『モスクワの孤独 「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
モスクワの孤独―「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア
- 作者: 米田綱路
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 2010/02/01
- メディア: 単行本
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痛ましいまでに真摯に生きたソヴェト・ロシアの知識人たちの肖像。偉大な少数派たちの壮大な人間ドラマ。
- 作者: エマニュエルレヴィナス,Emmanuel L´evinas,合田正人
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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倫理的関係と解された人間同士の関係をどう解明するか。レヴィナス思想の中核に息づく問題点を三つの概念、死・時間・神を通して展開を試みる。レヴィナスのソルボンヌ大学における最終年度の講義録。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本
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ワーキングプア、無縁社会、孤独死、引きこもり、自殺者年間3万人超など、気がつけば世界はとてつもなく残酷。だが、「やればできる」という自己啓発では、この残酷な世界を生き延びることはできない。必要なのは、「やってもできない」という事実を受け入れ、それでも幸福を手に入れる、新しい成功哲学である。
- 作者: 今村純子
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 単行本
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本書では、美学・詩学の視点からヴェイユの思想を体系的に論じ、その真髄を明らかにする。自らの「工場生活の経験」(1934‐35年)を遠景にもちつつ発語された「労働者に必要なのは、パンでもバターでもなく、美であり、詩である」というヴェイユの言葉は、社会科学と美学・詩学との連続性を問うものであり、本書は、「見える世界」が極度に重んじられる現代にあって、「見えない世界」が根をもってはじめて「見える世界」が豊かに花開くことを提示する。
- 作者: ポール・リクール,久米博
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
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ポール・リクールの「倫理への回帰」を示す思索。ハイデガーやアーレントの発する「誰が」の問いに答えるべく「自己の解釈学」を3つの段階によって構築し、自己の中心に他者が現前することを明らかにする。