安倍晋三氏の主な発言 NHK番組改変問題(2005年1月18日)

安倍晋三氏の主な発言 NHK番組改変問題(←朝日.comより転載)

 安倍晋三氏は、次のようにコメントしている。なお、報道前の1月10日、記者は安倍氏の自宅を訪問して取材をしたが、「正確を期すためにきちんとコメントしたい」として、同日夜、安倍氏側から改めてコメントが出された。概要は以下の通り。

 《1月10日、朝日新聞の取材に対するコメント》「偏っている報道と知るに至り、NHKから話を聞いた。中立的な立場で報道されなければならないのであり、反対側の立場の意見も当然、紹介しなければいけない。時間的な配分も中立性が保たれなければいけないと考えている、ということを申し上げた。NHK側も、中立な立場での報道を心がけていると考えている、ということだった。国会議員として当然、言うべき意見を言ったと思っている。政治的圧力をかけたこととは違う」

 《1月12日の報道後》「この模擬裁判は、主催者側の意図通りの報道をしようとしているとの情報が寄せられたため、事実関係を聴いた。その結果、明確に偏った内容であることが分かり私は、NHKがとりわけ求められている公正中立の立場で報道すべきではないかと指摘した」

 《1月12日の追加コメント》「先方から進んで説明に来たのであって、当方がNHK側を呼びつけた事実は全くない」

 《1月13日のコメント》「面会は、NHK側の『NHK予算の説明に伺いたい』との要望に応じたもので、こちらからNHKを呼んだ事実は全くない。NHK側から、自主的に番組内容に対する説明がなされたものであって、こちらから『偏った内容だ』などと指摘した事実も全くなく、番組内容を変更するように申し入れたり、注文をつけたりした事実もない」

(01/18 03:05)