集団レイプする人はまだ元気がある 自民・太田議員発言(朝日新聞)

↓本当は何て言ったのか、気になるメモ・その2
http://www.asahi.com/national/update/0626/044.html


 自民党衆院議員の太田誠一行政改革推進本部長(元総務庁長官)が26日、鹿児島市内で開かれた公開討論会で、早大サークルの強姦(ごうかん)事件が話題になった際に「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか」と発言した。

 全国私立幼稚園連合会九州地区会の公開討論会で、少子化問題や青少年の残虐な犯罪が増えていることが話題になった。

 太田氏は「プロポーズする勇気のない人が多くなっている」と発言。司会役の評論家・田原総一朗氏が「プロポーズができないから、集団レイプをするのか」と質問すると、太田氏が「まだ元気があるからいい」と述べたうえで、「そんなことを言っちゃ、怒られるけど」と述べた。

 太田氏は討論会後、記者団に「『レイプは重大な犯罪であり、従来以上に厳しく罰するべきだ』と言おうとしたが、タイミングがなかったことが残念だ。男性が配偶者を求める覇気に欠けている。それほど強く異性を求めているのであれば、きちんと結婚する相手を求めるべきだ、ということを言いたかった」と説明した。 (06/26 23:22)

産経新聞はこう記述
http://www.sankei.co.jp/news/030627/morning/27na1003.htm

 自民党太田誠一総務庁長官は二十六日、鹿児島市内で開かれた少子化問題などをめぐる討論会で、早大生らが女子大生を集団暴行した事件について「集団レイプする人はまだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と発言した。
 太田氏は少子化の原因を議論する中で「(男性に)プロポーズできる勇気がない人が多くなっている」と指摘。司会者が「プロポーズできないから集団レイプする(のか)」と問い掛けたのに対し、「元気があるからいい」と応じた。

 太田氏は討論会後、記者団に「『レイプは重大な犯罪で従来以上に厳しく罰せられないといけない』という言葉を付け加えようとしたが、時間とタイミングがなかった」と釈明した。

毎日新聞はこう記述
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/880964/91be93c90bd88ea-0-2.html

 自民党行政改革推進本部長の太田誠一衆院議員(福岡3区)が26日、鹿児島市内での公開討論会で、早大サークルの集団レイプ事件が話題になった際「(集団レイプする人は)まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか」と発言した。
 関係者や太田氏によると、討論会で少子化問題や残虐な青少年犯罪の増加などが問題となり、太田氏は「男性にプロポーズする勇気がない人が多くなっている」と発言。司会を務めた評論家の田原総一朗さんが「プロポーズできないから、集団レイプするのか」と問うと、太田氏は「まだ元気があるからいい。そんなことを言っちゃ怒られるけど」と話した。

 公開討論会後、太田氏は毎日新聞の取材に「発言部分だけとらえれば、極めて軽率な発言と言われても仕方ない。『レイプというのは重大な犯罪で、厳しく罰されなければならない』と付け加えたかったが、話題が変わって口を挟めなかった。異性を求めるのならば、結婚相手を探すべきだ、と言いたかった」と語った。

 公開討論会全日本私立幼稚園連合会九州地区の主催で、会場には園児の父母ら約800人がいた。

毎日新聞6月26日] ( 2003-06-26-23:50 )

↓TBSのニュースではこう記述
http://news.tbs.co.jp/20030627/headline/tbs_headline774127.html

 自民党太田誠一総務庁長官が26日、公開討論会で集団レイプを肯定したと受け取られかねない趣旨の発言をしました。太田氏は非を認め、謝罪しましたが、女性議員の怒りはもちろん、小泉総理も強い調子で批判しました。

 集団レイプを容認するととられかねない発言。いったい、どういう経緯で このような発言が飛び出したのでしょうか。 26日、全国私立幼稚園連合会の公開討論会鹿児島市内のホテルで行われました。話題となったのは、少子化問題や青少年の犯罪の増加です。子育ての環境に関する評論家の田原総一朗氏からの質問に太田氏はこう答えます。
 
 「最終的な使命ですよね。子孫をつくって、自分の種族というのを維持していくというのは。おそらく、みんなのDNAの中には、どうしても子どもをつくりたいというふうなものは、衝動として、、本能として、あるはずなんだから・・・」(自民党太田誠一議員)
 
 さらに、太田氏はこう発言しました。
 「プロポーズすることができないから集団レイプをする?」(評論家、田原総一朗氏)
 「集団レイプをする人は、まだ元気があっていいんじゃないですかね。まだ正常に近い」(自民党太田誠一議員)
 「レイプをするのが正常?」(評論家、田原総一朗氏)
 「そう言っちゃ怒られるけどね」(自民党太田誠一議員)
 「橋本(聖子)さん、あんたの隣の人、無茶苦茶言っているよ。どう? こういう発言聞いて・・・」(評論家、田原総一朗氏)
 
 討論会では、この発言を問題視するような声は出ず、笑い声も出る和やかな雰囲気の中で終わりました。 しかし・・・、一夜明け、問題になっていた26日の発言。太田氏は次のように謝罪しました。
 
 「表現の誇張をしてしまった。国民を代表する国会議員としてですね、誠に不適切なことであったと。国民のみなさま方に対してのおわびを申し上げたいと思います」(自民党太田誠一議員)
 太田氏は、今後、レイプ犯罪の処罰厳格化に努めるなど、自らの行動で反省の意を証明したいとしています。

多分、最後の奴が一番当日の発言に近いんじゃないか、と。しかし田原総一朗氏、この文脈で「レイプ(集団レイプ)」という言葉を使いますかね。煽りすぎというか、大田誠一氏、煽られすぎ。