ＴＢＳパクリ記事問題と私も実はパクりました（謝罪）

これは以下の日記の続きです。
→http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050507#p4
　
はじめにお詫びします、すみません、この以前のテキストの、俺が書いたみたいに見える部分ですが、実はこれは、2005年5月7日、ＴＢＳラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO　永六輔その新世界」で放送された内容の一部をパクってました。
→)))))土曜ワイドラジオTOKYO　永六輔その新世界(((((
ちょっと電波なことなので、記録には残っていないため、俺の記憶で元発言を思い出してみます。確か『野坂昭如さんからの手紙』のコーナーだったと思うんですが、こんな感じ。

日本ではじめて、木島則夫モーニングショーという、ワイドショーの元祖みたいなものをはじめるにあたって、スタッフとかディレクターとが、そういうのを作っている先進国・アメリカの番組の関係者を呼んでノウハウその他の話を聞いたわけです。その際に真っ先に言われたのは、「番組を作る側は、裁判官ではありません。テレビのスタジオは法廷ではありません。報道する人間は、事件の判断をする人間ではなく、事実を伝える人間です」

車を運転中に聞いたので、もう記憶も証拠も曖昧だったんですが、列車事故に関するマスコミ報道の批判としてはあまりにもいい内容なので、俺の日記で扱ってしまいました。次からは誰かに聞いたりしたことも含めて、引用先はもう少し厳密に扱ってみようかと思いました。ニュースとか、面白いテキストを孫ニュース的に扱う場合は、「子ニュース元」をはぶいてしまうことも多いですが（はてなブックマークで見つけたものとか）。
とりあえず、俺のブックマークのコメント部分には、「via（〜経由で）」という表示を入れることにします。
　
で、ＴＢＳ公式サイト（ホームページ）での記事パクリ・盗作問題ですが、どういうものかというと以下のところを見ればだいたいわかるわけで。
→情報泥棒TBS　社長の土下座まだー？(←Irregular Expression)
→盗作問題　ＴＢＳに筑紫哲也が与えた助言(←Irregular Expression)
→盗用・パクリについて言いたいことを言わせてもらう――TBS記事盗用・パクリサイト・劣化コピー・パクリソフト(←絵文録ことのは)
だいたいこの問題に関しては、→「Irregular Expression」←の人が指摘しているとおり（盗作問題　ＴＢＳに筑紫哲也が与えた助言）

〇　情報を取扱う会社にも関らず、盗作を行った
〇　盗作が発覚した際に、立場の弱い外部業者に責任を擦り付けた
〇　数多くの盗作をしていたにも関らず「盗作は1件」として事態の収拾を図った

以下うんぬんに同意ですが、それに俺の興味を含めてつけくわえると、「情報提供が十分になされていない」というのがあります。それは、どうやってパクったか、とか、勤務状況に関する具体的な内容とか、パクった人の実名ではなくて（まぁそれらも重要ですが）単純に、
パクられた記事（元テキスト）と、パクった記事（ＴＢＳの人が書いたテキスト）が比較できるよう、両方を公開して欲しい
ということですね。
「絵文録ことのは」の人は、自分のサイトに画像入りで、一つの記事を、違いが分かるように公開していますが（http://kotonoha.main.jp/2005/image/pakuri.gif）、でもってこれを見る限りでは、パクリ・盗用と言われても仕方のないテキストのように俺にも判断できますが、それ以外には、どのテキストがどのように似ていたか、という判断ができないんですね。で、活字になったテキスト（元テキスト）は参照することが可能なんですが、ネットに公開されただけのテキスト（パクリテキスト）は、サイトから削除されてしまうと事実の確認ができません。
こういう、「なかったこと」にしてしまうネットのテキスト問題は、けっこうあちこちで指摘があるみたいですが。
→不可視型探照灯 「修正履歴のない情報」は信頼低下をもたらすと思うのだが・実践篇