『マルコムＸ 人権への闘い』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介（当分）。
　

マルコムX (岩波新書)

★『マルコムＸ　人権への闘い』(荒このみ/岩波書店/978円)【→amazon】
アメリカの「ネイション・オブ・イスラム」の伝道師として熱烈な説教で人気があったマルコムX。彼はキング牧師の「公民権運動」を批判しつつ、より普遍的な人権の獲得を主張して、一九五〇~六〇年代黒人運動の指導者として活躍した。その生涯と言説をたどり、誤解・歪曲されることの多かった言動を分析して、実像を明らかにする。
　

ロココの世界―十八世紀のフランス

★『ロココの世界―十八世紀のフランス』(マックス・フォン・ベーン/三修社/3045円)【→amazon】
回想録や書簡。旅行記などを巧みに用い、18世紀のフランスを生き生きと描く。政治・経済から王族や貴族の生活、市民の日常、芸術、料理、ファッション等の幅広いテーマを明快に記述。理想社70年刊「ロココ」改題増補改訂。
　

小川宏の面白交友録

★『小川宏の面白交友録』(小川宏/清流出版/2100円)【→amazon】
昭和を代表する有名人との交流秘話と懐かしの写真を満載。