『女流作家』『新幹線不思議読本』『新教養主義宣言』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年4月あたり)。

★『女流作家』(円地文子/著 瀬戸内寂聴/著 佐藤愛子/著 田辺聖子/著/日本経済新聞出版社/1,365円)【→bk1】【→amazon
結婚、生活、文学…女性が生きた昭和史。小説家への道と、女性の自立と。いずれ劣らぬ華麗な文学遍歴からは、昭和という時代、特に戦争を生き抜いた日本人女性のたくましさも垣間見えてくる。

新幹線不思議読本 (朝日文庫 う 14-1)

新幹線不思議読本 (朝日文庫 う 14-1)

★『新幹線不思議読本』(梅原 淳 著/朝日新聞社/840円)【→bk1】【→amazon
新幹線はどこまで速く走れるの?線路に積もる雪はどうしているの?新幹線のトイレってどういう仕組み?―そんな多種多様な謎と不思議を一挙に解明!さらに、メンテナンスや総合指令所、技術開発部の仕組みも収録。新幹線には乗るだけという人から、鉄道ファンの人まで楽しめる一冊。
新教養主義宣言 (河出文庫)

新教養主義宣言 (河出文庫)

★『新教養主義宣言』(山形浩生/著/河出書房新社/798円)【→bk1】【→amazon
「日本的四畳半ウサギ小屋的せまさ」に行き詰まっている現実も、ちょっと物の見方を変えれば可能性に満ちている。文化、経済、情報、社会、あらゆる分野をまたにかけて、でかい態度にリリシズムをひそませた明晰な日本語で、いま必要な新たなる“教養”を読者の脳裏にたたき込む。二十一世紀の日本人必読の書。