期というか。しかし筑紫哲也も登録されていないのか。時事ネタが少し弱い(オタク系に強い)のがはてなのキーワードの特徴みたいです。
俺が最近登録したキーワードだと、ゆるふんとか創氏改名とかダボハゼとか。
嫌韓厨は、はてなの人が登録させてくれませんでした。

都立大総長、石原知事の新大学構想に抗議声明(朝日新聞)

http://www.asahi.com/national/update/1008/008.html


 東京都立大学茂木俊彦総長は7日、石原慎太郎知事の下、同大学など都立4大学を廃止し、新大学を設置する計画に「トップダウンの強行はきわめて遺憾」と抗議する異例の声明を出した。「大学との開かれた協議を行う体制」を強く求めたいとしている。

 石原知事は00年ごろから「ドラスティックな大学にする。名前も変え、理想の大学をつくる」「都では私がいちばん偉いんだから、だめならつぶしてしまえばいい」などと発言。都立4大学(都立大、科学技術大、短期大、保健科学大)の再編統合を目指して検討していた。

 都は01年の「大学改革大綱」で4大学を統合し、独立行政法人化して、人文、法、経済、理、工、保健科学の6学部にする方針を公表。4大学は準備を進めてきた。

 しかし、石原知事は今年8月、大綱を白紙化。4大学を廃止し、新大学を05年度に開設する構想を発表した。

 総長とは別に、知事が理事長を任命し、国公立大では初めて教学と経営を分離。都市教養、システムデザイン、保健福祉、都市環境学部の4学部を設ける内容だった。

 単位互換の取り決めをしていない大学の講義や社会経験も単位認定する「単位バンク」制度を採り入れ、教授らには業績主義を徹底し、年俸制、任期制を導入する。

 声明は、この構想について、「唐突にも、それまでの設立準備体制を廃止し、構想を一方的に公にしたうえで、今後はトップダウンで具体化をはかるとし、実際に強行している」「教員は自由に意見を述べる機会が保障されなければならない」などと批判した。

 さらに大学院の研究科の内容、基礎教育、教養教育の充実について「新たな提案をする用意がある」と説明している。

 茂木総長は「9月末、都の大学管理本部長あてに2回、意見書を出したが、都の姿勢は変わらない。これは都立大だけでなく、全国の公立大に通じる問題なので声明を出した」と話している。

 一方、都大学管理本部の大村雅一・改革推進担当参事は「他の3大学は前向きなのに、総長の見識を疑う。新大学を設けるのだから、新しい学長の意思を反映するためにトップダウンで進めるのは当然だ」と話している。

(10/08 08:02)

これに関しては、こんな参考テキストなど。
都立大学をダメにした"民青王国"の怪(前)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~t-tutiya/seiron8.htm
都立大学をダメにした"民青王国"の怪(後)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~t-tutiya/seiron8'.htm

 都立大学には、最高意思決定機関として評議会が設置されている(都立大学条例)。形式的にはそうであるが、実は、この評議会は月1度程度しか開催されていない。ある年の5月を例に取ると、評議会が開かれたのは13日1日だけ。それに反して、部長会は、1日、8日、15日、22日、29日に開かれている。実際は、週1回開かれる部長会が大学の実質的な執行部として機能している。
 評議会は、萩上総長を含め20名で構成されているが、この中で影響力を持っているのが左翼系といわれる数名の教授だ。その中でも昭和56年から平成2年まで生協理事を務めた、水林彪図書館長が相当な発言力を持っているといわれている。
 そして、部長会は、この評議員のメンバー11名によって構成されている。学生有志が以前、当局に部長会に関する情報開示請求を行なった折にも「部長会は評議会と同じ位置付けにあるため、公開できない」と1度請求が却下されたこともある。結果として、「部長会は、大学規約にもない存在なので、評議会と同じ扱いをするのはおかしい」との学生の異議申し立てが通ったが、当局の認識は「部長会は評議会と同じ」なのだ。というより、ある課長は、「月1度程度の評議会では、どうしても議論が形式的になる。部長会で意見を取りまとめて評議会に出すことになる。評議会でも異論が出ることはあるが、大方のことは、実質的に部長会で取りまとめをしておく」と明言している。
 この部長会のメンバーには、昭和60年職組書記長。昭和62年から平成7年まで生協理事。職組のデモの先頭に立つなどしている黒崎勲教養部長・人文学部教授。小林信夫学生部長・理学部教授。昭和58年職組副委員長を務めた茂木俊彦人文学部部長、それと前述した水林彪図書館長などが含まれている。
 この週1回、開かれる部長会で、争議行為の処分、名誉教授の推薦、研究交付金の執行計画。大学院の講座再編、各種規定の改正、研究計画の変更承認など、大学運営の基本に関することが審議され、その結果は継続、了承と分別され評議会に報告される。週1回開かれる部長会では、多岐にわたる議論がされ、実質的な決定がなされるが、この部長会の法的根拠はない。
 つまり、法的根拠のない部長会を都立大は、「評議会と同じ」とし、実質的な権限を付与していることになる。
と、ここにこの人のお名前が。
やれやれ、裏はまた石原都知事共産党(&朝日新聞連合)の確執があるみたいです。
なんで石原さん、そんなに共産党と仲悪くなっちゃったんでしょうね。その原因が知りたい。
なお、茂木俊彦氏の「声明」は以下のところにありました。
東京都立大学総長声明10月7日・新大学設立準備体制の速やかな再構築を求める
http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000186.html
その前の奴は、こんな感じ。
↓「同意書」についての都立大学総長意見
http://members.jcom.home.ne.jp/frsect_metro-u/doishonituite.htm
道路公団の総裁で、もうじきそうじゃなくなる人と同じような血を感じさせられます。