「ひめゆり部隊の人の話は退屈」という青学の入試問題の続き

これは以下の日記の続きです。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050616#p1
 
こんなのが出てきました。
さるさる日記 - 勝谷誠彦の××な日々。(2005年6月22日)

(前略)
そもそもは島尻安伊子なる那覇市議が息子の受験勉強の過程であの問題文を見付けたらしい。それを人づてに聞きつけた沖縄タイムスの記者が記事にした。この両者は問題文の全文を読んだと言っている。問題はそこからである。『ムーブ!』の取材では当のひめゆり関係者はなんと問題の全文の和訳を読まないままにあの抗議の記者会見を開いたのだ。英文全文はあったのかもしれないが元ひめゆりたちにはそれが理解できなかった。それゆえに後に和文で全文を読んだ彼女たちは問題がひめゆりを誹謗中傷するものでないことを理解して沖縄に謝りに行った青学関係者とすぐに和解したらしい。おい。酷い話じゃないか。まずは全体の文意を理解せずに青学に罵詈雑言を投げつけたことをひめゆり側は謝罪すべきであろう。そしてなぜメディアはそのあとのこうした経緯を書かない。多くの日本人は青学に酷い英語教師がいて沖縄の人々の心を傷つけたという記憶を持ち続けるのだ。青学も青学でこの問題にはもう触れてほしくないらしい。事なかれ卑怯者が教育者面するな。

(太字は引用者=俺)
勝谷誠彦さん、四方八方に怒ってます。
やはり英語の勉強は必要です。というか、元ひめゆり部隊の人たちは、戦争に負けて「皇民教育の無意味さ」の他に「英語教育の必要性(相手の国の言語・文化を理解すること)」も学んだんじゃないかと思ってたんですが、戦後そういう勉強はしなかったんでしょうか。まさか、また米軍が攻めてきても、相手の言葉が分からないから集団自決してしまう、ということはないとは思いますが。
俺も中国語の勉強でもしておこう(意味不明)。
 
(追記)
この話の続きは、以下のエントリーがくわしいです。
不可視型探照灯 青学高等部の入試問題記事について・続報