「ゲームをやると自閉症になる」と言ったという噂の森昭雄氏に関するあれこれ
↓これは以下の日記の続きです
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050306#p2
その後、この話のきっかけとなった2つのサイトにまた意見が出ていたのでご紹介。
↓趣味の範囲 /『ゲーム脳講演会顛末記』の顛末
http://members.jcom.home.ne.jp/take-yabu/asobi24.html
−−−竹薮はもちろんハッキリ聞いたのだ。それはまちがいない。自閉症児の親として、聞き捨てならない発言だった。文脈は片岡直樹氏のテレビで自閉症にそっくりの症状になるという説(片岡氏の名前をだしたかどうかは記憶がないが)にふれ、それにつづけてゲームも同様だと論を展開したのは顛末に書いた通りだ。−−−
だが、問題はそこにないのだ。
↓『潮』に森教授/他ゲーム脳関連
http://allabout.co.jp/game/gamenews/closeup/CU20050310A/index2.htm
森教授と竹薮さん、どちらが本当のことを言っているのか?
私が思うに、もし森教授が「ゲームで自閉症になる」と言っていないとするなら、講演で片岡教授の説を紹介したことや、「自閉症の改善にはお手玉が有効だったことがある」と言っていたことと、整合性がとれないと思うのですが。
実際に森昭雄氏の講演を聞いたわけでもない俺のほうでは、これらの意見につけくわえたり反論したりすることはできません(する要素に欠けています)。
次に何か言うとしたら、別の場所で森昭雄氏が「ゲーム脳と自閉症の関連」について言及したり、その「言った・言わない」みたいな証拠を、「竹薮」さん以外の人が何か持ってきたりしたときでしょうか。
「人権」をめぐる国連と日本政府の話の続き
↓これは以下の日記の続きです
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050308#p1
→「若隠居の徒然日記」←の人からご指摘があったのでご紹介しておきます。
→若隠居の徒然日記:人権擁護法案が出てきた背景
つまりですな。
差別撤廃委員会のおっしゃることには、突っ込みを入れて、「おたくの言うてはることはちょっとちゃいまんねん、うちはうちでとっくにちゃんとやってまんねん」と、とりあえず言っておいたわけです。(ここまでが、愛・蔵太さんご指摘の部分)
しかし、そののちに、「そない言うても、おたくの言わはることも分からんことはないし、差別撤廃そのものは大変結構なことでもある。うちとしても差別撤廃に向けてがんばってまんねん」というわけで、人権擁護審議会の話を持ち出したわけですな。
おそらく、人権擁護法案で人権委員会の権限が非常に強化されているように見えるのは、このあたりの文言の影響ではないかなと思います。
いささか誤読・誤誘導してたのは俺のほうですか。まぁとりあえず、元テキストを読んでみてください、と言っておきます。
ニューヨークタイムズ紙にマツケンのことを書いた「NORIMITSU ONISHI」という人は、もっとすごい人らしい
↓これは以下の日記の続きです
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050310#p1
→「地獄変00」←の人のテキストを見たら、追加でこんなことが書いてありました。
→産経Webの「世界も注目、マツケンサンバ」にツッコミ!:地獄変00
ちなみにNYタイムズの記事を書いたNORIMITSU ONISHI氏は2ちゃんねるのひろゆきのことをNYタイムズに書いた人でもあります。NYタイムズの日本バッシング記事は大抵この人が書いているとの情報もあり。歪んだ日本報道はお手のもの?
→マスメディアの「テロリズム」No.3 (9)
→依頼事項8
→クォリティ・ペーパー
NYタイムズでマツケンサンバ記事を書いたNORIMITSU ONISHI氏関連のリンク
俺も思いだしたよ、NORIMITSU ONISHI記者って俺の日記ではイラク人質事件のときに言及してました。
→今回の「イラクでの邦人人質事件」を海外メディアはどう伝えたかに関する、ざっとしたリンク
2004年4月23日
THE STRUGGLE FOR IRAQ: THE HOSTAGES; Freed From Captivity in Iraq, Japanese Return to More Pain By NORIMITSU ONISHI (NYT) 1501 words
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F00B10FF3E5E0C708EDDAD0894DC404482
↓翻訳はここらへん
http://blog.melma.com/00054399/20040501200023
だいたいこの、Los Angels TimesとThe New York Timesの記事が、「人質バッシング」に対して否定的なマスコミの「海外ではこのように報道されている」という元ネタになっているようです。
NORIMITSU ONISHI(ノリミツ・オオニシ=大西哲光)…なかなかやる記者です。
そこで、これ。
→クォリティ・ペーパー
上記のようなマッチポンプはデフォですから憶えておきましょう。海外のクオリティ・ペーパーに書いてあると電波記事でもなんとなく、ありがたみが感じられてしまう人もいるものです。
皆さんも覚えておいてください。「また朝日/大西/NYT/共同か!」というわけですね。