石原都知事「インターネットは幻想だ!!」と、氏の発言の問題点など

↓以下の記事から
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2001/07/06/627650-000.html


石原都知事は、持論の首都機能移転無用論や官僚・政治家・アメリカ批判を語ったあと、「大阪に本社を置く企業の社長が週に1〜2回は上京するのは、実際に会って情報を取りに行くためだ。いかなる文明・技術でも感性や情念がなければいけない。インターネットや携帯電話で得る情報は形骸であり、自分の感性と情念でフィルターをかけて初めて情報は情報となる」とし、あくまでも情報とは実際に体験・経験したものでなければならないと述べた。
石原慎太郎都知事は、ネット上では「TBS『サンデーモーニング』で、言ってもいないことを捏造された人」として有名ですが、
↓TBS報道番組「サンデーモーニング」で石原都知事日韓併合発言を捏造報道 まとめサイト
http://yucarimint.hp.infoseek.co.jp/ishihara/
その一方で、俺の認識としては「こないだ××で○○さんに会ったとき、彼(彼女)が言うには…」と、実際に言ったこととは微妙に違うことを言ってしまう人、という認識がありまして、もし万一石原さんに会うようなことがあったら、「そんなことは言ってないんですが」という証拠になるような音声・映像データを取っておかなければいけないな、と思うような人です。
ジェンダーバッシングにご用心!!(JanJan
http://www.janjan.jp/culture/0407/0407207075/1.php
↓平成16年第2回定例会・6月1日 議事・知事所信表明等
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/gijiroku/honkaigi/2004-2/d5224101.htm

 最近、教育の現場を初めさまざまな場面で、男女の違いを無理やり無視しようとするジェンダーフリー論がばっこしております。男らしさ、女らしさを差別につながるものと否定したり、ひな祭りやこいのぼりといった伝統文化までを拒否するなど、極端でグロテスクな主張が見受けられます。
 男と女という二つの性が存在することは人間社会の基本原理であり、これを無視することは、自然の摂理と人類の文化を真っ向から否定することにほかなりません。男と女は同等であっても同質ではありません。男女の区別なくして、人としての規範はもとより、家庭、社会も成り立ち得ないことは自明の理であります。
 既に全国各地で反対の動きが始まっております。四都県知事懇談会においても、先月、ジェンダーフリーについて意見を交わし、全員一致で反対していくことを確認いたしました。人としてごく当たり前の感覚を共有する多くの国民とともに、この問題に対峙してまいります。(発言する者あり)
で、この「四都県知事懇談会においても、先月、ジェンダーフリーについて意見を交わし、全員一致で反対していくことを確認いたしました」というのが、とてもあやしいんですが。
堂本暁子さんはこう言ってます。
↓知事定例記者会見概要
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/a_hisyo/chiji/kaiken/04/040513.html

 ですから、千葉県でジェンダーフリーということを最初に使った時も、日本全国の大変多くの教育委員会ジェンダーフリーという言葉を使っていますけれども、そういった時にもそれはあくまでも差別はよくないということで、男性と女性の差別をなくすという意味でのジェンダーフリーという言葉の使われ方なんですよね、あくまでも。この間石原さんが言われたようなセックスフリーとか、そういうことであればとんでもない。だから、そういう誤解を招くのであれば、できるだけそういう言葉を避けて通った方がいいのではないかいう認識は持っていますけれども、それはジェンダーフリーと言っても2つの意味を人々は使い分けて、使ってから2つの意味でおっしゃっている場合があるわけですから、私はセックスフリーのようなことを是としているようなことは言っていないし、議会のことをしっかり読んでくだされば分かりますけれども、そこにはそのようなセックスフリーを認めるとか、男性と女性と同質であるとか、そういうことは一言も言っていないでしょう。
ということで、石原都知事の「自分の感性と情念でフィルターをかけて初めて情報は情報となる」というのは、少なくとも石原さんの場合は危ないな、という感じです。