ブックマーク・RSSから(2007/01/25)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。


パソコンはおもちゃ箱:中高年ブロガー


ところで若い人が中高年、あるいは老人と言うとき、おそらく50代から70代以上を十把一絡げに思い浮かべるでしょうが、それは違います。少なくとも団塊の世代以降の年代は、今までの「老人」のイメージを壊しているように感じます。60歳といえば定年を迎え、人によっては孫がいる年齢ですが、ハッキリ言って今の60歳の精神年齢は若いです。糸井重里氏のように見かけも生き方も還暦にはとても見えない中高年が増えています。強引ですが青春期にロックの洗礼を受けて育ってきた否かが大きいです。つまり彼らは新しい中高年なのです。ネットだってパソコン通信からの利用者も多いですし。
↑ということで、五十代・六十代あるいはそれ以上のブロガーの紹介。

極東ブログ漱石のこと


己はついに漱石先生の今生の日数を超えるのか。そんな日が来るのか。冷え切った身体からさらに冷や汗が滲む。三島由紀夫太宰治の享年を超えたときも奇妙に心に引っかかる物があったが、超えてみると彼らが奇妙に若い文学者のように思えてきたものだし、実際に彼らの文学は若かった。漱石先生の文学はそうは行くまい。
夏目漱石って、実際の作家活動したのは10年ぐらいなんだよな。

Krafty | Napster旅行記#16:Wise Up Suckers(Pop Will Eat Itself


ロック・バンドがダンス・ビートを導入する。今となっては有り触れた事柄に過ぎないのだけど、その始祖的な存在にして試行錯誤を重ね続けてきたパイオニアの一つがポップ・ウィル・イート・イットセルフである。本来普通のロック・バンドだったのがヒップホップに触発され、しかしそれぞれのメンバーが楽器を捨てることなく、その演奏とヒップホップから受け継いだブレイクビーツとサンプリングという手法やスタイルを駆使して作品を作り上げた。もっとも、そういうグループは90年代当初に数多く存在していた。ザ・ストーン・ローゼズジーザス・ジョーンズ。デビューした頃のブラーにおいても、ドラマーのデイヴ・ローントゥリーはひたすら機械的なリズムをドラムで叩いて生み出していた。その中でポップ・ウィル・イート・イットセルフが特筆されるべきは時代をやや先取りしていたことに加え、とにかく面白いものは何でも食べつくしてしまうその旺盛な好奇心と胃袋の大きさによるものだろう。私自身はリアルタイムで彼らを追いかけることは出来なかったのだけど、実際に今このベスト盤を聴いてみてもその節操のなさは伝わってくる。
↑ポップ・ウィル・イート・イットセルフのベスト盤に関する感想。

カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記:雑巾の絞り方


塾のトイレの水が溢れたのを雑巾で拭く作業をしたことで思い出したのだが、『エヴァンゲリオン』で綾波が雑巾を絞り、シンジがそれを見て「お母さんみたいだ」というシーンがありましたね。あのシーンの綾波の雑巾の絞り方は正しい雑巾の絞り方ではありません。
↑正しい雑巾の絞りかたは綾波レイがやった奴ではないらしい。

健 忘 亭 日 乗:『父親たちの星条旗


この映画は間違いなく反戦映画足り得るものであるが、悲惨な戦争シーンがあるから反戦映画となっているわけではなく、戦争というのが、決して絵空事ではなく現実に簡単に人が死ぬのであり、それをヒーロー化したりプロパガンダに使うことの虚しさを描くことで、戦争の意味を問うているのである。
↑「絵空事ではなく現実に簡単に人が死ぬ」反戦映画としての映画の感想。

AYS:ゲームメイキング本の勧め〜ゲームクリエイター以外も注目!


ゲームメイキングの本というのは、プログラムをやる人向けの本に見えても、実はゲーム論者が読んでも面白いゲームデザイン論の本だったりするのです。今回は、そういった本のお話です。
↑興味を持っている人から実際に作っている人までのおすすめ本紹介。

ザ大衆食つまみぐい:ダイコンの憂鬱


ダイコンは今年は豊作で、「生産調整」が行なわれた。いわゆる「廃棄処分」だ。キャベツもハクサイも豊作で、先日、廃棄処分がニュースになった。こういうときは「好天の影響」の説明でおわる。しかし、そこには「地産地消」とは、ほど遠い農業の構造がある。大都市大消費地を相手にした産地指定方式がもたらした大量生産農業だ。好天の影響は、高いシェアを有する集中化した産地を直撃するから、それだけ影響が大きく出る。こういうことは、「食育」だの「スローフード」のときには、関心にも問題にもならない。
↑「過去9年の平均価格の7割を下回れば廃棄処分し生産調整できることになっている」という話。

DAYS OF MUSIC & MOVIES:スペンサー・デイヴィス・グループ


若き日のスティーヴィー・ウィンウッドの天才ぶりを目の当りにするすることができる、第1期スペンサー・デイヴィス・グループのオリジナル・アルバムが紙ジャケでリリースされた。驚くべきことに初紙ジャケ化どころか世界初CD化である(!)
↑当時17歳のスティーヴィ・ウィンウッドの歌う「ジョージア・オン・マイ・マインド」に慄然とするブログ主。

だうなあ日記~blog:世代の話


この本ではじめて知ったけれど、神風特攻隊で死んだ日本の若者は4,000人、しかし、ドイツへの夜間爆撃のために死んだイギリス人の飛行士は55,000人だそうだ。
宮崎駿の書き下ろし「タインマスへの旅」を収録してある『ブラッカムの爆撃機』その他から世代を考える。

新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion):JCレポートその3:(株)エスシーネットワーク・島田浩司氏のセミナー


わが故郷の岡山に「サンマルクカフェ」さんというのがあります。東京にも店舗がかなり出来ていて、全国区になりつつある優秀な企業さんなんですが・・・。この「サンマルクカフェ」さんと、「ドトールコーヒー」さんと、町のパン屋さんの、ドリンクとパンの価格帯を比較してみて下さい。飲食業の価格戦略はアパレルよりは商品の変更が少ないのでわかりやすいと思います。サンマルクさんの戦略がクリアに見えてきますので。
↑「店頭リサーチでは、デザインではなく、(ビジネスの)構造を見るべし」という練習問題。

Contre Champ:告知です AA


当ブログの読者の方ならすでにチラシ等でチェック済みのことと思いますが、12/12(火)から12/21(木)までアテネフランセ文化センターで青山真治の最新作『AA』が公開されます。この映画は、青山真治という映画作家の形成過程に決定的な影響を及ぼした、夭折の音楽批評家・間章(あいだ・あきら)に捧げられた7時間半の長篇ドキュメンタリー映画です。7時間半という上映時間がどの位のものかというとゴダールの『映画史』(4時間半)より長く、クロード・ランズマンの『ショアー』(9時間半)や王兵の『鉄西区』(9時間)より短い、といえば実感できるでしょうか。この映画の反時代的な企ての一端がこの上映時間ひとつをとってもお分かりになると思います。あとは劇場に行って、そこで展開される思考の奔流と言葉の波に唯物論的に打たれていただきたいと思います。間章のことなど全く知らなくてもこの映画を楽しむことはできます。
↑夭折の音楽批評家・間章に関する青山真治の映画『AA』のお知らせ。7時間半の長篇ドキュメンタリー映画

科学ニュースあらかると:Blogの数は来年限界に達するだろうか?


「Blog」の数はどんどん増加しているように見えますが、Gartner社のアナリスト達によると、来年にその数は1億でピークに達し、その後はさほど増加しなくなるそうです。
↑「既に2億人がblogを書くことをやめている」、という「Gartner」社の分析。

ある編集者の気になるノート :「警察時報」「警察公論」「ポリスマガジン」…いま、警察雑誌が熱い!


上の記事を読んでいてふと思ったのが、日本にも「警察に関係する雑誌」があるのではないかということ。で、じっさい、探してみたらあったんですよ。
↑警察雑誌の紹介とリンク。立花書房は昔から有名でした。

綾川亭日乗:耐え難いミステリドラマ:「別れる2人の事件簿」


私はたいがい、ここ数年、夜の8時9時何かみたいと思ったら、テレ朝のミステリドラマというか、刑事モノを選んで眺めていたんだけど、とりわけ99年、結婚して以降は夫婦してその傾向があって、他の局の番組は、NHKの時代劇とかTBSの「世界ふしぎ発見」ぐらいしか見ていない。まぁ、なんか、馬が合うというか、他の局の番組を見ていてもしっくりこないというか。しかし、テレ朝のドラマでも、どうにも馬が合わないというか、見ていて耐え難いものがなくはなかった。
↑粗筋の紹介と、なんで耐え難いドラマになっているかの分析。

Europedia の インターネット・トラベルNEWS:旅先で、郷土色豊かなファスト・フード体験を


欧米のレストランに入ると、大きな肉のかたまりをメインとするフルコースを苦もなく平らげる姿に驚かされる。しかし、この光景が誤解も産んでいるようだ。欧米の庶民にとってもレストランでの食事は、友人と久しぶりに再会したり、何らかの記念日といった“ハレ”の料理なのだ。
↑地元でしか味わえない食べ物を、デリカテッセンその他で探して食べてみることをお勧めするブログ主。