『風呂とペチカ ロシアの民衆文化』『『平凡』の時代 1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』『つげ義春を読む』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年5月あたり)。

風呂とペチカ―ロシアの民衆文化

風呂とペチカ―ロシアの民衆文化

★『風呂とペチカ ロシアの民衆文化』(リピンスカヤ/編 斎藤君子/訳/群像社/2,415円)【→amazon
ロシア式蒸風呂の知られざる世界、その利用法と歴史、民間療法から風呂にまつわる妖怪や伝統儀式までを紹介する日本初の本格的ロシア風呂案内。
『平凡』の時代―1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち

『平凡』の時代―1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち

★『『平凡』の時代 1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(阪本博志/著/昭和堂/2,625円)【→amazon
第1章 『平凡』の時代とは第2章 誕生から躍進期まで(文芸娯楽誌から大衆娯楽誌へ;躍進期のメディア・タイアップ展開;送り手たちの群像)第3章 休刊にいたる途(大衆娯楽誌からアイドル誌へ;平凡の休刊をめぐって)第4章 『平凡』の時代の若者たち(躍進期『平凡』の読者像;読者組織「平凡友の会」の人びと)第5章 もうひとつの戦後社会論に向けて
つげ義春を読む

つげ義春を読む

★『つげ義春を読む』(清水正/著/現代書館/2,940円)【→amazon
人と人の日常性を独自な世界で描写するつげ漫画の深層にひとコマひとコマ肉迫する異色の漫画論。

読みたい本・次点(今日から「おすすめ版」の候補作も名前だけ挙げておきます)。
『水木サンの猫』(水木しげる/著/講談社/788円)
『役にたたない日々』(佐野洋子/著/朝日新聞出版/1,575円)
『ヨコモレ通信』(辛酸なめ子/著/文芸春秋/550円)
『文武とチャーチル 日英文化の架け橋となりて』(江川淑夫/著/清流出版/1,680円)
『源氏物語と江戸文化 可視化される雅俗』(小嶋菜温子/編 小峯和明/編 渡辺憲司/編/森話社/7,875円)
『現代世界の女性リーダーたち 世界を駆け抜けた11人』(石井貫太郎/編著/ミネルヴァ書房/3,360円)
『求道学舎再生 集合住宅に甦った武田五一の大正建築』(近角【ヨウ】子/著/学芸出版社/2,520円)
『海外の「日本語学習熱」と日本』(嶋津拓/著/三元社/2,520円)
『ヨーロッパの民族対立と共生』(坂井一成/著/芦書房/2,940円)
『レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー』(飯野由里子/著/生活書院/2,310円)
『ロバート・リンド アメリカ文化の内省的批判者』(園部雅久/著/東信堂/1,890円)
『伏流する古代』(西村亨/著/大修館書店/2,310円)
『フランス人が日本人によく聞く100の質問』(福井芳男/著 中井珠子/著/三修社/2,310円)
『「ハムレット」が好きな人のための音楽』(川島由夫/著/新生出版/1,575円)
『人が学ぶ昆虫の知恵』(普後一/著/東京農工大学出版会/1,470円)
『ニーチェ 同時代への闘争者』(ルドルフ・シュタイナー/著 西川隆範/訳/アルテ/2,100円)
『風呂場(バスルーム)で読むドストエフスキー』(長屋恵一/著/響文社/1,680円)
『ぼくはものぐさバードウォッチャー』(サイモン・バーンズ/著 鳥見真生/訳/柏艪舎/1,500円)
『街と駅80年の情景 東急電鉄記録写真 東横線・池上線・大井町線80周年記念フォトブック』(関田克孝/監修/東急エージェンシー出版部/1,680円)
『港町の近代 門司・小樽・横浜・函館を読む』(岡本哲志/著 日本の港町研究会/著/学芸出版社/2,310円)
『もし大作曲家と友だちになれたら… 続』(スティーブン・イッサーリス/著 板倉克子/訳/音楽之友社/2,940円)
『徳富蘆花とトルストイ 日露文学交流の足跡』(阿部軍治/著/彩流社/3,675円)
『徒然草が面白いほどわかる本 「いかに生きるか」を探求した名作の真髄が一冊でわかる!』(土屋博映/著/中経出版/1,680円)
『鉄の時代史』(佐々木稔/著/雄山閣/3,780円)


読みたい非オルタナ系
『マーケティングカフェ ビジネスは、こんなふうに始まる。』(岸孝博/著/PHP研究所/560円)
『ユダヤ・マネー なぜ彼らは世界経済を動かし続けるのか』(灘耕太郎/著/あっぷる出版社/1,575円)
『ブックオフと出版業界 ブックオフ・ビジネスの実像』(小田光雄/著/論創社/2,100円)