石原慎太郎(東京)・松沢成文(神奈川)当選(ソースはあちこち)

世の中が朝日新聞を中心にした反戦・反米・反愛国的思想を持つ人たちの思うように動かなくなったのは、ネット的にはいつごろからなんだろうな、と考えてみると、やはり「2ちゃんねる」と「google」の二つが一般的なものになったここ2〜3年ぐらいのことだという気がする。実は2000年前後ぐらいまでは市民(プロ市民?)レベルでのアジテーションや抗議活動、デモへの呼びかけなど、ネットの草の根的活動は左の人のほうが活発だった。世間的な転換点としては、「自虐的教科書」「靖国参拝」、2002年の「日韓ワールドカップ(における偏向報道)」と「拉致事件(における左翼系人間の迷走と悪事露呈)」だったんじゃなかろうか。
今、過去の左翼系イベントとして記録(ネット内のログ)に残っているのは「日の丸・君が代」問題と、「扶桑社の教科書」問題が一番多くて、最近のイラク戦問題がその次ぐらいという感じ。そこに名前が挙がっている団体・人物をgoogleで検索して、人物関係を読む、というのが密かな楽しみになっていた(最近は忙しくてあまりそちらに手が回りませんが)。
しかしなぜインターネットを利用する若者が保守的(愛国的)になっているんでしょうか。俺としては世の中の景気の悪さと、それに旧世代が対処できていないところが原因なんじゃなかろうかと思ってます。政府批判のマス・メディアは、今まで批判すればそれで商売になってたんでしょうが、今はそれだけでは自分らが「批判される存在」にもなる、という自覚が少し足りないのでは。マス・メディアはすでに、批判されるべき純然たる「体制」なんですよね。
時事問題に触れると、たいていは当たり前のことか、時間が経つと古くてつまらないことにしかならないので、言及は本サイトではあまりしないんですが、こちらはもう少ししてもいいかな、とも思ってます。