「本の雑誌」のキムラ弁護士を感涙させる話を考えたい

少し古い話だけど、「本の雑誌」の2004年9月号を読んだら、キムラ弁護士が『冬のソナタ』の原作本を読んで、なにか設定について私的に通じるものがあったらしく号泣・絶賛していたのには驚きました。『半落ち』とか『海辺のカフカ』とか、感情移入や法律面での鋭いツッコミ含みの読後感想を書いていた人とはとても思えなかったんですが(韓国と日本の法律とは違うでしょうけど、「出生の秘密」を中心に、弁護士ならツッコミどころありまくりだと思うんですが)、まぁキムラ弁護士のツボにはまった話だったということで。
そう言えば、「感性」の面ではなく、単純に小説の構成技術の面で彼が誉めてた作品として『ハリー・ポッターと賢者の石』があったので、その二つを合体させて、キムラ弁護士のための話を考えてみたくなりました。
えーと、とりあえずハリー・ポッターが交通事故で死んで(以下略)。