町村外相もマスコミ報道の犠牲者に

↓また人の揚げ足とりか――町村「失言」をめぐる新聞報道(学園日誌@ネコミミモ〜ド♪)
http://d.hatena.ne.jp/hozo/20041017#p1

 すなわち、発言のポイントは操縦技術がどうのという点にはなかったし、ましてや「操縦技術が上手だったからだ」と断定してもいない。いみじくも上の朝日記事の後半で正確に引用されているように、町村外相が語ったのは、「20メートル以上の大きなヘリコプターが落ちてきて、被害が重大なものにならなかったのは、操縦技術も上手だったのかもしれないが、よく最小の被害でとどまったなと、びっくりした」という感想であった。

 ところが、これが毎日新聞の手にかかると、「記者団に操縦技術が上手だったため、最小限の被害でとどまったのかもしれない』と語った」という話になる。不確定な可能性をあらわす「〜かもしれないが」と、原因・根拠をあらわす「〜ため」とでは、だいぶニュアンスが異なっているはずだ。ここまでくると「捏造」とはいわないまでも、「歪曲」報道ではないかと言いたくなる。

(テキストの色・フォント指定は原文のまま)
また言ってもいないことを言ったと報道されている人が出ましたか。しかし「記者団」とのやりとりということなので公式記録(テキスト)が存在しないため真偽は不明。
朝日新聞毎日新聞と比べると、町村外相が言ったということにされている発言が違っていることだけは確かです。