ユダヤ人団体をあおっている(=情報を提供している?)日本の団体について

「バターン死の行進」記事、ユダヤ人団体が文春に抗議 (読売新聞)

【ロサンゼルス=古沢由紀子】日本軍が捕虜米兵らを炎天下歩かせた「バターン死の行進」についての月刊「文芸春秋」の記事が「歴史を誤って伝えるものだ」として、ユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は13日、当地で抗議の記者会見を開き、文春側に元捕虜らへの謝罪を求めた。
記事は、同誌の昨年12月号に掲載された「『バターン死の行進』女一人で踏破」。ジャーナリストの笹幸恵さんが、フィリピンで行進のルートを4日間かけてたどり、「栄養失調気味の私ですら踏破できた」と報告。「日本軍による組織的残虐行為」との批判に、疑問を投げかけた。
行進を体験した元米兵でアリゾナ州立大名誉教授のレスター・テニーさん(86)は、文春側に抗議文を送付。会見で、「水や食事をきちんととって歩いた彼女の行程は、当時の状況とかけ離れている」と批判した。
同誌編集部は「抗議文などを見ておらず、現段階ではコメントできない」としている。
同センターは1995年、文芸春秋社の月刊誌「マルコポーロ」の「ナチスガス室はなかった」とする記事に抗議し、同誌は廃刊になった経緯がある。
(2006年1月14日11時3分 読売新聞)

ふーむ…。
レスター・テニー - Google 検索
米上院司法委で、元日本軍捕虜が証言(朝鮮新報:ニュースPICK−UP)

米上院司法委員会は6月28日、旧日本軍に捕らえられ、日本企業で過酷な労働を強制された元米兵捕虜5人を招いて初の公聴会を開いた。
出席したレスター・テニー(80)さんらは、「私たちを奴隷扱いしたことに対し、日本政府や企業は損害賠償も謝罪もしていない」と訴えた。これに対し、ベッタウアー国務省法律顧問らは、「サンフランシスコ講和条約で対日請求権を放棄しており、追加的な請求はできない」と述べた。ファインスタイン上院議員民主党)らが、「条約は民間人と民間企業との間の訴訟の権利を奪うことができないはず」と反論し、政府側に再検討を要請、国務、司法省代表もこれを了承した。

レスター・テニーさんからのメッセージ

日本企業はその責任を自覚せよ!
− 祖国と引き継ぎ負債、その発展の犠牲となった国家、国民へ −

それの上位サイト。
三菱広島元徴用工被爆者裁判を支援する会
なんとなく、焚きつけている人たち(団体)がわかってきました。
(参考資料)
SURVIVORS OF THE INFAMOUS 1942 BATAAN DEATH MARCH PROTEST BUNGEI SHUNJU MAGAZINE ARTICLE DENIGRATING THE DEATHS AND SUFFERING OF THE VICTIMSサイモン・ウィーゼンタール・センターの記事)
Letter from: Lester Tenney, Ph.D., Former POW of the Japanese and a survivor of the infamous Bataan Death March - Simon Wiesenthal Center(抗議の手紙)
A Woman Retraced the Entire Route of the Bataan Death March Alone - Simon Wiesenthal Center文芸春秋に載ったテキストの英文概略)
Lester Tenney - Google 検索
 
これは以下の日記に続きます。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060117#p1
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060430#p1

浦安市長の朝日新聞・素粒子への抗議文

どのサイトを見ても元テキストに対して言及しているところがなかったので、ネタとしては遅いですが転載しておきます。
浦安市 ニュースリリース平成18年1月臨時

定例記者会見とは別に、平成18年1月に臨時にリリースしたものをお知らせします。
 
1月13日(金)
朝日新聞1月10日夕刊「素粒子」抗議書を提出
1月12日、朝日新聞東京本社に対し、浦安市及び浦安市教育委員会として、朝日新聞1月10日夕刊「素粒子」に対する抗議書を提出しました。
提出した抗議書は、つぎのとおりです。

                                                                                                              • -

朝日新聞社1月10日夕刊記事「素粒子」についての抗議書
 
貴社発行の朝日新聞1月10日夕刊「素粒子」において、本市及び本市の新成人に対する中傷ともとれる記事に対してここに強く抗議する。
全国的に成人式が荒れていると言われている昨今、各地でのその地域性や個性を出したさまざまな様式の成人式が行われている。
このようななか、浦安市では、それまで市や教育委員会が成人式の手法等を決定してきた方式を改め、平成14年から、新成人のための新成人による成人式を行っている。
毎年、新成人の中から公募により実行委員を募集し、この実行委員会において、会場の選定から企画、当日の運営まで行っている。今回会場となった東京ディズニーランドは、パーク内の一部(ショーベース)を成人式の式典のために借用したものであり、成人式当日の式典は、他の自治体と同様、市長や議長あいさつ、新成人のメッセージなど粛々と進められた。記事の内容を推察すると、式典前後に行われたショータイムの部分(オープニング時2分、フィナーレ時3分、計5分)のみを捉えた記事であり、新聞の責務である正確で公正な記事であるとは言い難く、かつ、新聞は天下の公器といわれているが、夕刊の一面まして「素粒子」欄の中での実に品のない文章であり、内容である。昨今、さまざまなことが貴社に対して言われているが、是非とも本来の天下の公器を強く認識すべきである。
多くの浦安市民は、世界に誇れるテーマパークが市内にあることを誇りに感じている。これら多くの市民も同様に今回の記事について怒りを感じている。
新成人にとっては、一生に一度の成人式である。その成人式を自分たちの手で作り上げてきた新成人たちを中傷する貴社の記事は到底許されるものではなく、強く抗議するとともに、下記の事項について要求するものである。
 

 
1・浦安市の新成人に対して中傷するものであり新成人に対しての謝罪と謝罪文の掲載
2・「素粒子」の記事の目的やねらいについての説明
3・記事掲載に至った経緯
 
平成18年1月12日
 
朝日新聞社 代表取締役社長 秋山耿太郎 様
 
                     浦安市長 松崎秀樹

                                                                                                              • -

平成18年1月12日
 
朝日新聞社
代表取締役社長 秋山耿太郎 様
 
                 浦安市教育委員会
                 教育長 西谷隆
 
貴社が、平成18年1月10日(火)夕刊「素粒子」欄に掲載された、浦安市主催による成人式に関する記事に対し、事実誤認と市民感情を害する表現があったことに対し強く抗議するとともに謝罪を求めたく申し入れます。
本市主催による東京ディズニーランド(以下TDL)での成人式は、本年で5回目を迎える市民に認知された式典であります。当初より広く新成人から実行委員を公募し、企画・運営を委ねているものです。
今回の式典を開催するにあたり、昨年6月より8回にわたる実行委員会を開催し、式典のねらいの設定、それを具現化するための会場選定、式典の企画等、新成人主体による新成人の希望に沿った運営に努めて、当日の式典に至っております。
特に、式典では実行委員会の企画が前面に出され、TDLのご協力を得るなか、新成人のメッセージや実行委員の話、夢や目標のアルバム贈呈など、例年にない工夫された内容となっております。ショータイムも例年より簡素化され、決してTDLのショー中心のプログラムではありません。また、式典については参加された皆様より高く評価されたものとなっております。
同日の貴社朝刊には、写真入りで本式典を記事にしているにもかかわらず、この様な中傷記事が夕刊に掲載されることが信じられません。また、記事中の「浦安の新成人。・・・・甘ったれた顔して喜んでいるようじゃ、この先思いやられる。」の表現からは、式の内容を確認した上での記事とは到底思われず、式典を運営した実行委員や浦安市の市民(新成人)を中傷する意図的なものを感じざるを得ません。またこれは、市民の市政に対する不信感を増長するものでもあります。現在も、貴社の当該記事に関して、多数の市民からの抗議電話が来ていることを考えあわせると、事実を歪曲した作為と悪意に満ちた記事といわざるを得ません。
以上、貴社掲載記事に対し、厳重に抗議し、速やかな謝罪を求めるものです。

関係ないけど、浦安市役所は「浦安市猫実」というところにあるのか。ネズミの国なのに。
 
これは以下の日記に続きます。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060119#p1