既成の新聞ネットはとっくに「はてな」より先に「FC2」に抜かれている。でも「はてな」は心配しすぎることはない
こういうのが話題になっていたみたいですが、
→参加型サイト“はてな”が大手新聞社サイトを抜き去った日 : DESIGN IT! w/LOVE
なんと今年の2月にはすでに最後の牙城だった日経新聞のサイトも抜いてました。
Alaxaによる調査結果みたいです。こちらに追記あり。
→“はてな”が大手新聞社サイトを抜き去った件に関する考察 : DESIGN IT! w/LOVE
よくよく考えてみると、このPageViewの多さの最大の原因って、Feedファイル(.rdf、.xmlなんかね)にアクセスしてくるRSSアグリゲータによるアクセスがかなり含まれるんじゃないかって思った。
ところが、こんな情報も出てきたり。
→FC2インフォメーション amazon突破
平素はFC2ブログをご利用頂き誠にありがとうございます。
この度、皆様のおかげでfc2.comのトラフィックが国内最大級人気ショッピングサイト
amazon様のそれを超えたのでお知らせ致します。
※(2006年5月10日Alexa様調べ)今後とも宜しくお願い申し上げます。
ということで、いろいろなものを「Alexa様」の比較グラフで並べてみました。
→http://www.alexaholic.com/fc2.com+hatena.ne.jp+amazon.co.jp+nikkei.co.jp+asahi.com?y=p&r=3y&z=50
「fc2」と「はてな」、「アマゾン」「日経」「朝日」の、3年間のグラフです(デイリー・ページビュー)。
1・現在の状況は「fc2」「アマゾン」「はてな」「日経」「朝日」の順番
2・2005年の3〜6月にかけて「fc2」が急成長、この時点で「はてな」「日経」「朝日」を抜きさる。
3・「はてな」は2005年のはじめから末まで長期低迷していたが、2005年末〜2006年はじめに急増。
4・「アマゾン」は2005年の夏あたりがピークで、現在は下降ぎみ。
5・新聞社はゆるやかに下降ぎみ。
6・なぜか2006年の春から、すべてのグラフが下降ぎみ。
ぼく個人は「6」の事情にとても興味があるんだけど*1、「はてな」ユーザーは「3」の事情が知りたいって思うんじゃないかな。「はてな」のユーザーがあまり伸びていない、とぼくが思っていた時期(こちらで言及しています→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060419#p1)に、実はこっそりトラフィックが増えていたわけですね。「はてなわんわんワールド」のせいか、とか、「はてなブックマーク」の使いかたにみんなが慣れてきたせいか、とか、いろいろ思うんですが、「日記(ブログ)」のユーザーが増えたせいでないことだけは確かです。
で、要するに、ネット・サービスを提供している会社としての「はてな」は、そんなに心配することはないかもしれない、というのがグラフ見ての私感です。新しいサービスが話題になり、定着するまでの期間をどれだけ長く見ることができるか、とか、そもそも「はてな」がどういう新しいサービスを次に提供するのか、が気になるところではありますが。
それに実は、「はてな」は2006年の4月ぐらいに「2ちゃんねる」を抜いているのです。
→http://www.alexaholic.com/fc2.com+d.hatena.ne.jp+amazon.co.jp+nikkei.co.jp+2ch.net?y=p&r=3y&z=50
あー、「ネット書店としてのアマゾンの将来的な展開」も、気になるところ、でした。今後さらに売る商品を増やしていって、楽天みたいにする、なんてことは多分出来そうにない(しそうにない)ので、「本」「音楽」「映像」のネット配信ですかね。
(2006年5月12日)
ちょっと別のブログを借りました
こちらです。
→愛・蔵太の少し調べて書くblog
ていうか、前から借りていたのですが活用していなかったのです。
基本的には、こちらで書いたもののうち、「はてな」と関係ありそうなものを除いて、あちらに掲載する、ということになると思います(こちらを見ている人は、あちらを見る必要は特にありません)。
「ブックマークから」というのは、あちらにも掲載します。
(2006年5月12日)
だいたい今月のアクセス目標みたいなものに達したので
そろそろじっくり話す系のネタをやってみたいです。
「バターン死の行進」についても、少し調べてみたいのですが、これはいつになるかなぁ。
(2006年5月13日)