映画『スウィングガールズ』

本仮屋ユイカがいいというんで、見てきました。アメリカの学園映画みたい(ただしエロとか恋愛部分がないのが日本的か)。話としてはラストの演奏シーンで、キャラや筋運びにおけるもろもろの欠点、というか気になる部分がすべて吹っ飛んでしまうようないい出来。人数的にこれだけのキャラを、ちゃんと動かして物語を組み立てるのは無理なんで、実質男1+女4人の話になっているのは仕方ないですか(各キャラの裏設定は作りすぎです)。ロックやってる女の子二人の恋人である男性二人のフォーク・デュオ『失恋してもラヴィン・ユー』がいい感じでした。サウンド・トラックにはそれもボーナス・トラックで入っているようなので、買ってもいいと思った。
この手の「素人が集まって、特訓をして、最後はすごいことやって終わる」という映画は、俺にとってはライザ・ミネリの『ステッピング・アウト』(1991年)が最高でした。
↓『ステッピング・アウト』(goo映画)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4771/
しかしこれが今のところライザ・ミネリの最後の出演映画なのか。
ビデオは廃盤で、DVDも発売されていないようですが、多分レンタルで見れると思います。今度借りて来よう。
スウィングガールズ』のほうは、やはり改めて俺は「眼鏡っ子萌え」体質でないことが分かりました。トランペットの子(貫地谷しほり)の、アメリカ映画的キャラ立てのほうが、俺にはいいかもです。
あ〜、ラスト前の「ちょっと待って」はよかったですね。