日垣隆と女子高生

日垣隆のサイトはこちら
http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/
けっこう充実してます。
↓で、俺が見て気になったのはこのテキスト。「中高生にインターネットで調べる課題を出すな」って奴ですが
http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/rensai/haradachi2.html
なんかいい人だなぁ、日垣さんは。毒舌っぽいですが。しかしこんなこと書くと他の女子高生(のフリをした男子高生)も真似しちゃいそうな気がする。
それはともかく、どこが気になったのかというと、やはり出版社側の事情で「品切れ重版未定」扱いになっている本(テキスト)は、重版が決まって品切れじゃなくなるまで、自分のサイトで公開してもいいんじゃないの、ということがまず一つ。ただ、『「松代大本営」の真実』という本に1000万円もかけた、ということなら、無料で読めるようなサイトでの公開ではなく、有料のメールで配布してもいいかな、と思った。
あと、人間が興味を持つことについては限りがあるので、「松代大本営」に興味を示さない女子高生その他がインターネットのテキストを丸写しにするのは仕方ないと思う(その点での教師の、課題の出しかたに対する「怠惰」の指摘はごもっともですが)とはいえ、「中高生にインターネットだけで何かを調べてレポートさせるような課題を出さない」ことで充分なのか、という点が二つめ。
俺としては今の時代の生徒に必要な能力は、「先生(あるいは質問に回答能力のある人間)にどんな質問をしてやったらいいのか」という、疑問・問題点を自分で見つける能力なんじゃなかろうか。まぁ、2ちゃんねるでどんなスレッドを立てたら食いつきがいいか、みたいなもんですね。
要するに、アラジンの魔法のランプだったら「命令されるよりするほうがずっと難しい」というような世の中に、もうずっと前からなっているわけです。
(ひょっとして続くかも)