「バターン死の行進」に関する文春の記事に対して、こんなところでこんなことを言っている「十条さん」という人が

これは以下の日記の続きです。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060116#p1
 
これのコメント欄でこんなことを言っていた人がいましたが、

# 十条 『こんにちは。「十条より微々たる情報発信」の十条と申します。
猫実は浦安が漁村だった時代からの集落のひとつです。ネズミさんたちが後からいらしゃったようで。
ところで、

なんとなく、焚きつけている人たち(団体)がわかってきました。

こういう日本国内から焚きつけちゃう人たちって、その情熱がどこから来るのか実に不思議です。

それ以前に、「焚きつけている」あるいはレスター・テニーさんが「焚きつけられている」という認識は、いかなる根拠に基づいているのでしょうか。客観的根拠もなしに「焚きつける」だの「焚きつけられる」と言った言葉を断定的に使えるものなのでしょうか。』

# lovelovedog 『どうもはじめましてこんにちは。レスター・テニーさんやサイモン・ウィーゼンタール・センターの人が日本語や日本の情報にくわしいとはあまり思えないので、文芸春秋の記事について教えた日本の人がいるのではないか、と判断しました。レスター・テニーさんが日本語ペラペラで、文芸春秋も毎月読んでいる、みたいな情報(根拠)がありましたら、ソースを示していただければ、関係者にお詫びして訂正しますです』

# lovelovedog 『で、ちょっとタイトルに「=情報を提供している」というのを追加してみました』

# lovelovedog 『なお、「レスター・テニーさんやサイモン・ウィーゼンタール・センターの人が日本語や日本の情報にくわしいとはあまり思えない」という根拠は、抗議文が日本語併記で書かれていないことです』

俺の意見にはどうも納得してもらえなかったみたいで、別のところでこんなことを言っている様子。
http://d.hatena.ne.jp/travieso/20060216/p1#c

# 十条 『こんにちは。「十条より微々たる情報発信」の十条と申します。遅まきながら先日の紹介&トラックバックのお礼申し上げます。lovelovedog:20060116#p1では私も根拠を求めましたが、「サイモン・ウィーゼンタール・センターの人が日本語や日本の情報にくわしいとはあまり思えない」という根拠じたいが主観的思い込みでしかなくて、なんというかイエロー・ブログ・ジャーナリズムというか、読んで不快でしたね。』

しょうがないので、あちらにもまた同じようなことを書きました。

# lovelovedog 『それで、「サイモン・ウィーゼンタール・センターの人が日本語や日本の情報にくわしい」という、何か具体的な根拠はどこかにありましたか、十条さん。この件に関しては、私の日記のほうのコメントで何か言っていただけるとありがたいです。「くわしくない」という証拠を出せというのは、ちょっと「悪魔の証明」的な気も』

# lovelovedog 『私のほうの「日本語・日本の情報にくわしいとはあまり思えない」という根拠は、一応「抗議文が日本語併記で書かれていないこと」というのを示しましたが、これでは納得いかないというようでしたら、その理由も教えてください』

ということで、「サイモン・ウィーゼンタール・センターの人が日本語や日本の情報にくわしいと思う」というような、何か根拠がありましたら、俺の日記のコメント欄にでもちょっと書いてみてください、十条さん。
なるべく「読んで不快」にはならないような対応をしてみたいと思います。
 
(追記)
その後、あちらでは以下のようなコメントが。

# 十条 『とりあえずこちらに書いておきます。
あの「マルコポーロ」誌を刊行していた文芸春秋社の雑誌を、ユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターが常時チェックしていたとしてもまったく不思議ではないでしょうあるいは日本の主要誌の英文の主要記事サマリーがニューズレターで流通していて(日本にはアマゾン州立大経由でレスター氏が知った可能性など、「知った」経緯はいろいろ考えられる。そういう「…支援する会が吹き込んだ」以外の可能性を、lovelovedogさんはどうして排斥されているのか、安直にもほどがあるのではありませんか。
それから、同センターの英文和訳能力にかかわらず、文春記事の英文訳を提供する「外部」は複数考えられる以上、抗議文に和訳が併記されていないという事実から特定の団体が「吹き込んだ」と類推するのは、願望的憶測の域でしょう。
こういう風に類推が安直で杜撰だから「イエロー・ブログ・ジャーナリズム」と表現したのですよ。』
# lovelovedog 『申し訳ないのですが、ここは日記の書き主が違うので、私の日記のほうのコメントに書いていただけませんか』

ということなので、こちらのほうに書いておきます。
1・私の日記の、「ユダヤ人団体をあおっている(=情報を提供している?)日本の団体について」の続きである「「バターン死の行進」に関する文芸春秋テキストへの、サイモン・ウィーゼンタール・センターの抗議についてもう少し掘ってみる 」というテキストを、十条さんは読みましたか
2・そこでは、文春の記事に言及している(内容紹介をしている)英文のテキストとして、「Yuka Ibuki」さんの「 Article on the Bataan Death March Published in Japan's Premier Magazine, Bungei Shunju」を挙げていますが、そのテキスト以前に、文春の記事に言及しているテキストはありますか
3・日本の主要誌(特に文芸春秋を含む)の英文の主要記事サマリーを流しているニューズレターとして、十条さんが知っているものはありますか。
とりあえず「可能性(は否定できない)」とか「不思議ではない」とかは、少なくとも私は不思議の国に住んでいるわけではないので、事実だけをお答えください。知らない場合は、別に「知らない」という答えで全然かまいませんが、その場合は「知らないが、○○の可能性は否定できない」とは言わないでください。
 
これは以下の日記に続きます。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060220#p1