『非人間的なもの−時間についての講話−新装版』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

非人間的なもの―時間についての講話 (叢書・ウニベルシタス)

非人間的なもの―時間についての講話 (叢書・ウニベルシタス)

★『非人間的なもの−時間についての講話−新装版』(ジャン=フランソワ・リオタール/法政大学出版局/3675円)【→amazon
「非人間的なもの」とは何か。それは人間主義が張り巡らした陰謀の網を突き破って、「人間」なるものの姿を描き出す制度をすりぬける営み、とする観点から人間の他者性や時間性を論じ、絵画や音楽を語った晩年の講演集。
 
法然行伝 (ちくま文庫)

法然行伝 (ちくま文庫)

★『法然行伝』(中里介山/筑摩書房/861円)【→amazon
時代小説の古典『大菩薩峠』。著者・中里介山はこの作品を大衆小説ではなく「大乗小説」であると呼んだように、仏教思想にその立脚点を置く作品であった。介山がキリスト教社会主義を経てたどり着いた仏教、とりわけ法然の浄土仏教が安心の場所となった。介山が最も魅かれた法然の生涯を、誕生、幼時、修行、入信、立宗・布教、迫害、死およびその後の法脈までたどった評伝。法然熊谷直実の交流を描いた名作『黒谷夜話』を併録。
 
江戸時代の名産品と商標

江戸時代の名産品と商標

★『江戸時代の名産品と商標』(江戸遺跡研究会/編/吉川弘文館/7650円)→amazon
江戸時代の名産品や商標はどう生まれ、普及したのか。様々な品をとりあげ、売る側の戦略と消費する側の満足度、ブランド志向で生まれたコピー商品を検証。モノと名の広がりと評価から「名産品」誕生の実態を解明する。
 
憧れのハワイ―日本人のハワイ観

憧れのハワイ―日本人のハワイ観

★『憧れのハワイ−日本人のハワイ観−』(矢口祐人/中央公論新社/2100円)→amazon
「遠い島」か、「気軽な場所」か。あなたにとってハワイとは?ハワイが日本人の観光地として定番化する道のりを、戦前・戦中・戦後を通して一望する。
 
関東戦国史と御館の乱 ?上杉景虎・敗北の歴史的意味とは? (歴史新書y)

関東戦国史と御館の乱 ?上杉景虎・敗北の歴史的意味とは? (歴史新書y)

★『関東戦国史御館の乱上杉景虎・敗北の歴史的意味とは?−』(伊東潤・乃至政彦/洋泉社/903円)→amazon
一五七八年(天正六)、上杉謙信の死により勃発した「御館の乱」は、東国の大名が天下取りの趨勢から大幅な後退を余儀なくされた戦国史上の大事件だった。