ブックマーク・RSSから(2006/09/13)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。
ミラーサイトとのアクセスバランスがあまりよくないので、元ネタリンクしていただけるようなら以下のところにお願いします。
愛・蔵太の少し調べて書くblog(今のところ、あちらのほうをこちらより少し早く更新するようにしています)


クロスロード=クリティーク:パロディ化される名曲の精神


ハードロックの世界をパロディにして見せた『ウェインズ・ワールド』というコメディ映画があった。この映画の中で、楽器屋を訪れた際に、ギターコーナーで試奏用の椅子の前には『天国への階段禁止』という張り紙がしてあるのだ。
↑ロッカーにとって「恥ずかしい音楽禁止」の具体的な一例なんでしょうか。

■日々常套句:JR九州の全ての列車が ロータス エスプリ ばりに格好良い件について


いや、今週の半ばに九州の北部地方に出張で訪れたのですが、ホームに佇んでいるボクの横を颯爽と過ぎ去るJR九州の列車達の配色、形状、名前の美しさったら(嘆息)、もう股間がビショヌレです(これまた色濃く残るクラウザーさん効果)。
↑画像入りで熱く語ってくれています。

しりとり式ライブ手帖:90’sコミックソング・クロニクル3


90年代後半の更に後半、男性のギターデュオのブームがあった。代表的なのは「ゆず」と「19」。街を歩けばいたるところで、ギター抱えた青少年のつたないハモリに出会うことができた。「ブリーフ&トランクス」(略して「ブリトラ」)もそんな流れの中に出てきたグループの一つと言えるのだが、他のグループと大きく違うのは、彼らの曲の多くがコミックソングだったということである。まともな曲もあるけれど、大部分がお笑いだ。
↑「ブリーフ&トランクス」というコミックソングのデュオについて。

酒と鏖闘の日々:ワンコインのやっつけ


さて、今日は近所のGEOで古典的名作『三つ数えろ』のDVDを借りて観たんですが、とても酷かったです。…いや、映画自体が酷いんじゃなくて、字幕が。どうやら近年書店などでワンコインで購入できる廉価版DVDをレンタルで回してるらしいのだが、これがフザケんなって位に誤字脱字が目白押し。
↑『三つ数えろ』と比べたら、まだ『ソラリス』なんて眠くなるだけでわかりやすい映画だと思います。

クロスロード=クリティーク:Stairway to Heaven−『天国への階段』における悲劇の精神


レッド・ツェッペリンのアルバムには完成度が充ちている。レッドツェッペリンは結成から解散までの10年程度の期間に9枚のスタジオアルバムを残している。ドラマーのジョン・ボーナムの死によってバンドは解散することになった。各アルバムにはそれぞれの完成度が充ちている。そこにはそれぞれの異なった世界観がある。一枚のアルバムの中に芸術的な世界像を収めることに成功している。レッドツェッペリンは、ロックという音楽のジャンルによって統覚的な世界像を構築することにずっと拘り続けたバンドだったのだ。そしてその試みは見事に完成している。これ程完全主義を貫き通したバンドも珍しい。キープレイヤーのジミー・ペイジがバンドを解散させたのは、その完全主義を貫き通すためである。
レッド・ツェッペリンという最高のロック・バンドによる最高の名曲について。

白取特急検車場【闘病バージョン】:「ガロ的編集道」って


自分は長井勝一「ガロ」編集長に叩き上げられ、ガロ的な「編集道」で鍛えられた「ガロ者」ではある。んでガロ的な編集道というのは何かというと、
↑なかなか商業・商売とは結びつかない、ガロ的な漫画について。

あんとに庵◆備忘録:『クライマーズ・ハイ』横山 秀夫


なにか世間を揺るがすような大きな事件が起きた時、その時なにをしていたのか記憶している人は多いだろう。この事故もそういう「大きな事件」の一つだった。わたくしは当時或るギョーカイ誌に漫画を描く仕事をしていた。まだ学生だったが、その雑誌の編集者に「描いてみなよ」といわれてはじめた仕事だった。何故かファンもぼちぼちといて、そのファンの一人が「コミケに同人誌を出そうよ」といってきたので協力する羽目になった。で、彼女のマンションで缶詰めになりながらその作業を徹夜でやっていた。ふと作業が煮詰まったので深夜のテレビでもやっていないかとつけた画面にいきなりおびただしい名前の羅列が飛び込んできた。延々と呼び上げられる名前。なにが起きたのか判らないが何か尋常じゃないことが起きたのだけは判った。
↑あまりにも有名な航空機事故を描いた小説とその感想。

特撮の理不尽な点を強引に解釈するスレまとめサイト


このサイトは特撮を観ていて不思議に感じたことを質問し、優しく知識あふれる方々が納得のいく解釈を与えてくださった事をまとめたサイトです。
↑なかなかうまくまとまっています。viaあけてくれ日記(ブログ名長いので一部略)

サヨナナ:昔の有名な個人サイトの管理人って


5年くらい前までは、読者が自分の好きなサイトに対する「帰属意識」みたいなのを持ってた気がするのね。お気に入り(ネスケでいうBookmark)の上位にいつもあって、更新を楽しみに何度も来訪して、場合によっては管理人さんにメールしたりBBS書き込んだり、なんかそういう関係性が強かった気がするんです。でも今は、なんというか「みんなが見に行ってる記事を読む」ってところに終始してて、面白いエントリを読んだからと言ってそのサイト自体のブックマークはしない、というようなデジタルな付き合い方になってる気がするんです。だってそこの管理人さんがまた面白いことを書いたら皆が見に行くに決まってるから。皆が注目してるものだけチェックしておけば大変効率よく満足が獲得できますよね。
↑もうネット界はここ10年ぐらい人材不足にあえいでいます。嘘ですが。

ドライブ情報満載! MOCONET:全国道の駅自慢


ドライブ途中で気軽に立ち寄れ、運転の疲れを癒やすことができる道の駅。でも休憩だけじゃもったいない!
↑毎月面白い「道の駅」の情報を提供しているみたいです。

出版屋の仕事:業界掲示


出版の人の集まりに行って、面白いことを教わった。彼ら出版の人(私もそうだが)にとって、「朝日新聞は、ニュースを読むための新聞ではない」らしい。
朝日新聞の一面下段の出版社広告は何のためにあるのか、という話。

腰痛日記@川崎追分町(旧・読書日記@川崎追分町):キャラクターに憑り付かれた漫画家 福谷たかし「レジェンド どくだみ荘伝説」(青林工藝舎


読了。収録されている「どくだみ荘」自体は、バロックな過剰さもなく、「安心できる大衆娯楽作品」で、正直つまらなかった。それよりも、巻末の「福谷たかし年譜」が読みごたえがあった。それは、本来「ガロ系」の暗い作品への志向があった作家が、タマタマ開き直って書いた「娯楽作品」が、大化けして読者の共感を得てしまい、その作品に憑依されてしまった人生だ。
↑『独身アパートどくだみ荘』って全42巻もあったということに驚いた。

欲望渦巻く『布団』:あわてると電卓の電源がはいりません、ほどにあがり症です


妹の通う病院には顔が8割方ロシアのおばさんがいるそうです、ロシアさんは注射がヘタッピで、妹は毎回腕に青痣をつけて帰ってきます、両腕青痣で、どう見たってディープな人に見えます、妹はお買い物に行く以外はわりとおでこにチョンマゲとかしてサンダルをはくような、今風ヒッピースタイルなので、ディープな人と間違われてもしょうがないと思います、でも気持ちの優しい子なんです(すりガラス越しの言い訳)
↑妹の話ですが、これで全文です。

★WINTER WONDERLAND★:『復活の日


それでも、ジャニス・慰安、じゃなかったジャニス・イアンがテーマ曲の「ユー・アー・ラブ」を歌い始めると、何でも許せるような気になってしまうから、角川映画ファン&洋楽ファンは困ったものです。
↑あらすじ読みながら泣いてしまった。もう一度読みたい小説の筆頭に置いてもいいかも知れない。

韻化辞典


フリースタイル信じてたら韻化辞典は禁じ手
↑韻を踏む語を勝手に選んでくれます。楽しかったり何これと思ったり。

レディーでも気狂いウサギでもかまわないよ:叙述トリックについて考えてみた(なるたけ簡潔を志します版)


通常のトリックは作中人物である犯人が作中人物である探偵に対し仕掛けるものであり、作品内トリックと言える。それに対し叙述トリックは作品外の存在である作者が作品外の存在である読者に対して仕掛けるものであり、作品外トリックと言える。作中人物にとっては作品がどのように描写されているかは知り得ないし、それが作品内に影響を及ぼすわけでもないので、叙述トリックは作中人物にとっては存在すらしない。しかし何故叙述トリックが必要とされるのか。
↑要するに作者が嘘書いている小説のこと、と非ミステリー・ファンは思っていればいいのでは。

あんとに庵◆備忘録:デザイン業界ピンチ


どうりでイラスト関係の仕事も減ってるわけだな。回りの同業者がみんな嘆いている。なんせコストダウン化で真っ先に切られる部門だもんよ。友人のデザイナーもフリーの写真とか使ってるからな。イラストレーターや写真家に新たに発注する予算がないみたいだし。
↑コストダウンにも程があるというか、ぼちぼち考える時期に来てもいいような気がします。

★WINTER WONDERLAND★:小松左京ブーム


小松左京の近辺が騒がしくなってきました。 日経新聞に「私の履歴書」が連載され、日本SF界の草創期を支えた巨人としての存在を見せつける一方で、1973年の大ベストセラー(400万部!)『日本沈没』が草磲くんたちの出演で再映画化されてこの夏大ヒット中。さらには33年ぶりの続編『日本沈没 第二部』まで出版に漕ぎつけ、古いファンたちを喜ばせています。
↑映画のほうははっきり言って大ヒットでした。

路傍のピクニック:実家へ行ってみたら、4,5年間行方不明になっていた『別冊宝島 怪獣学入門』(92年)が見つかる。


切通理作氏の市川森一論では、市川氏がカトリックキリスト教徒であることを初めて知る。そういえば市川脚本のウルトラマンはある意味特殊だった。彼がメインライターを務めた『ウルトラマンA』はキリスト教的倫理観に彩られており、『A』の最終回は今にして思うと、デビッド・フィンチャー監督の『セブン』の結末によく似ている。
↑この本、今でもどこかで手に入るんだろうか。

あんとに庵◆備忘録:ルイス・バラガン


世界遺産になっているらしい。びっくりした。モダニズム建築の中でもかなり大胆な量と質。色彩をもちいた建築家だけど、シンプルな家がカッコいいのである。
↑確かに時代を超えたカッコよさを感じます。ていうか、ポストモダンでないところがレトロ。