2004-09-16から1日間の記事一覧

樋口一葉の「手紙の書きかた」本

『通俗書簡文』は博文館が「日用百科全書」シリーズの第12編として出版した定期刊行全書であるが、この本がなぜ重要かというと、樋口一葉が生前に出した唯一の単行本であったからだ。 一葉24歳の明治29年5月25日に出版されたが、このときすでに病状…