『FBI潜入捜査官 マフィアを騙してゴッドファーザーになった男』『悪魔聖誕 デビルマンの悪魔学』『半七捕物帳お江戸歩き』『観光コースでない東京 『江戸』と『明治』と『戦争』と』『ラフカディオ・ハーンのアメリカ時代』『明治の結婚小説』

本日の読みたい本・おすすめ版（2004年9月あたり）。

FBI潜入捜査官―マフィアを騙してゴッドファーザーになった男

★『FBI潜入捜査官　マフィアを騙してゴッドファーザーになった男』(D.リー・ジェイコブズ/バジリコ/2000円)【→amazon】
15年以上にわたり潜入を続け、マフィアの信頼を勝ち取り、縄張りと手下を持つゴッドファーザーにまでのぼりつめたエド・ロッブ。200人以上も刑務所に送り込んだFBI史上最高の潜入捜査官と称された男の伝説。

悪魔聖誕―デビルマンの悪魔学

★『悪魔聖誕　デビルマンの悪魔学』(永井豪原/ジャイブ/2800円)【→amazon】
悪魔はどのようにして、なぜ誕生したのか。そのルーツ、名称、変遷、分岐、各宗教における悪魔同士の関係性等を総合的に詳述。「デビルマン」などを窓口に、悪魔の世界歴史を紐解く。永井豪の描き下ろしイラストも掲載。

半七捕物帳 お江戸歩き

★『半七捕物帳お江戸歩き』(岡田喜一郎/河出書房新社/1600円)【→amazon】
岡本綺堂の名作「半七捕物帳」に登場するさまざまなゆかりの場所、事件の現場、その周辺の名所旧跡・神社仏閣をめぐる江戸東京散歩エッセイ。地図・図版・写真を多数収載。

観光コースでない東京―「江戸」と「明治」と「戦争」と

★『観光コースでない東京　『江戸』と『明治』と『戦争』と』(轡田隆史文/高文研/1400円)【→amazon】
観光コースなどにはならない、こんな東京を知っていますか? 元朝日新聞のベテラン記者のTV解説者が、軽快な文章にのせて、今も東京に息づく「歴史」の現場へと案内する。99年刊の新版。

ラフカディオ・ハーンのアメリカ時代 (MINERVA歴史・文化ライブラリー)

★『ラフカディオ・ハーンのアメリカ時代』(E.L.ティンカー/ミネルヴァ書房/4000円)【→amazon】
小泉八雲として知られるハーンは、来日以前どのような生活を送ってきたのか。少年期から来日に至るまでのアメリカ時代を、ハーンの書簡、執筆記事、関係者の談話など貴重な資料を駆使して、詳細に生き生きと描き出す。

明治の結婚小説

★『明治の結婚小説』(上田博編/おうふう/2000円)【→amazon】
新しい恋愛技術の時代に小説は手軽な結婚手引書だった。坪内逍遥「細君」から木下杢太郎「霊岸島の自殺」まで、14の名作に見る明治の結婚事情を作品と共に紹介する。