ブックマーク・RSSから(2006/10/10)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。
ミラーサイトとのアクセスバランスがあまりよくないので、元ネタリンクしていただけるようなら以下のところにお願いします。
愛・蔵太の少し調べて書くblog(今のところ、あちらのほうをこちらより少し早く更新するようにしています)


天漢日乗奈良県ユネスコに無届けのまま世界遺産ゾーン内での「平城遷都1300年記念事業」プロジェクトを進行中 ユネスコに喧嘩売る気?


先ほど、miskijさんからコメントを頂いたので知ったのだが、なんと奈良県世界遺産である平城宮跡で「平城遷都1300年記念事業」を開催するのに、ユネスコに事前許可を得てないことが判明した。どうなってるの?
ユネスコというのは世界遺産を決めている組織だったりします。で、「古都奈良の文化財」は世界遺産です。

愛と苦悩の日記:やはりアフィリエイトが儲からなくなるのは時間の問題


先日の記事「アフィリエイトが儲からなくなるのは時間の問題」に「enchanting an air of joyous bliss」というブログから賛同のトラックバックを頂いたのだが、この記事については、あきれるほど面白いことがあった。
↑「アフィリエイト」と「儲」の字に反応して、無駄トラックバックを送るシステムに呆れる。

依存症の独り言:人権団体の立場と暴力団の威力:解同幹部の犯罪


皆さんは、東日本よりも西日本の方が、ゼネコン(大手建設会社)の見積もりが3〜5%高いのをご存知だろうか。なぜか? 理由は「近隣対策費」である。「近隣対策費」は本来、工事によって生じる現場周辺住民の日照問題や営業損失に対する補償であり、これは西も東も同じである。ところが、西日本には、通常の周辺住民対策や地域対策とは違う補償費が必要なのである。それは暴力団対策費である。
↑関西のNPO法人理事長の犯罪について。

忘却界抄:今夏はアニメ映画見過ぎて疲れた(『桃太郎 海の神兵』)


日本のアニメーション史に名高い本作品。手塚治虫が戦争中に見ていたく感動した、とは聞いていた。たしかに、こんなアニメを戦争末期に見たらびっくりするだろう。フルアニメーションで動く動く。動物たちののびやかな動き、踊り、流れていく帽子をおっかける動物たちのアクション、もう日本のアニメはれっきとした作品を作るところまできているというのが分かる。
↑戦争中に作られた日本のアニメ『桃太郎 海の神兵』に関する感想。

新・読前読後:貶さないことの徳(『シネマ今昔問答・望郷篇』)


本書後半では、「麻雀放浪記」以後監督として映画に関わるようになってからの、それぞれの監督作品での苦労話や、監督を体験してからの映画に対する態度の変化など、興味深い話ばかりで前半の停滞にくらべ一気に読める。ショックだったのは、「麻雀放浪記」で高品格さんが演じた出目徳の挿話。出目徳は高品さん以外いないと出演交渉したところ、心臓手術をしたばかりで坂道を転がることができないと断られたという。この場面はロングショットで代役でやると説得して、ようやく出演に応じたというのだ。
和田誠の映画談義『シネマ今昔問答・望郷篇』に関する感想。

新・読前読後:戦後30年と60年の時差


小林信彦さんは前掲書のなかでこの作品について、「1972年(昭和47年)に、この着想は少々きつい」「「あゝ声なき友」という題名は、当時としても大アナクロニズム」「実にまじめで、悪い映画ではない。しかし、映画も、渥美清も、魅力がない」「1955年(昭和30年)ごろに終る〈戦後〉の話を、1972年4月に封切るのは、ずれた感じをあたえる」とかなり辛辣な言葉で批判する。もちろんいまはさらにそこから30年以上経って、戦後云々というのはいっそう議論にならない。しかし逆に、「アナクロニズム」「ずれ」という感覚から超越して作品自体を評することのできる時期になっているという言い方も可能なのではあるまいか。その観点で虚心に見れば、たしかに渥美清は見せ場がなく能力を発揮したとは言えないかもしれないが、映画としては戦争の意味を考えるうえで(言い方は好きではないが、「反戦映画」として)とても面白いものだった。DVDに保存する価値のある映画である。
渥美清の映画『あゝ声なき友』の感想を、小林信彦『おかしな男 渥美清』の意見と併せて語る。

モノーキー:バカをやるのに古典芸能を引くというのを発見した人は凄い。


クラシック音楽とか遥か昔の話』と『巨大ロボットとか荒唐無稽な設定の話』の相性が最高だってのを見つけたエヴァは凄いと思う。
↑神話とか古典からネタ拾ってバカな話をやる、という発想の使える具合について。

博物士:塩野七生ルネサンスとは何であったのか』


さて本書について。冒頭のカラー口絵に「ルネサンス人一覧」という図が載っています。通説的な歴史観に染まっていると,この表を見た瞬間に驚愕します。なんと,ダンテが登場するのは6番目。すなわち「ダンテが『神曲』を著したことでルネサンスの始まりが告げられた」という価値観から自由なのです。かかる位置づけに驚ける人にとっては,実に興味深い本でしょう(言い換えると,伝統的な歴史観を持っていなければ凡百の書物に過ぎないと感じられるであろうもの)。で,代わりにルネサンスの始祖として置かれるのは聖フランチェスコ(Francesco d'Assisi, 1181?-1226),そして,フリードリッヒ2世(Friedrich II, 1194-1250)。ここでまたびっくり。だって宗教家と政治家ですよ! どうして!?
↑「塩野の著作は色々読んだけれど,これが今のところ最高傑作だと思う」だそうです。

無言の日記−五月の庭:情報収集の方法がわからないという悩み


ちょっと前まで実家に帰省していたのですが、そこにはインターネット環境がなく、テレビばかりみていました。そこで私は普段ほぼ全く見ないテレビの面白さを久々に実感しました。まず、ある日みていたイブニング・ニュースのひとつの特集が、私の興味からは大きく外れながらも、とても面白く思えたのです。家に帰ってさっそくグーグル先生に聞いてみたところ、そのニュース番組の特集がほぼ抜け漏れなく存在していたのでのっけます。ほい。
↑インターネットから離れてたまたま見たTVで、自分の面白いと思うことについて確認した人。

a day in the life of a vinyl junky:本日のひとりごと(「だいすき!マウス」)


 本日紹介されたのは「角砂糖」。昔は作るのが大変だった角砂糖も、今では工場で生産されています、て趣旨の内容なんですが、凄かったのはその昔のエピソード。
↑「血ぞめの角砂糖」のエピソードが語られるドイツ産の教育番組に、それはないだろう、と思ったという話。