クラムボンの正体

クラムボン」とは、宮沢賢治の小説『やまなし』に出てくる謎の言葉です。
『やまなし』の全文は、以下のサイトで読むことができます。↓
http://www.nsknet.or.jp/~iida/62/sakuhin/honbun.htm
クラムボンは「かぷかぷ笑う」「跳ねて笑う」ことが出来るモノで、「死ぬ(殺される)」のですが、その後もまた笑います。
http://kenji.yamanasi.net/bunken/kuramubon.html
上記のサイトでは「アメンボ説」「小生物説」「蟹の吐く泡説」「光説」「crabからの連想説」「蟹の母親説」「蟹語説」「解釈してはいけない説」などが紹介されてますが、google:クラムボン 宮沢賢治で検索すると、以下のような説もあるようです。
プランクトン
・妹のトシ
少し最後の説は文学的こじつけっぽいし、「解釈してはいけない説」は最近の主流なんですが、あまり面白くないです。英語でclamっていうとハマグリなんですが、外人はアサリもシジミもハマグリも区別つかないらしいんで、普通「二枚貝」って意味で使われてるのかな。
俺は、子供っぽいけど「蟹の吐く泡説」に一票入れておきます。皆さんはどうでしょうか。