2002年大学入試 朝日新聞からの出題 過去最高

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2002年大学入試での朝日新聞の記事からの出題がさらに増え、出題実績は287大学で、過去最高を記録しました。ほかの全国4紙からの出題合計175大学を大きく上回り、「大学入試に強い朝日新聞」を今年も実証する結果になりました。
朝日新聞からの出題数は437問題にのぼり、2年連続で400問題を超えました。

昨年に比べると、大学数で3大学、問題数で3問題増え、ともに過去最高となりました。

 朝日新聞社がプランディットの協力で確認した出題(5月20日現在)の内訳は、国公立大58大学・97問題、私立大152大学・231問題、短大77大学・109問題で、地域的にも全国の大学でくまなく出題されています。全国立大の約4割の40大学が75問題を朝日新聞から出題しています。

 出題記事の内訳は、文化面が101記事と最も多く、「天声人語」の97記事、オピニオン面(「私の視点・論壇」を含む)の74記事の順になっています。総合面の49記事、社説の45記事、社会面の28記事に続き、くらし面からの21記事が出題されました。

 出題科目は小論文が全体の半数を占め、国語・現代文を合わせると全体の約9割にのぼります。出題された記事内容をテーマ別に分析すると、「人生・人間の生き方」「国際社会」が目立ち、「環境問題」「現代の風潮・世相」「科学技術の進歩と倫理」と続きます。「教育のあり方」「少子・高齢化社会と福祉」を扱った記事からの出題も増えています。

きょうの朝日新聞の記事が来年の入試に出題されるかもしれません。 

そろそろ入試シーズンでもあり、このテキストに興味を持ったので、具体的に「どの大学」が、「どのような問題」を出していたのか、について、来年の春ぐらいまで断続的に調査してみたいと思います。有名大学の過去問題は、どこかの県立図書館レベルの図書館に行って調べなければならないんで面倒なんですが。
大学のレベルではなく、大学の教える側の中身(左寄りかどうか)が知りたいです。