ウトロ問題について

ウトロ地区に関しては、日本国内的には「在日朝鮮人・韓国人同士の内輪モメ」という視点が、少なくともネットで情報を得ている者には定着しており、日本の民族・人種差別とは無関係、という判断が出ているわけですが、たとえばJanJanの以下の記事のコメントなど。
地域・詳報 国連人権委員会特別報告者 ウトロを実地調査JanJan

澤竹大輔は以前もウトロ問題の記事を執筆し、その際に私が「在日同士の争いであることを隠すな」と指摘しました。それにも関わらず、今回の記事でも隠蔽しています。

この土地の所有権は旧軍事会社から日産車体に引き継がれたが、転売をへて有限会社西日本殖産に移転された。
89年、西日本殖産は土地明け渡しを求めて京都地裁に提訴、00年の最高裁判決によって被告・住民側の全面敗訴が確定した。住民は強制執行の不安におびえながら生活している状況だ。

この西日本殖産という会社を設立したのが、元ウトロ自治会長の平山こと許昌九です。日産車体はウトロの代表者である許昌九に土地を売却するのですが、この男はこれを独り占めすべく西日本殖産という会社を設立します。つまり、強欲な在日が同胞を裏切って他の在日に立ち退きを迫っているというのが問題の本質です。
重要な事実を隠蔽し、「日本が悪い日本が悪い」と叫んでも説得力がありません。
それから、ドゥドゥ・ディエン氏の来日をサポートしたのは「反差別国際運動」という団体。この代表者は武者小路公秀。彼は主体思想国際研究所の理事をしています。つまり、北朝鮮朝鮮総連及びそのシンパによる国際的プロパガンダというわけです。
しかも、この「差別調査」は当事者の一方の意見のみを聞くというおざなりなもので、「調査しましたよ」というアリバイ作りに過ぎません。はじめから結論ありきで、それを国際的にアピールするという目的のモノ。国連で最低レベルの評価を受けたクラウスワミ報告と同じで、国連という虎の衣を借りて大々的にアピールする狐ということです。
一般国民がネットを駆使し主体的に情報を集めることが出来る時代には、いろんな嘘が簡単にばれてしまいます。澤竹記者に限りませんが、もう少し工夫をしてください。

しかし、これについては新聞は報道しているのを見たことがありませんね。
ウトロの件で民潭に電話したよー(mumurブログ)

女 もしもしー
mu お忙しいところすいません。HPの記事に関して質問させていただきたいのですが
女 何の記事でしょうか
mu ウトロの件です
女 あー、はいはい。最新の記事ですね
mu で、4段落目に「ところが、土地所有者の日産車体が87年に多くの住民にはまったく知らせることなく土地を転売したため、不法占有に問われている」という文章があるのですが、転売先が明らかでないので教えていただきたいのですが
女 ・・・・じゃ、ちょっとお待ちください
(なんか、ヤバそうな空気。 ゴニョゴニョと相談してるのが聞こえる)
男 お電話代わりました
mu お忙しいところすいません。〜と言うわけで、転売先が明らかでないんですが。
男 あー、これ、隠しておきたかったんですよ
mu ???え!?あ、そうなんですすか!??
男 ええ、ウトロのですね、土地転がしに売却したんですね
mu はいはい。要するに売却先も在日の方ですよね
男 そうです
mu 詳細が分からなかったので、ネットで調べたんですよ。そしたら、売却先がウトロの自治会長で、彼が西日本殖産という会社を設立して他の在日に立ち退きを求めていることが分かったんですね。しかし、それが民潭新聞の記事からは分からない。
男 ええ
mu ちゃんと隠さず記事にしてください
男 わかりました
mu お忙しいところありがとうございました
男 いえいえ

ああ、ここには英語のテキストがあったよ。
From Doudou Diene to Kim Jong Il(世の中を生暖かく見守るブログ)2005年7月22日

UTORO
is the name of Korean town in Kyoto.
Koreans occupied the area after Japan lost WWII.
The original land owner was Nissan and Nissan agreed to sell the land to the Korean Utoro leader Kyo 許昌九 who renamed to Japanese name Hirayama later.
He soon resold the land to his own paper company Nishi Nihon Shokusan without getting permission from other Korean residents.
The company, now want the Koreans to get out of the land.
Therefore the UTORO problem is just Koreans' own problem.

おいらの英語サイトにも、そのうち載せてみたいと思います(→Japanese Media Report)。とりあえず「ウトロ問題は、人種・民族差別とは無関係に存在する」ということを、外務省はもっと国際的にアピールしてもいいのでは、と思いました。