上のテキストの翻訳(追記)

親切な方が翻訳してコメント欄に掲載してくれたので、日記本文に転載します。どうもありがとうございます(コメント欄のほうは削ります、すみません)。本文に組み込んでおくと、検索窓でテキストが検索出来るので、少し便利です。

# 留学生 『ソウル、南朝鮮、3月21日
国交正常化40年を迎え、韓日友好年として知られる今年、二つに分かれた島についての日本の主張はアメリカの同盟国である両国の関係を悪化させている。
南朝鮮ではトクド、日本では竹島と呼ばれるその島についての日本の主張は、日本の植民地化政策を正当化しようとするものであると見なされており、近頃日本大使館前での大きな抗議運動を引き起こした。ある母親とその子どもはそれぞれの指を切り落とし、日本帝国軍に強制連行された父を持つHeo Kyung Wookという54歳の男性は、自身の身体に火をつけた。
「父は20年前に死にました。しかし父は日本人が父をどのように扱ったか昔よく語ったものです。そして、そのような年月を経て私の怒りはあるのです」と、下半身と首の火傷から回復したHeoさんは、月曜に病院でそう語った。「テレビでトクドのニュースを見たとき、私は怒りを押さえられなかったんです」
日本に侵攻された他のアジアの国々の怒りがそうであるように、日本の帝国主義的な過去に対しての生々しい怒りは水面下にあるものの、日本はその問題視されている過去に対して言及が減っている。中国の台頭やその中国の持つアメリカに対しての脅威などから、パワーバランスが変化している地域で、トクド・竹島においての喧騒は、日本や朝鮮半島でのナショナリズムの増加を示している。
現在の論争は先月、日本の大使が竹島は歴史的にも法的にも日本のものであると発言したことに起因する。また先週、日本の島根県が、1905年(この年に日本は南朝鮮を制圧した)に竹島編入したことから、2月22日を竹島の日として制定した。第二次世界大戦での日本の敗戦の後、その島はソウルの実効支配下となった。
島根の議会が竹島の日の法案を通したとき、ソウルでは抗議運動が巻き起こった。しかし日本の小泉純一郎総理は、「我々はこの情勢を前向きな方法で扱い、どう友好を発展させ、どう感情的な対立を乗り越えるかを考えるべきだ」と発言したのみである。
この小泉氏の返答で怒りをあらわにした南朝鮮の政府は次の日、このような宣言を発表した。「近日の日本で取られた一連の行動は、日本が近隣の国々と北東アジアでの平和的に共存しようと言う意思に対して、根本的な疑問を引き起こしている」
2002年のワールドカップの共催以来築いてきた両国の良い関係が消えてなくなってきているかのように見える。
Heo氏のような老年の南朝鮮人にとっては、過去の苦痛が蘇ってきたようにも思える。
彼の父は、日本の軍人が食事をしている一方で働かせつづけられていた、と語った。
朝鮮人はもっと働け、と日本兵は言うでしょう。もし朝鮮人が腹をすかせていても、です」とHeo氏は父の言葉を思い出す。「日本人が食事を終えてから、朝鮮人はテーブルに向かいます。父は残飯を食べざるを得なかったんです」
日本のアニメや音楽を消費しながら成長してきた若い南朝鮮人にとって、この論争は彼らの日本観を突然変えるものとなった。Kyobo BookstoreのJ-POPコーナーで、18歳の大学生であるLee You Miは日本の歌手であるMika NakashimaのCDを探していた。
「私の日本のイメージは、とても開かれた国というものだったのですが、今では閉鎖的で帝国主義の残る国、というものに変わってきています」と、Leeさんは語った。
日本が合衆国に急き立てられ、軍事力を増強し、中国と北朝鮮に強硬策をとろうとしているとき、この問題が表面化した。戦後の日本では見られなかったナショナリズムが現れてきている。例えば、小泉氏が靖国参拝問題に対して弁解しないことや、卒業式に国歌の斉唱や国旗掲揚の起立を生徒に強要しないことで罰せられた東京の教師などである。最近になって、自由民主党の一部重役議員が公共放送であるNHKに、2001年に放送された戦時中の従軍慰安婦について表現を和らげろと圧力をかけたことが明らかになった。
南朝鮮では世代の変化や民主主義の成熟が、全く違うリーダー達を生み出している。北に力を傾ける情熱を持った新しいリーダー達のナショナリズムは半島全体まで広がっている。
このナショナリズムが現れている例の一つは、日本の手による犠牲を共有しようというものである。今南朝鮮で最も人気のあるテレビドラマの二つは、どちらも日本の脅威の元での分裂する前の半島を描いる。一つは「無敵の提督 Yi Sun Shin」で16世紀の日本の朝鮮侵攻を、もう一つは「地球」で日本の植民地化時代を扱っている。
「トクドに関しての行動がどれほどの反響を持つか、日本は理解すべきだ」とソウル国立大学のPark Cheol Hee氏(日本政治および外交の専門家)は月曜のインタビューで語った。「もし韓日関係がねじれれば、南朝鮮北朝鮮が協力して日本へ反発することになるだろう。そして中国と朝鮮が日本に対しての同じ歴史的見解を持っていることを考慮すると、意図的でない結果を中国と朝鮮にもたらすこととなる」
19世紀中ごろの明治維新天王星を復活させて以来、日本は日本がアジアから離れているものだと考えている。今日、日本は合衆国との関係を深め、中国に敵対していることで、東アジアの変化に対応しているが、幾人かの一流の批判者はそれがさらに日本のアジアからの離脱を進めていると言っている。
「日本の外交部と日本政府がより独立し、アジアに向けて積極的な政策を取ることを、強く要請する」と、前合衆国日本大使のMakoto Taniguchi氏(現在は日本と中国の大学で教鞭をとっている)は、先週記者らにそう語った。「他の方法では、日本に未来は無い。日本はアジアに完全に見放されることになるだろう。将来もし日本の地位や経済力が低下したとき、合衆国は何をしてくれるんだろう?」

とりあえず訳したので、たたき台にでも使って下されば、と思います。コメント欄には長すぎますので、一読後は消して頂ければ幸いです。訳に問題があれば指摘して下さい。
Makoto Tanihuchi氏は「東アジア共同体」という新書を昨年書かれた方であると思いますが、確証はないので…。』

# 留学生 『×コメント欄には長すぎますので、一読後は消して頂ければ幸いです。
○コメント欄には長すぎますので、消して下さっても構いません。
日本語が下手で申し訳ありません。
また、訳に困って意図的に飛ばした部分(例えば靖国の説明)もあることを付記させて頂きます。』

「たたき台」とのことです。