『デビルマン』は反戦漫画だった!
↓次の日記の続きです
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041021#p1
その後の調査(というほどでもないですが)で、もっとすごいことを発見。
↓昨日紹介した(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041021#p1)「『デビルマン』制作発表記者会見」ですが、冒頭で永井豪先生はこう言ってました
http://theater.nifty.com/presss/031031/01.htm
■永井豪(原作)
デビルマンは33年前の作品なのですが、当時これが実写になったらどんなにすごいだろうと思っていましたが、まさか現実化になるとは思っていませんでした。
永井豪先生、というか豪ちゃん…それ間違ってるよ…orz
この制作発表記者会見は2003年の秋、漫画『デビルマン』の連載開始は1972年だから、31年前ですね。
那須博之監督がダメだったんじゃなくて、この記者会見をテキスト化した人がダメだったような気がします。
で、そのあとに永井豪先生は、以下のようなことを言っています。
やっぱり漫画とまったくなぞる形ではないと思いますが、その中にあるメッセージであるとかテーマであるとかはしっかりとシナリオに生かされていると感じましたので、是非お願いしますと承諾しました。
この『デビルマン』という漫画のメッセージとかテーマは何でしょう?
実は「反戦」だそうです。
嘘でない証拠に、講談社漫画文庫・デビルマン第一巻あとがきで、永井豪先生は以下のようなことを書いています。
僕自身は、マンガ版の『デビルマン』を反戦をテーマにした作品と考えている。人間が「悪魔に変身する」ということは、「殺人兵器を手にとり戦争を始めること」なのだ。「悪魔の無差別合体」とは「徴兵制」で、不動明の愛する美樹の「死」は「平和の崩壊」を象徴している。
(太字は引用者=俺)
うわぁぁぁぁ。
だったらデビルマンは…自衛隊!?
反戦思想恐るべし。昔の漫画を読む場合には、いろいろ考えなければならないことが多いです。